モチベーションが下がってしまい、そのまま・・・というふうな感じで今まで投稿ができていませんでした。
そもそも毎日平和な日本で、刀を向けられるということはまずないだろう。
刀はもう古い。武器として持つならせめて銃だろう・・・そんな呑気なことを考えていた。
「帰りなさい」
その少女は言った。
その言葉を聞いて、隊長帰りましょうよ…とか、ふぇ…とか、弱音ばっかりだ。
でも、そんな言葉を聞いた隊長には、学者としてのプライドがあったので、
「そんなこと言ってたら、何もできねえじゃねえか!!あんな脅しでお前らは怯むのか!!」
と言った。
そして少女はイラつき、ついに・・・
隊長の首に刃物を突き付けた。
「ひぇぇぇ!!」
隊長も怯んだ。
「グダグダせずにさっさと帰って下さい。」
調査隊に微量の妖力が・・・いや、紫が裏で妖力を霊力に変換しているのだが・・・まあそれでも平和ボケした日本人には十分な威圧だった。
「みんな、かえるぞ」
隊長のその言葉に、困惑するものもあればうれしがるものもいた。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「はぁはぁはぁ」
走って逃げたため疲れているのだ。
特に学者の人たちはほとんどみんなもやしなので死にそうになっている。
だが、特に困ることはなかった。さっきは逃げたが、ちゃんとこういうことも想定している。
『万が一攻撃的な部族にであった場合は、ここから連絡しろ。』
言われたままに、隊長はケータイを取り出し、連絡した。
圏外かと思われるような場所だ。というか普通のケータイなら圏外だろう。
だが、これは違う。空に繋がる場所なら衛星がきちんと拾ってくれる。人間の技術の結晶である。
現に今繋がった。
『もしもし』
「すみません、こちら調査隊ですが」
『はい、なにかありましたか?』
女性の声だ。応対担当の人である。
「ええ、ちょっと刀をもっているやつと遭遇しまして」
『救援部隊を送ってほしいと』
「はいそうです」
『わかりました。現在情報を送信してください』
「はい」
そうして彼は現在座標を送信していた。
『分かりました。時期に空から救助部隊が来ると思います。』
「ありがとうございます」
ピッ。
彼はケータイを閉じた。日は西に45°傾いている。3時くらいだろうか。
彼らは静かに救助を待った。
━━3時間後━━
「うわあ」
「お父さんあれなにー?」
「な、なんだありゃあ!?」
人里は混乱の渦だ。人がみな空にでて、あの鉄の塊に目を向けていた。上部が回転するあの鉄の塊を、外の世界ではヘリコプターと呼ぶ・・・なんて誰も知らない。
そのヘリコプターは里をこえて、山へ向かっている。
ヘリの音が近づいたら発煙筒をといっているのだ。細かい場所はわかる。ほら、煙があちらこちらから・・・え!?そんなにはぐれているはずはない。多分ほかの煙は違うものだ。
慎重に探してるとようやく本物が見つかった。煙の元が赤かったのですぐわかった。
「おーい!!」
叫ぶ人に向かってヘリからロープが落ちる。あれで人を引き上げるのだ。
「あ、ありがとうございます」
「すみません、これほど遅くなって・・・」
「いえいえ」
もう日が落ちようとしている。夏で良かったのではなかろうか。これが冬なら、とっくに妖怪に食べられていただろう。
まあ、まだ彼らは、いや地球人のほとんどが妖怪を存在しないものだと思っているだろうが。
次回もよろしくお願いします。