今、僕達がいるのは体育館だ。
奇妙な事にステージの上には
一体の熊のぬいぐるみがある。
…いや、あるというのは間違えだ。
二足で立っていたのだ。
そのぬいぐるみがステージ上から
僕達に向けて言葉を発してきたのだ。
「新入生の皆さん、今から入学式
をおこないます。」
みんなが、
「ぬいぐるみが喋った!!」
などの驚きに包まれていたが僕は
(入学式?ナニイッテンダコイツ?)
僕達はもう2年だ。ふざけるな。
と口に出そうだったが
皆に合わせて驚いた表情をしておいた。
ぬいぐるみは、
「ぬいぐるみじゃないよ。僕はモノクマだぞお前らのこの学園の学園長なのだ。よろしくね。」
彼らはまた驚き、
「ぬいぐるみがしゃべった!!」
と本気で驚いていた。
「だからぬいぐるみじゃなくて
モ ノ ク マって言ってるでしょ。。
学園長なんですけど。」
と反論をしている時に僕はモノクマに
向けてシャッターをきる。
すると、モノクマは驚いた様子で
「あれ?君なんでカメラ持ってんの、荷物はこっちで預かったはずなのに。」
いつも持っているやつが消えたのはこいつのせいか。と思いつつも不思議そうな顔をして
「カメラだめでした?」
と聞くとモノクマは、
「聞いていることと違う回答がきたげと、まあ、別にいいけど使う時は了承をとってからにしなよ。学園的にももんだいおこしたくないから。」
と言われたので、無言で首を縦にふる。ち
それを見たモノクマは、
「素直でよろしい。じゃ、時間も押してるし
とっとと入学式始めるよ。
起立、礼、お前らおはようございます。」
「「おはようございます。」」
僕と石丸君が大きい声で返した。
周りからは、
「素直に返すな。」
「なんであいつら平常心なんだ?」
といった声が聞こえたが無視をして
モノクマの話を聞くことにした。
モノクマは、
高校でありきたりな挨拶をしていたが
途中からおかしくなっていった。
「…お前らにはこの学園内だけで
共同生活を送ってもらいます。」
みんなは、
「はっ、ふざけんな。」
「どういう事だよ。」
モノクマは続けて
「共同生活の期限ですが、期限はありません。
お前らは一生ここで暮らすのです。
予算は豊富にあるから不自由なく暮らせる
ちなみに、どんなに叫んでも
助けは来ません。」
と言ってきた。
みんなは、
「嘘でしょ!」
「困るよ!」
「学校で暮らすなんて不可能よ」
と言っていたが僕は
(叫んだところで誰も来ないよな。
この反応だと本当に忘れているな。
やはり、忘れているフリをした方が
いいかな?」
と思っていると
モノクマがステージから降りて説明を再開させた。
「この学園から出たいという方のために
ルールを作りました。殺し方は問いません。
誰か殺した生徒だけがここから出られる。
それだけの簡単なルールなのです。
殴殺、刺殺、撲殺、斬殺、焼殺、圧殺、絞殺、惨殺、呪殺
うぷぷぷぷ。希望同士が殺し合うなんて興奮するなぁ。」
そんなセリフに皆
「さっさと家に帰せ。」
「ふざけるな。」
などを言っていたがモノクマが、
「今後は、この学園が君達の家であり
社会であり
世界なんだ。殺りたい放題、殺らしてやるから
殺って、殺って、殺りまくっちゃえー。」
と言っていると
とうとう堪忍袋のおが切れたのか、
大和田紋土君がモノクマに、
「殺し合いをしろだぁ。
てめぇの悪ふざけは度が過ぎんぞ!」
といって彼はモノクマの首の部分を締めて
殴ろうとした時、モノクマが
「ぎゃあー。学園長への暴力は校則違反だ。
今すぐ離せー。」
と言っているが、目が怪しく光ると
何も言わなくなったが、代わりに嫌な音が聞こえてきた。
僕はその音に聞き覚えがあった。
(この音は、テロリストが使う時の
事前警告音、という事は
あれは爆弾か?)
と考えていると、
音が大きくなっていき。
流石に耐えきれず僕は
「大和田君、それは爆弾だ。
みんなのいない方になげて!」
と言ったら、彼は素直に聞き入れたのか
皆がいない方にモノクマを投げた。
数秒もたたなかっただろう。
モノクマが爆発したのだ。
そんな光景を唖然として皆が見ている中
ステージからモノクマの声が聞こえてきた。
「今のは警告だけで済ませたけど
今後校則違反を犯したものは、
今より恐ろしいグレートな体罰をはつどうしちゃうよ」
と血管を浮き上がらせながら言ってきたので
僕は
「学園長、二ついいですか?」
と言ったら、モノクマは
「答えられる事はできるだけこたえるよ。」
と言ってきたのでそれを発言許可だと思い僕は
「先ほど殺した生徒は出られると言っていましたが、
何か条件があるのでしょうか。」
と聞いた。
みんなは、唖然として僕を見ていた。
そしたらモノクマが、
「詳しい事は後で配られる学園手帳に乗っているから
それを見てね。君、殺す気があるんだね。
で、もう一つは何?」
と言ったので僕は
「皆で記念写真取りませんか?」
と言った。
モノクマは賛成してくれたが、
他の皆からは反対をもらったため実現されなかった。
モノクマが、
「写真を取らないのならこれで入学式は
これで終了となります。
豊かで陰惨な学園生活を楽しんでね。」
と言ってモノクマは消えて入学式が終わった。
皆モノクマの殺し合いのことについて批判をしていた。
すると、十神君は
「嘘か本当かは関係ない。
この話を信じる者がいるかどうかだ。
例えば、あのジャーナリストとかな。」
と言われ一斉に僕の方を向いてきた。
(確かにさっきの発言からそう感じるよな。
まぁいっか)
と思いつつ皆の視線から逃げるように
体育館から出ていった。
こうして、僕達は新しい希望ヶ峰学園での
生活が始まった。
コロシアイがおこなわれるそんな生活が。
誤字脱字があったら知らせてください。
次回は
第3話、第1回希望ヶ峰学園定例報告会とその1日