幻想郷はなくなった。   作:太郎風情

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ほんとに亀更新ですが、許してください。


第五話 それぞれの対応

「はあ・・・」

 

 幻想郷内某所で溜息が発生する。

 

「どうかなさったのですか?」

「いや、ね?一番最初に外の世界の人間に遭遇したのが天狗で・・・」

「まあ、それは災難ですね」

 

 どうやら主従関係にあるふたりのようだ。

 

「ねえ、ちゃんと話聞いてる」

「なぜいきなり」

「いや、さっきから相槌がテキトーだなあと思って」

「ちゃんと聞いてますよ」

「じゃあなんて言ってた?」

「油揚げがおいしいと」

「そんなこと言ってないよね!?」

「まあそれはいいとして」

「よくないよ!!」

 

 一見どっちが主人かわからないが、敬語を使ってるあたりあの九尾の狐が従者なのだろう。

 まあここまで来たら誰でもわかるだろう。この幻想郷を作った張本人である八雲紫と、その式八雲藍のおふたりである。

 

「それで、なにの話してたんですか?」

「いや、外の世界で妖怪の第一印象悪くなるな~って」

「もう一回」

「いや、外の世界で妖怪の第一印象悪くなるな~って」

「ごめんなさい、ちょっと聞こえないです」

「いや、外の世界で妖怪の第一印象悪くなるな~って」

「ワットディッジュージャストセイ?」

「いや、外の世界で妖怪の第一印象悪くなるな・・・って馬鹿にするのいい加減にしなさいよ!!」

「おk」

(`・ω・´)ムッキー!」

 

 

この話はいつ終わるのだろうか。

 

 

━━その頃━━

 

「ということで、今回の成果を披露ひてくれ」

「いま噛みましたね」キラーン

「うっ・・・それでだ、今回の成果は?」

「はい、いうほどないんですけど・・・」

 

ここは外の世界のとある国立の研究所だ。何やら会議室で会議している様子である。

 

「まず、あの土地は自然がいっぱいです」

「ほう、それで」

「・・・ご存知のとおり、刀を武装する原始的かつ排他的種族が存在します」

「他は?」

「・・・残念ながらこれだけです。その排他的種族に追っ払われましたので・・・」

「ふーん」

「で、これからどうします?」

「うーん・・・」

 

どうやら襲ってきた天狗(排他的種族)をどーしようかということを考えている。

 

「やっぱり平和的解決だよねぇ・・・」

「どう話し合うんですか」

「「はぁ・・・」」

 

こちらもこちらでどう付き合うか悩んでいる様子である。

 

 

━━3日程前━━

 

「隊長、侵入者を返しました」

 

日を遡って、これは人間たちが追っ払われた日のこと。白狼天狗が"隊長"と呼ばれている人に報告に行ったようだ。

 

「ご苦労様」

「それにしても珍しいですね、今時人間が入るなんて」

「もしかしたら河童だったかもよ?」

「妖力はないですし、そんなことはないですよ」

「でもあのほら・・なんだっけ、はくい?ってやつ来てた人いたし」

「まあ確かにそうですけど」

「だって里の人はくい着ないでしょ?」

「まあまたきたら追っ払うまでです」

「ほんとに生真面目ね、改めてお疲れ♪」

「いえいえ、それでは」

 

またその白狼天狗は哨戒任務へと戻ったようだ。

 

 

 

 

 

 




文字数を多く書くにはどうすればいいのでしょうか。
まあこんなノロノロペースですがよろしくです。
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