学園生活4日目
目を覚まし食堂に行くと
何やら騒がしい。
僕は
「どうかしたの?」
と聞くと
朝日奈さんが
「舞園さんがまだここに来ないんだ。」
僕はどうやって鍵を返そうか考えていたが
苗木君に声をかけて、舞園さんの部屋に向かった。
僕は、舞園さんのネームプレートの部屋をわざとらしく叩いた。
苗木君は自分のネームプレートがある部屋を叩いた。
苗木君が
「今はこっちが舞園さんの部屋なんだ。」
と言って部屋のドアノブに手をかけた。
だが、鍵がかかっていて開かないようだ。
僕はポケットに入れていた苗木君もとい舞園さんの部屋の鍵を使い開けた。
苗木君は驚いた顔をしていたが
それを無視し中に入った。
彼女はベットの上で顔を伏せていた。
苗木君が
「大丈夫?舞園さん。」
と声をかけたが顔を上げなかったが舞園さんは
「どうして苗木君はせめないんですか。」
と小さな声だが言っていた。
僕は
「舞園さん。少し話があるんだけどいいかな?」
と言うと舞園さんは小さく頷いたため、
苗木君に
「外で待ってて。」
と伝えて彼が出ていくのを確認し、舞園さんに
「昨日の事は言ってないし、今後も言わない。
どうして君は桑田君に襲いかかったんだ?」
と聞くと舞園さんは、
グループのみんながDVDに写っていた事。
DVDには、卒業しないとメンバーが殺されてしまうかと思ってしまった事。
殺す相手に桑田君を選んだ理由は
私に好意を抱いている事に気づき
深夜に呼んでも大丈夫だと思った事。
部屋は苗木君と変えてもらい
苗木君に罪を擦りつけようとした事。
などを話してくれた。
僕は
「今後は人を殺さないようにして。
その様子だと桑田君と苗木君に謝罪の気持ちで
顔を向けられないって様子だけど
そういう覚悟を持たずに殺すなんて、
ただ後悔の念を持つだけだ。
苗木君と桑田君には謝罪するように。」
と言った事を伝えた後舞園さんの耳元で小さく
「舞園さんのグループのメンバーはみんな無事だからさ、
今後はないようにしてよ。」
と伝えて部屋を出た。
部屋を出て苗木君に
「舞園さんの傍にいてあげて。」
と言い彼に鍵を渡してその場から離れた。
食堂に戻って
舞園さんは無事だった
今は苗木君が慰めている
DVDのせいで体調を崩したと伝えた。
そう伝えて、数時間がたった頃だろうか、
モニターから、モノクマが現れて、
「至急体育館集合。」
と言う声が何度も続いたため
体育館に向かった。
体育館には、舞園さんと苗木君が先にいた。
僕達が全員入ったら、
ステージにモノクマが現れて、
「おまえら、おはようございます。
僕は、君達が人を殺さないからつまらないんだよ。
そこで僕は初めの学級会がおこなわれた後に
開けようと思っていた学園の新たな道を開くことにしました。
君達みたいなのは刺激を与えないと殺そうとしないからね。」
と言ってステージから降りた。
そして、こちらに向かって歩いてきた。
「…そろそろ君達、人を殺そうよ。」
と言った。
すると、その言葉に隣にいた江ノ島さん(戦刃さん)が、
モノクマを踏みつけて、
「黙っててくれない。そろそろウザイんだよ。
そろそろ私達を開放しなさいよ。」
と心のこもった演技をしていた。
モノクマが、
「僕への暴力は校則違反だぞ。」
と言ったが戦刃さんは力を込めて踏んでいった。
モノクマがついに怒ったのか
「いでよグング」
僕は戦刃さんの腕をつかみこちらに引っ張った。
「ニル」
言い終わった瞬間
戦刃さんのいた場所から
複数の槍が突き出てきたのだ。
モノクマは
「田波根君、邪魔しないでよ。
その子は校則違反者なんだから。」
と言ったが僕は
「まだ僕達はこの空間になれていないし、
本当に殺されるか分からなかった。
今回ので、本当に殺しに来ているのが
確認できたためもう暴力はないように
していくのでどうか今回は見逃してください。」
と頭を下げた。
モノクマは、
「君に頭を下げられるとなぁ。
分かったよ、今回だけだからね。」
と言ってモノクマはステージに戻っていき
どこかに吸い込まれていった。
みんなは、唖然としていたが
すぐに江ノ島さんの体に怪我をしてしまっていないか
の確認をしていた。
僕は、みんなが江ノ島さんに目が向いている間に外に出た。