涼風ちゃんが入社してから一週間。彼女は彼女なりに頑張ってる事をコウやりんから聞いている。でも、流石に初日から上司のコウに社内メッセで顔文字を使った事を聞いた時は驚いた。
そして今日は涼風ちゃんの歓迎会をするので俺も参加するようにコウとりんに言われた。俺二人の上司だよね?
「りん。この前言ってた背景の参考資料丁度良いのがあったけど誰に送ればいい?」
「それなら私に頂戴。そんな事を言いにわざわざここに?社内メッセでも別にいいのに」
「次いでにキャラ班の様子見にな。どうだい新人ちゃんは」
「丁度今コウちゃんから仕事を頼まれたところよ」
「へ〜〜。まだ入社して一週間なのにもう仕事を与えたんだ」
「まぁね。参考資料が思いのほか進んでいたからね」
嫌味な顔をしてコウがこっちを向いてくる。
「いい加減素直になれんのかお前は!」
「あっ!いた!!」
デコピンしてお返しする。
「もぉ〜。痛いじゃないか!?」
「お前が素直にならないからだろう。それじゃあ俺はデスクに戻るよ」
「あっ!!ちょっと待って」
突然コウに呼び止められ振り向くと紙と鉛筆を持った彼女の姿がある。
「なんだ?」
「実はちょっと行き詰まってて」
「全く。見せてみ」
コウから紙と鉛筆を受け取り仕様書を読んでみる。
「え〜と、和の国の神社の守り神で闇に取り込まれて闇堕ちする。主人公達が闇を取り除き次のダンジョンへ導くと。また、何とも難しい設定だな」
ボヤきながら絵を描いていく。最初は守り神としての神秘に溢れた白銀の九尾の狐。2枚目には闇に染まり邪悪な気配を漏れ出す二本足で立たせた妖狐。次いでに擬人化も書いておいた。
「これでとうだ?ってどうした?」
書き終えて3枚の絵をコウに見せようと振り向くと頬を膨らませて不機嫌な彼女の姿があった。
「だって、私が悩んで結果描けなかったキャラをこいもアッサリと描かれると.......」
「そりゃ此の手のキャラは俺の得意分野だからな。イメージもあるし参考資料も頭の中に入っているさ」
「でもでもでも〜〜。私がキャラリーダーなのにこんなんじゃ後輩に示しが付かないよう」
(コウ)
(コウちゃん)
こんな言葉を聞いて彼女も彼女なりに悩んでいるんだな。入社した時の彼女から見ると大進歩だよ。
「なんで二人とも泣いてるの!?」
「いや。娘が大きく成長してお父さん嬉しくてつい」
「私も」
「お母さん。コウはこんなに立派に育ったよ」
「やったわねお父さん」
「ああ〜〜!!もう知らない!!」
からかい過ぎてコウが拗ねてしまった。
「ごめんごめん。後でケーキ奢ってやるから機嫌直せよ」
「............イチゴのショートケーキ」
拗ねながらもちゃんと希望を出すコウ。今日もイーグルジャンプは楽しくゲームを作ってます。
おはよう、こんにちは、こんばんは。弾けて混ざってる刀奈。
「はじめまして涼風青葉です」
青葉ちゃんは会社にはもう慣れました?
「はい。けど、まだまだ知らないことばっかで大変です」
そこは頑張ってやるしかないね(*⁰▿⁰*)
「はい。がんばります」o(`ω´ )o
それではこの辺でお別れしましょう。
バイバーーイ(^◇^)(^◇^)
ps
字余りありましたら教えてください。あと、感想お待ちしております