航海中に謎の少女、アピスを見つけた私達。
アピスは軍艦島から海軍に連れられていくところを逃げてきたのだと語る。
そのままにもするわけにもいかず、アピスにどうしたいか聞くと?
「私、軍艦島に帰りたい!」
この一言で私達は軍艦島に向かうことを決めたのでした。
sideユウダチ
軍艦島に向かうことが決まった私達は軍艦島へ向けて進路をとっていたの。
そしたら不意にハルナさんが立ち上がって外に出ていったっぽい。
その後続くようにナミも外に出ていく。
二人が外に出るとウソップがこんなことを言ってきたっぽい。
「おーい!後方に船が見えるぞ!ゲッ!なんてこった!ありゃ海軍の船だぜ!」
海軍!?どうして急に!
ナミとハルナさんも慌てて外を見る。
私も気になって外に出て確認する。
見てみるとそこには軍艦が数隻艦隊を組んで接近してきていたの!
「えぇっ!なによあれ!軍艦じゃないっぽい!?」
「ホントだわ、なんであんな艦隊がこんなところに……」
「もしかして、提督や私の首を狙いに来たのでは?」
と、ここでルフィ達もやって来たっぽい。
「なんだなんだ?どした?」
「提督、海軍の艦隊が接近しているんです!」
「おぉ、スッゲエ!オレ達の首を狙いに来たのか?」
「喜んでる場合じゃないわ!すぐに逃げるっぽい!」
私はロープを手に海の方へと走っていく。それ見てナミが慌てたように声をかけてきたっぽい。
「ちょっとユウダチ!なにするつもり!」
「決まってるでしょ!私が引っ張って海軍から距離を離すのよ!」
「そういうことでしたら私も協力するわ、ユウダチちゃん」
そう言ってくれたのはハルナさんだったっぽい。
「ありがとう、ハルナさん!じゃあ早速!」
私達は艤装をを展開して海に降りた。
「いけない!みんな!すぐに帆をたたんで!」
そうナミの声が聞こえるとすぐに船の帆が畳まれる。
それを確認すると私達は船にロープを括りつけて最大船速で走り出す。
しかし、走り始めてすぐにナミが声をかけてきたっぽい。
「お姉ちゃんにユウダチ!早く船に上がって!それとあんた達!急いで帆を張って南に傾けて!それとゾロとサンジくんは面舵一杯に進路をとって!」
帆を張るっぽい?なんでよ?
「ナミィ!いったいどういうことっぽい?」
私達は言われた通り船に上がりながら声をかけたの。
「風が来るのよ。とても強い風がね」
ナミがそう言うと声が聞こえてきたっぽい。
「おい、進路を南に変えたぞ」
ゾロがそう言った直後のこと……。
突如、突風が吹き荒れたっぽい。
「『風壁』っぽい!」
私は吹き飛ばされないように全員に風の壁を纏わせる。
風を受けた帆は力一杯船を押し進んでいく。
どんどん離れていく海軍の艦隊。
「うっほぉー!早ぇ早ぇッ!いい風だぁ!」
「見ろよルフィ!海軍のやつらどんどん離れてくぜ!ハハーンだ!ドンガメ野郎ぉぉい!」
「ユウダチ、さっきは助かったわ。皆に壁を張ってくれて」
「えぇ、ありがとう。ユウダチちゃん」
「えへへっぽい……」
そんなに褒められると照れるっぽい……。
と、そんなことをしていると風は弱まり次第に落ち着いていった。
そこでゾロがじっと難しそうな顔でなにかを考え込んでいたのっぽい!
「ゾロ?どうかしたっぽい?」
「……いや、気のせいならいいんだが…さっきからよ、この船。動いてなくねえか?」
「え?」
言われて私も帆を見る。
「ホントっぽい、帆が風を受けてないっぽい」
「あぁぁぁぁッッ!!」
ナミの悲鳴!?いったいどうしたの!
