ご注文はスイーパーですか?(更新無期限休止) 作:アレルヤハウス
本編から10年前。晴沢祐18歳の時
新宿
新宿のとあるマンションでため息をついている男がいた。
ユウ「はぁ~、まったく、今日も依頼がない」
俺の名前は晴沢祐、新宿を中心に活動している都会のスイーパー(始末屋)だ。あ、だけど基本的に美女の依頼しか受けないシティーハンターとも呼ばれてる。これでもナンバー1スイーパーだ。
ユウ「もう1週間も美女の依頼がない」
俺がそう思っていると電話がなった。
?「やあ、ユウ君、久し振りだね」
男性の声が電話から聞こえた。
ユウ「あ、タカヒロさんですか、どうしたんです?」
その人は俺の恩人の一人香風タカヒロさんだった。
タカヒロ「実はアイツが君に助けを求めていてね、悪いが木組みの街に来てくれるか?あ、それと君と俺の仲だ、敬語は必要ないよ」
タカヒロさんが俺にそう言った、まぁ依頼がないよりマシか。
ユウ「いや、恩人ですからね、敬意ははらいますよ、三時間くらいで街に着きますから、そう言えば娘さんがいるとかって」
タカヒロ「あぁ、3歳になったよ、それじゃあ待ってるよ」
俺はそう言って電話を切り特急で木組みの街に向かった。
木組みの家と石畳の街
ユウ「此処か、なかなかに良い街だな」
俺はこの街の香風さんの家に向かった。確か最近おじいさんが喫茶店をはじめたとか言ってたな。そう思いながら俺はラビットハウスという喫茶店に付いた。
タカヒロ「やあ待ってたよ」
ユウ「久し振りです、で、依頼というのは?」
タカヒロ「あぁ、実は」
俺はタカヒロさんに事情を聞くと先ずは天々座邸に来てくれと言っていたため天々座邸に向かった。
ユウ「天々座邸は此処か…また立派な豪邸だな」
俺はそう思い正門のガードマン?黒服黒ネクタイの二人に話し依頼のため呼ばれたと言った。
「そうですかい、遠くからはるばるご苦労様っす」
ユウ「あ、お構い無く」
ボディーガードは快くとうしてくれた。
「おう!ユウじゃねぇか、わざわざすまねぇな」
眼帯をした男性が俺に話して来た。
ユウ「依頼ですからね、で?依頼ってなんですか?」
「あぁ、敬語はいらねぇよ、実はなお前にしか頼めないんだ!頼む!RBTXYZだ」
RBTXYZ合言葉を俺に言った前者3文字なら普通の合言葉だが6文字はもう後がないということだ。この人がそこまで言うとは。
ユウ「あなたがそこまで言うってことはかなり追い詰められるんですね」
「あ、あぁ、そうだ、だから依頼引き受けてくれねぇか?」
ユウ「はぁ、俺は美女の依頼しか受けないんだが恩人の頼みです、引き受けますよ」
「あぁ、それなら大丈夫だ!何せものすごい美女だからな」
笑顔でそう言った。
ユウ「なに?本当ですか?ならその依頼引き受けた!」
俺もそう言った。そして何故か廊下にいてくれと言われ廊下でその美女が来るのを待っていた。
ユウ「待ってろと言われたが、一体美女とは、誰なんだ」
俺がそう思ってると裾が引っ張られる感覚がした。俺が下を見ると紫色の髪をした6歳の女の子が俺の裾と袖を引っ張っていたさっきから壁に隠れながらジーと俺を見ていたが半分無視していた。
ユウ「あ~、俺に何か用かな小さなお嬢さん?」
??「うん」
その幼女はコクリと頷いた
幼いリゼ「お兄ちゃんはだれだ?パパのすぱいなのか?」
ユウ「え?」
なんかスパイ扱いされてるんだけど。そう思っていると
リゼの父「おぉ!ユウ、いたか!!お、わが家の天使リゼじゃねぇか」
ユウ「あの~!廊下で待ってろって言われたから待ってたんですが、この子は?」
リゼの父「いゃ~その子は理世〈リゼ〉だ、おれの6歳の娘だよ」
