「はあ・・・」
幻想郷内某所で溜息が発生する。
「どうかなさったのですか?」
「いや、ね?一番最初に外の世界の人間に遭遇したのが天狗で・・・」
「まあ、それは災難ですね」
どうやら主従関係にあるふたりのようだ。
「ねえ、ちゃんと話聞いてる」
「なぜいきなり」
「いや、さっきから相槌がテキトーだなあと思って」
「ちゃんと聞いてますよ」
「じゃあなんて言ってた?」
「油揚げがおいしいと」
「そんなこと言ってないよね!?」
「まあそれはいいとして」
「よくないよ!!」
一見どっちが主人かわからないが、敬語を使ってるあたりあの九尾の狐が従者なのだろう。
まあここまで来たら誰でもわかるだろう。この幻想郷を作った張本人である八雲紫と、その式八雲藍のおふたりである。
「それで、なにの話してたんですか?」
「いや、外の世界で妖怪の第一印象悪くなるな~って」
「もう一回」
「いや、外の世界で妖怪の第一印象悪くなるな~って」
「ごめんなさい、ちょっと聞こえないです」
「いや、外の世界で妖怪の第一印象悪くなるな~って」
「ワットディッジュージャストセイ?」
「いや、外の世界で妖怪の第一印象悪くなるな・・・って馬鹿にするのいい加減にしなさいよ!!」
「おk」
(`・ω・´)ムッキー!」
・
・
・
この話はいつ終わるのだろうか。
━━その頃━━
「ということで、今回の成果を披露ひてくれ」
「いま噛みましたね」キラーン
「うっ・・・それでだ、今回の成果は?」
「はい、いうほどないんですけど・・・」
ここは外の世界のとある国立の研究所だ。何やら会議室で会議している様子である。
「まず、あの土地は自然がいっぱいです」
「ほう、それで」
「・・・ご存知のとおり、刀を武装する原始的かつ排他的種族が存在します」
「他は?」
「・・・残念ながらこれだけです。その排他的種族に追っ払われましたので・・・」
「ふーん」
「で、これからどうします?」
「うーん・・・」
どうやら襲ってきた
「やっぱり平和的解決だよねぇ・・・」
「どう話し合うんですか」
「「はぁ・・・」」
こちらもこちらでどう付き合うか悩んでいる様子である。
━━3日程前━━
「隊長、侵入者を返しました」
日を遡って、これは人間たちが追っ払われた日のこと。白狼天狗が"隊長"と呼ばれている人に報告に行ったようだ。
「ご苦労様」
「それにしても珍しいですね、今時人間が入るなんて」
「もしかしたら河童だったかもよ?」
「妖力はないですし、そんなことはないですよ」
「でもあのほら・・なんだっけ、はくい?ってやつ来てた人いたし」
「まあ確かにそうですけど」
「だって里の人はくい着ないでしょ?」
「まあまたきたら追っ払うまでです」
「ほんとに生真面目ね、改めてお疲れ♪」
「いえいえ、それでは」
またその白狼天狗は哨戒任務へと戻ったようだ。
文字数を多く書くにはどうすればいいのでしょうか。
まあこんなノロノロペースですがよろしくです。