私が慌ててナミの所に行くと、ハルナさんがナミに理由を聞いていたっぽい。
「どうしたの?急にそんな大声だして……」
「しまった…カームベルトに入っちゃったぁ……」
「え!?なんですって!」
その言葉に私は首をかしげる。
「ねえ、カームベルトっていったい何?」
私の問いかけにハルナさんが答えてくれる。
「ユウダチちゃん。カームベルトというのは別名、凪の海域と言われているの」
「ナミの海域?」
「アホ!」
ルフィ、今はボケるところじゃないと思うわ……。
すると、船が小さく揺れた。
「なんだ?」
「地震か?」
「アンタ達!ぼさっとしてないで帆をたたんで船を漕いで!さっきに軌道に戻すの!」
「はーい!ナミさん!」
ナミの慌て様に首をかしげるルフィ達。私も同じく首をかしげる。
「何をそんなに慌ててんだ?こりゃ帆船だぞ」
「そうだよ、なんでわざわざ海軍の待ち受ける海域に戻るんだよ……」
『いいから早くやりなさい』
その声をあげたのは他でもないハルナさんだったっぽい…しかも副司令官モードの……。
「「「「「は、はい!只今!」」」」」
その言葉を聞いたルフィ達は足早に船を漕ぐ為に中に入って言ったの。
「ねえ、どうして船を漕ぐっぽい?私達が船を引けばいい話じゃないの?」
「何も知らないのね…いい?ユウダチ。私達が目指しているグランドラインは更に二本の海域に挟み込まれて流れてるの。この両側の二本の海域がカームベルトと呼ばれてるのよ。何故かは分からないけどこの海域は風も吹かなければ海流もない。完全な凪の状態の海域!もうひとつ危険な理由があるのよ。この海域には……」
そこまで言ったところで船が大きく揺れ、中から超巨大な海王類が複数姿を表した。
船はその一匹の上に乗り上げてしまったっぽい!
「な、なによこれ!?」
「……カームベルトは海王類の巣なの……。しかも超大型のね……」
「ここを抜けられないのは
ナミが泣きながら、ハルナさんは微笑みながら説明してくれる。
大海王類?面白そうじゃない!
「それなら最高に素敵なパーティーが出来るわね!」
私の言葉にナミが信じられないものを見たような顔で話す。
「なにをする気?お願いだから下手なことは考えないでよ?」
「大丈夫よナミ。ちょっとこの大海王類達に風穴開けてくるだけっぽい」
「それだけはやめてーッ!!」
えー!駄目なの?じゃあ……。
「じゃあハルナさんの能力と私の能力でここから逃げ出せばいいっぽい」
「そうね、ユウダチちゃんやりましょうか!」
ハルナさんもやる気っぽい!
私は風をハルナさんは水を操り、巨大な渦を作りだす。
『乱風水 竜巻鎌』
超巨大な竜巻は続々と大海王類を切り刻んでいく。
船を上に乗っけていた大海王類はそれを見て逃げるように海の中へ潜っていく。
「今ね!榛名!全力で参ります!『アクア・フロー マリンストリーム』」
すると船はスイスイと進み始める。
「私もやるわ!『風身 追風』!」
自身の体を風へと変化させる。
「その手があったか!みんな!急いで戻って帆を張って!」
ナミの指示を聞いてルフィ達がすぐさま帆を張ってくれる。
私はその帆に思いっきりぶつかり押し始める。
グングン速度をあげる船。そして苦労の末に……。
「やったぁー!カームベルトを抜けられたぞ!やっほー!」
ルフィの叫びと供になんとか私達は危機を乗り越えたっぽい……。
はぁ、疲れたっぽい……。
やっと軍艦島に到着したぞ!
ん?どうした?姉ちゃんにユウダチ。
え?仲間がいる!?何処だ何処だ!!
次回!榛名さんの苦労話!
新たな再開!華の二水戦登場!
海賊王にオレはなる!