やはりアタシの青春ラブコメは間違っている? 作:春の雪舞い散る
フロントに荷物を預け海で泳ぐ支度をして出掛けるアタシ達
海の家で着替えてから早速ビーチマット寝そべるアタシと缶ビールを開ける親父と母ちゃんに小町が抗議する
「 三人は海になにしに来たの? 」
そう言われたから
「 潮風を浴び本でも読みながらごろごろしに来た 」
「「 海を見ながら一杯やりに来た 」」
そう答えたら
「 そんなのおかしいじゃんっ! 」
って小町が叫ぶから
「 わかったか? かあちゃん… 約束通りに明日は旅館でごろごろするから 」
そう話すアタシに抗議の声をあげようとする小町に
「 忘れてる小町が悪いんだろ? アタシの肌が弱いってことをさ… 夏の日差し特水辺の照り返しには耐えられないんだけど?
こうやってビーチパラソルの影に隠れてるだけでも結構キツいんですけどね?
こんな有り様でもアタシなりにみんなに付き合ってるんですけど?
でも、それがダメだとゆーのなら明日は旅館で静かに本を読みながら過ごさせてもらうからな… 」
そう言われて落ち込む小町に
「 思い出してくれたなら良い、元々沈みこそすれ浮かないアタシは泳ぐ気はないけどアタシ一人で来てる訳じゃないからせめてビーチまではって
そう思って付き合いで来てるだけだしあまり泳ぎは得意じゃないからな 」
そう言って苦笑いを浮かべるアタシは
「 そーゆー訳でビーチじゃあんまし付き合えなくてわりいんだけど気にしねえで楽しんでほしいんだわ
それと彩加は唯一の男子として…… 三人を頼むな?」
アタシのその言葉にルミルミとミズミズの二人にそう言って再び本に目を落とすアタシに寂しそうな目を向ける二人の少女だったけど
「 八重ちゃん、途中のタメと疑問系になるのはどうしてかな? 」
そう言われて
「 彩加は気付いてないのか?ビーチに入ってから彩加に向けられてる男達の視線にさ? 」
そう言ったら小町も
「 あー、確かに男の子の視線を集めてるこのグループの中でも一番集めてるのが戸塚さんですよね 」
と、小町にまで言われて落ち込む彩加は悪くないがこれが現実ってもんだろう
アタシは本を読みながらアイスティーを飲み親父と母ちゃんの二人は仲睦まじくビールを傾けている
途中で合流した陽乃さん達だけど変なテンションの結衣が小町と同じことを言って喧しいが既に赤くなってる露出部分を見せて
「 これ見て気付かんのか?直射日光に当たってなくてもこんだけ焼けてるアタシにこの強烈な日射しを浴びろってか?
闇の眷属たるアタシ日の光を浴びたら消滅してしまうだろうがっ! 」
ボカっ!
「 また、アホな事を… 」