「おえぇぇぇ」
やばい、死ぬ。
いや、吐く。で、死ぬ。
「ぇぇぇぇ、っぷ……うぇ……」
「ちょっ、川内ちゃん!? せめて、トイレで……って、もう! 神通ちゃん、やりすぎ!」
「あら。……テヘペロ……?」
かわいい。でも許さない。
おえぇぇ。
そういえば、神通は鬼教官で有名なんだっけ。
そんなことを思い出したのは、まずは慣れろとばかりに海上を延々と砲を構えつつマラソンさせられていたときだった。
時すでに遅し。訓練を始めたが最後、神通は止まらない。
結果、私は出撃をしていないにも関わらず、入渠ドックを使用するはめになったのである。
「おっ風呂ー、おっ風呂ー」
「あ、暁ちゃん、走ったら危ないのです!」
「ほら、みんな、早く体を洗って湯船に浸かりましょ。風邪引いちゃうわ」
「んー、お風呂はいいよね。
隣を第六駆逐隊の四人が通り抜けていく。
「あ、川内さん」
「はわっ、こ、こんばんはなのですっ」
「こんばんは、川内さん」
「
手を振って返してみれば、それぞれ破顔した彼女らは、一緒に入ろうと私の手を引っ張り、ドック内へと進んでいった。
湿りけのある熱気が体を覆い、それだけでなんとなく疲れが抜けたような気さえしてしまう。
普段のお風呂もいいけれど、この入渠ドックだけは私たち艦娘にとって、それ以上に心地よいものなのだ。
「……ふむ。が、それはそれとして、だ」
私を引っ張り込んだはいいが、それ以上は欲望に勝てなかったのか、いの一番とばかりに六駆の四人が湯船のほうへ向かっていく。せめてかけ湯くらいしろよ、お前ら……。
まぁ、いいさ。私は非常に今、気分がいいのだ。
なにせ、ここはお風呂。入ってくる者入っていくる者がみな、そう、
「ぱんぱかぱーんっ」
「愛宕、それここでやる意味あるの……?」
「気分よぉ~」
「そう……」
「……あれ」
「フフッ、霧島、メガネ外すの忘れてマース」
「あ」
「霧島、隠れドジっ子デスネー。かわいいデース」
「きゃっ、ちょ、ちょっと、姉さんっ。急に抱きつかないでくださいっ」
「少しは様になってきたでしょ、私の射も」
「まぁ、普及点、といったところかしら」
「そればっかりじゃない、もう。あんたの教え方が悪いんじゃないの?」
「五航戦には少し、荷が重かったかしら……?」
「な、なな、なんですってぇ!?」
「お風呂にゃしぃ!」
「ぷっぷくぷぅー!」
「二人とも……走っちゃ、危ない……」
「「弥生(ちゃん)も早くぅー!」」
「もう……」
フッ……。
理想郷は、ここにあった……!!
「皆の衆、ナイスおっぱい……!」
俺、毎日訓練でもいいかもしんない。
くぅ~、こういうシーンがほしかった……!
いえ、でも事細かに描写する気はないです。
ただ……ただ、そこにおっぱいがあったという事実は消えません。ええ。
ので、みなさん、どうぞこう、なにをとは言いませんが、捗るといいですねっ。
まぁ、このような拙い文でなにが捗るものかと言われれば、それは泣き寝入りするしかありませんが。。