記憶を失ったサイヤ人が原作介入   作:ノーブンサイ

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オアシスの国の族長ナムは捏造です。


初戦

「オアシスの国、レフリーを務めるナムです。第1の試合、可憐な乙女が舞う試合となりそうです。ミスターサタン推薦枠の異国の美女ザンギャ選手、生まれつきの顔の青さを除けば相当の美女です。対するは、異国の少女セルフィーさんです。事前に出場検査を済ませた天才少女らしいです。でわ!両選手、リングへお願いします。」

 

(封印から逃れてこの星に逃げてきたが、移民として保護されて衣食住を保障された生活、ボージャックたちといた時と比べたら天国だ。世話になったおっさんに恩を返すために試合に出れば恩返しになんのかな?昨晩、寝てるオッさんに肌を合わせたら、おっさんの娘に見られたよ。気まずいな。)「よろしくお嬢ちゃん」

 

「よろしくお願いします。お姉さん」ぺこりと礼をする

 

「それでは、第1試合開始」ゴングが鳴らされた。

 

ザンギャは一瞬で、セルフィーの背後に立ち首トンしようとしたが、セルフィーは右腕を掴み一本背負いのようにザンギャを前方に落としたが受け身をとった。観客達は、族長とサタンの試合を観ていないので歓声を上げていた。

 

(少女とはいえ、地球の達人、甘くみると負けるかもしれないな。)ザンギャは目の前の少女を警戒している

 

「お姉さん、試合を楽しみましょう。観客席に被害が出ない範囲で」セルフィーはにこやかにザンギャに話しかけた。

 

ゾクリ、ビーデルより幼い少女に獰猛な気配を感じ取ったザンギャ(威圧感がボージャック並みだよ、あのガキ)

 

「来ないなら、こちらから行きますよ!」ダッと駆けだし、ザンギャの首筋めがけて蹴り、ガードするザンギャの背後にまわり膝カックンしてザンギャが膝をついたところで、腕と首を絞める関節技を掛ける「お姉さん棄権したほうがいいですよ」セルフィーは耳もとでザンギャに語りかける。

 

「舐めんじゃないよ!クソガキ」ザンギャの髪の色が変化する、絞められたまま、舞空術で上空に舞い上がり背中からセルフィーを叩きつけるように落ちようとする、脱出しようとするセルフィー、「逃がさないよ、お嬢ちゃん」ザンギャは首でセルフィーの腕をロックしたまま、武舞台に叩きつけた。少女が武舞台に叩きつけられたことで、観客から悲鳴が上がるがレフリーのドクターストップで試合は終了した。ザンギャはレフリーに厳重注意を受けたが、それどころではなかった。「あのままじゃ負けてたよ、とんでもなく強いガキだった」

 

ナムはザンギャの言葉を受け取り、勝手に試合を止めて良かったのかと後悔していた。かつて若き日に相対した少年もセルフィーと似通う部分もある。私自身、尻尾で殴られたのだがな。担架に乗せられそうになった少女が目を覚ました。悔しかったや油断させようと思った。と少女は言っていたが、担架は必要ないそうだ。私達スタッフは目を点にしていた。

 

セルフィーは、負けてしまったため、悟飯達が待つ選手控え場所に行くと「なんで、名前違うんだよセル」と兄と姉に質問された。悟飯に「セルフィってかわいい名前だと思います。」と言われたセルは名前を変えてもらおうと本気で願った。

 

「第二試合、将来有望な少年達の孫悟飯選手対ボクサー選手です。二人は異国からやってきた知り合い同士の対決です。正式な試合ははじめてとのことです。では始め!

 

2人は互いに向かいボクサーは打撃を打ち込むも悟飯は捌き隙をついて足払いをかけるもジャンプしたボクサーに顔面を蹴られた。悟飯は蹴り飛ばされたあと受け身をとり、すぐさまボクサーの顔面めがけて殴るがすぐに笑みを浮かべて悟飯に殴りかかる。そのまま、空中で凄まじい殴りあいになり、血が観客席に飛ばされていく。副審はナムに試合停止を求めるものナムは、拒否した。そのとき、悟飯の拳がボクサーの腹にめりこみ、場外に蹴り落されたボクサーはダウンした。ナムは、「勝者、悟飯それまで」と試合を止めた。悟飯は礼をし、ボクサーを担架に乗せず担いで控え室に移動しようとした、セルフィーに治療してもらうのだ。「き、君はもしや孫悟空さんの子供では?」と悟飯に問うと悟飯は、「はい!」と返事をした。ナムは、悟空との戦いを思い出し泣いた。

 

「悟飯くん、ありがとうございました。」とボクサーは悟飯に敬意を持って接した。「ボクサーくんも強かったよ」

と悟飯も褒めた。セルフィーは「やりすぎです、2人とも」と浅く直しておいた。「悟飯くんは、脳筋になりすぎないでね」とコルセットは呆れていた。

 

「次の試合は、セルフィーさんの姉であるコルセットさんの試合です、足技に自信があり、格闘技が得意な少女です。対するは、スポポビッチ選手です。天下一武道会で好成績があるようです。」

「怪我する前に棄権したほうがいいぜ?嬢ちゃん。」とコルセットに忠告した 。

 

「御忠告ありがとう、でも、怪我する前に帰った方がいいのはおじさんのほうよ」観客席から笑い声がドッと起こった。

 

「静粛に!でわ試合始め。」ナムは腕を交差するし、ゴングが鳴る。

 

スポポビッチは、両腕を伸ばしコルセットに走っていく、投げ、絞めを主体とした格闘に持っていこうとしたが、コルセットは目の前に来たスポポビッチを空中で躱し、首筋に鞭のような蹴りを叩き込みスポポビッチを気絶させ、試合はコルセットが勝利した。少女が大男を倒したことに会場は大盛り上がりだった。

 

第四試合、ミスターサタン対ヤムー、こちらは割愛するがミスターサタンのダイナマイトキックが炸裂し、試合終了。

 

 

 

 




悟飯たちは、超サイヤ人を試合のなかで使うのを封印しています。

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