そう言った。そしてユウの依頼内容はリゼの面倒を1週間見てくれという依頼だった。
ユウ「あの~」
俺ははっきりとジト目で言った。
リゼの父「何だ?」
ユウ「帰って良いっすか?」
リゼの父「待て、せめて話しを聞け」
俺を止めようと必死に言ってきた。
なんでも3ヵ月日本を離れないといけない用事があり嫁さんも用事で街を離れると言ったのだ。まぁ、元軍人だからな色々企業とかやってるんだろう。でも俺の仕事は託児所の仕事でも保育士でもないんだが…引き受けるか。
なんだかんだ大変な思いをして3ヵ月後
ユウ「疲れたー」
リゼの父「よぉ、いや~すまねぇな」
ユウ「まったくですよ」
俺は愚痴を言った。
リゼの父「依頼料ははずむからよ、だがどうだった?兄役をやった気分は」
ユウ「まぁ、悪くはなかったですね、少し疲れましたが」
俺はそう言った。まぁ、兄役ってのも悪くはなかったな
リゼの父「リゼはなかなか良い女になると思うぞ、どうだ?リゼを嫁に…」
なにを言い出すんだこの人は
ユウ「ちょっ!、気が早すぎですよ!それにリゼちゃんはまだ6歳なんですから」
リゼの父「だからな10年後にだな…」
ユウ「俺は18歳未満の女性は基本パスなんで」
俺はそう言った。そして帰る準備をする
リゼの父「また新宿に戻るのか?」
ユウ「えぇ、一応拠点なんで」
俺はそう言った。まぁ、楽しくはあったが…
リゼの父「そうか、まぁ、また気が向いたら来いや」
ユウ「分かりました」
俺がそう言って帰ろうとすると
幼いリゼ「お兄ちゃん、またきてくれる?///」
リゼが俺に言った。しかも少しリゼちゃんの顔が赤い
リゼの父「ユウは必ず来るさ」
幼いリゼ「…私…大きくなったらお兄ちゃんのお嫁さんになる///」
なにを言い出すんだ!この子は!?
ユウ「ははは、まぁ、また来るよリゼちゃん」
俺はそう言ってまだ幼いリゼの頭を撫でる、そして俺はラビットハウスに一度向かうことにした。
ユウ「はぁ、今回の依頼は疲れた、まったく、俺はスイーパーだって言ってるだろうが」
公園のベンチで休憩中一人ぶつぶつと独り事を言っていると
??「お兄ちゃん、なにしてるの?」
クリーム色の髪の5歳くらいの女の子が俺に喋りかけて来た。
ユウ「あ、あぁ、ちょっとね」
5歳の女の子に言っても仕方ないか。
幼いココア「あのね、私はココアっていうの、お兄ちゃんのなまえおしえて?」
唐突に名前を聞かれた、まぁ子供だしすぐに忘れるか
ユウ「ユウって名前だよ」
幼いココア「ユウお兄ちゃん、いいなまえだね、私ね、迷子になっちゃってお姉ちゃんとお母さんを探してるの」
その子はそう言った。迷子か…でも公園で迷子になったならすぐに見つけてくれるだろう、
ユウ「じゃあ、少しお兄ちゃんとおしゃべりしようか?」
幼さココア「うん!」
迷子なのに元気だった、多分まだ迷子になって時間が浅いからなのかまぁ良いかそしてしばらくすると
??「ココアーどこ行ってたの、帰るわよ」
この子の姉だろうか、名前を呼ばれココアは姉の方に向かっていった
幼いココア「じゃあねユウお兄ちゃん!」
ココアは手を振って姉に連れられ親のところに戻っていった。
??「ねぇココア、あのお兄ちゃんは?」
幼いココア「ユウお兄ちゃん!助けてくれたの」
遠くからそうやり取りが聞こえた。
ユウ「なんか不思議な女の子だったな」
するとさっきの女の子二人と手を繋いだ女性、多分あの女の子の母親が俺に話しかけて来た。
ココアの母「娘がお騒がせしました」
ユウ「いえ迷子だって言うんで迎えが来るまで話し相手になってただけです」
幼いモカ「ありがとう、お兄ちゃん、妹を助けてくれてありがとう、ほらココアもお礼言わないと」
