━━10日後━━
~side out~
それは思ったより早く来てしまった。
現実の世界が幻想郷を発見してしまったのである。
気象庁では、こんな会話がなされていた。
「おい、みろよこれ」
「なんだ、またしょうもないものだったらしばくぞ」
「いや、こんな高い山みたことあるか?」
「ん、ただ単に富士山じゃねえのか?」
「いや、普通に木々が生い茂ってるぞ。しかも標高が高いところまで」
「まあ、みてやるよ」
そうして、一人の男は幻想入りした昔の姿の八ヶ岳を指さした。
「あー!!」
「な、みたことないだろ?」
「でもそれCGじゃないよな」
「いや、普通の衛星写真なんだが」
「これは先輩に聞いてみよう」
「そうだな。せんぱーい」
「ん、なんだ」
そうして衛星写真により見つかった八ヶ岳は瞬く間に広まり、調査隊が派遣された。
━━そのころ━━
~side out~
「霊夢、大変よ」
「ん~、どうしたの~、また異変~、ならいかないわよ~」
「いや、幻想郷に調査隊が派遣されたわよ」
紫はここ最近頻繁に外界のテレビをみていた。
紫は、外界にも一軒家を所持していたのだ。
「ゑ、それやばいじゃない!!」
「で、どうするのよ」
「そいつらは魔法の森の方から入るみたいだから、取りあえず心配無用よ」
「魔理沙やアリスは?」
「そこらへんは霊夢が伝えに行ってちょうだい」
「いや、紫が言ってよ」
もう紫はスキマを閉じていた。
「仕方ないわね」
霊夢はそれぞれにその旨を伝えに行った。
━━1日後━━
~side out~
調査隊は、魔法の森に到着した。
すると、ある隊員が気持ち悪いと言い出した。
それを訴えるものはひとり、また一人と増えていった。
「大丈夫だ、早くこの森を抜けるぞ!!」
すると、隊長は人家を見つけた。
それはアリスの家だった。
「おい見ろ、人家があるぞ!!」
「隊長、ちょっとそこの人に道を聞いてみましょう!!」
「そうだな」
「すいませーん!!」
「はーい」
すると女声が返ってきた。
「どちらさまですか?」
「私は調査隊の隊長、亀田正弘だ。」
「それで用件は?」
「ええと、私らはこの山を探しているのだが、どこにあるのかしらぬか?」
「ああ、その山でしたら、そっちの方向にまっすぐいったらつきます」
「ありがとう」
━━数十分後━━
~side out~
「はあ、やっとすっきりした」
正直、全員が吐き気を催していた。
「みろよあれ!!」
「「「「「「「「「「おおお!!」」」」」」」」」」
十人の調査隊はみな感動した。
「ああ、あきらかにあれだな」
「ラストスパートとして頑張りましょうか!!」
「「「「「「「「「「おー!!」」」」」」」」」」
調査隊のみなは改めて気合をいれた。
次回はついに妖怪のやまです。