問題児と掴む者が異世界から来るそうですよ? 作:ただの遊び人外
言いたいことはわかります。「また増やしやがって」こういう声が聞こえます。
この作品は自分を追い込むためのものです。だからここからエンジンをかけていきます。
では、この作品もよろしくお願いします。
とあるゲームセンターにて、一人の少女がUFOキャッチャーをしていた。少女は赤色の髪をしており、瞳は左右で違う色をしていた。オッドアイ、と呼ばれるものである。左の瞳が黄緑色をしており、右の瞳が赤色である。少女の名を
林檎の隣にはUFOキャッチャーで取ったであろうものがたくさん置かれてある。
その林檎のもとに一人の男がやってきた。
「相変わらずリーダーはすげえな。これら全部一発で取ってんだろ?」
「当然。知ってるだろ?“掴む”ということにおいて俺の右に出るものはいねえよ」
林檎たちが話しているところに店の店員らしき人物がやってくる。
「あのー」
「なんだよ?」
「えーっとですね、そろそろやめてもらえると嬉しいかな〜って」
「ああん!?」
「ひっ!」
男が店員を睨むつける。
「まあ、落ち着けって」
林檎が男をなだめる。
「でもよお」
「いいからいいから。・・・おい店員」
「は、はい!」
「今日はこれぐらいにしといてやる。・・・またくるぜ」
林檎は男に取った景品をもたせてゲームセンターを後にした。
林檎がゲームセンターを出た後、何人かの男たちが林檎の周りに集まる。
「お疲れ様です!リーダー!」
「今日も大収穫っすね!」
「落ち着け落ち着け。とりあえずいつも通り適当にインターネットで売って金にすんぞ!」
「「「うす!」」」
こうやって林檎たちのチームは金を稼ぐのだった。
その時、
プルプル、プルプル
林檎の携帯電話が鳴った。相手を見るとそれは母親からだった。
「ちっ、めんどくせえな。悪りぃな。先上がるわ」
「うっす、お疲れ様でした!」
林檎は男たちと別れる。
「ったく、俺みたいな化け物のことなんか今まで通りほっといてくれていいっつーの」
林檎は愚痴りながら家へと向かっていく。その途中、一枚の手紙が落ちているのを見つけた。林檎は興味本意でその手紙を拾った。
「なんだよ、これ?って俺宛かよ」
そこには“夢掴 林檎殿へ”と書かれていた。
「郵便屋が配達途中に落としたのか?・・・俺宛だから開けてもいいよな?」
そう言いつつ封を開ける。中には
『悩み多し異才を持つ少年少女に告げる。
その才能を試すことを望むのならば、
己の家族を、友人を、財産を、世界のすべてをすて、我らの箱庭に来られたし』
「んだよ、これって!」
少女が手紙を読みきると手紙から光が発せられた。その光が少女を包み込むと・・・少女はこの世界から姿を消したのだった・・・。