これからも「幻想郷はなくなった。」をよろしくお願いします。
━━数十分後━━
~side out~
調査隊は更に山を登り続けた。
人間に開発しつくされてしまってもうないような渓谷、川、山。どこまでつながっているかも分からないような深い洞窟。調査隊はそのひとつひとつに感動していた。
まさにこの世のものではない景色だ。
そしてここに至る。
道はところどころきれいに整備されており、登りやすかった。
この山に人でも住んでいるのだろうか。
そういうたわいもない会話をしていた時だった。
目の前に生首が現れた。
「「「「「「「「「「うわっ!」」」」」」」」」」
これは誰でもびっくりするだろう。
目の前の生首は変な帽子を被っていた。顔的に女だ。隊長は冷静に分析していた。
他の人は、ずっこけたまま動かなかったり、立ったまま動かなかったり、びっくりしてこけて石に頭ぶつけて目を回しているやつなど、さまざまだった。
「え、何で...あー頭だけ被り忘れてたのか」
その少女はなぜ人間に姿が見えたのか、と思っていたが、どうやら自分の凡ミスだったようだ。
「で、人間が何の用?」
「え、あ、いや、ここの山の調査にきていてな、ただそれだけだ」
「やめといたほうがいいよ」
「何故だ」
「まずここには排他的な集団がいて、そいつらが侵入者を容赦なしに追っ払うから」
「なるほど...君たち、いい加減目を覚ましてくれ...」
うーん、やら、いてて、やらさまざまな声を上げて人々がむくむくと起き上がってくる。
「「「うわっ、あの生首!!」」」
「あーそういえばそのままだったね、ほら、私はちゃんとした人間だよ?」
人間というフレーズを強調したその少女は、なにやら金属音をたてながらせっせと脱ぎ始めた。
現れたのは、普通の人間(にみえる)少女だった。
「で、君は一体何者なんだ?」
「私はかっp…人間の河城にとり、この山にすんでるんだよ」
「え、じゃあ君がその排他的な...」
「それはもっと上の方にいるよ」
「あーそうか、貴重な情報をどうもありがとう」
「え、いくの!?」
「え、あ、そうだが?」
「死んでも知らないよ?」
「それ覚悟でこの山にきてるし」
「そう…じゃあ止めはしないよ、好きにいきな」
「改めてお礼をいうよ、ありがとう」
「まあ
調査隊は盟友という言葉に疑問符を呈しながらまた山を登り始めた。
━━更に数十分後━━
~side out~
頂上を見上げる。まだまだ道のりは遠い。
あの少女と出会って数十分、道はそこそこきつく、隊員の口数も減ってきた。
その少女とであうまでは。
「あなたたち、止まりなさい」
突如として目の前に少女が出現した。
これが排他的な集団か、なかなかに手ごわそうだ。
隊員が驚くところはそこではなかった。
━そう、彼女は、
やっぱり文字数が少ない...