幼いココア「ありがとうお兄ちゃん」
ユウ「もう迷子になったら駄目だよ」
ココアモカの母親「あの家はパン屋をやっているのでよかったらこんど来て下さい」
すると保登ベーカリーというチラシをくれた。
ユウ「あ、どうも」
ココアモカの母親「それじゃあココア、モカ、帰りましょ」
そして女の子二人は母親と手を繋いで帰って行った
幼いココア「またねお兄ちゃん!!」
そして俺はラビットハウスに向かった。
カラーンカラーンとドアを開ける。
??「いらっしゃい、確かお主はタカヒロが言っておった」
ユウ「依頼が終わったんでタカヒロさんに報告に来たんですが」
??「あぁ、息子から聞いとるよ、どうじゃ、コーヒーでも」
ユウ「ならいただきますよ」
そう言って俺がコーヒーを飲んでいると白いもふもふした毛玉を抱いた水色の髪の3歳の女の子が来た。
??「おじいちゃん…」
??「おぉ、どうしたんじゃチノ?」
幼いチノ「遊んで…」
チノの祖父「すまんのうチノや、今お客が来とるから遊べんのじゃ」
マスターがそう女の子に言っているのが聞こえた。すると女の子は俺を見ると何故か寄って来て俺に言った。
幼いチノ「お兄ちゃんがおきゃくさんですか?」
3歳と言う幼さゆえのぎこちない敬語
ユウ「そうだよ、なかなか礼儀正しいんだね」
チノの祖父「チノのまわりはお客がほとんどでのぅ、3歳なのに敬語を覚えてしまったんじゃ…といってもぎこちないがのぅ、しかしチノは人見知りするんじゃが」
チノちゃんの祖父である喫茶店のマスターがそう言った。
人見知りするんだ。すると
タカヒロ「やぁ、ユウ君、お疲れ様」
ユウ「あぁ、依頼人の仕事が終わったんで挨拶に来ただけです」
俺はタカヒロさんに依頼が終わったと報告をした。依頼人だからね。
タカヒロ「あぁ、アイツから連絡が来たから知ってるよ、ユウ君はやはり新宿に戻るのかい?」
ユウ「あぁ、向こうが拠点ですからね、気が向いたらまた来ます」
俺はそう言って新宿に帰るため駅に向かった。木組みの街か、なかなかよかったな…保登ベーカリーにも一度行ってみるか。俺はそう思いながら新宿に帰って行った
そして現在
俺は28歳になりスイーパー稼業も健在だ
男「く…てめえは」
ユウ「はぁ、俺を狙うならもっと腕利きを雇って来いよ」
俺は愛銃のコルトパイソン357マグナムを持ちながらチンピラの男に言った。
男「てめえ、まさか…あのスイーパーか?」
ユウ「そ、シティーハンターとも言われてる」
男「わ、わかった、もうあの女に手は出さねぇ、見逃してくれ!」
そう言って男は逃げて行った
ユウ「はぁ、さてと…依頼は終わったからね…俺と約束のデートを」
俺は依頼人の女性にそう言った。
依頼人の女「あ、ごめんなさい晴沢さん、実は彼氏がいるんです!」
ユウ「え?」
依頼人の女「依頼料は渡しましたからこれで失礼しますねー」
ユウ「そ、そんな~」
俺が落ち込む…するとピリリリ
ユウ「ん?タカヒロさんからだ、なつかしいな、はい」
タカヒロさんから電話がかかり電話にでるすると
タカヒロ「やぁ、ユウ君、久し振りだね」
ユウ「そうですね、10年ぶりです」
タカヒロ「実は君に依頼があるんだ、アイツと俺からの依頼という訳だが引き受けてくれるかな」
タカヒロさんが俺にそう言った。
ユウ「タカヒロさん、俺は基本美女の依頼しか受けないんですが?」
タカヒロ「相変わらずだねでもこの依頼は引き受けてもらいたいんだ…RBTXYZだ」
タカヒロさんがそう言った。
ユウ「分かりました、すぐに向かいます」
俺はそう言ってまた木組みの家と石畳の街に向かった