ご注文はスイーパーですか?(更新無期限休止) 作:アレルヤハウス
俺が木組みの街に来て2週間がたった。
ユウ「つかれたなぁ~」
俺は今日喫茶店の時間帯のラビットハウスの手伝いをしている。
ココア「あ、ユウくんサボりはよくないよ」
ユウ「お前だってよくサボってるじゃないか」
俺はココアに言った。ココアも客がいない時によくサボって…ひなたぼっこしたりしている。…やはりサボりだな
チノ「ユウさんにココアさん、お客がいないからといってサボらないで下さい」
チノに怒られてしまった。
俺は喫茶店員じゃなくてスイーパーなんだけどね。しかも最近リゼの様子もおかしいし、そう言えばリゼ今日来てないのか。
ユウ「そういえばリゼは今日来てないのか?」
チノ「あ、そう言えばそうですね」
ココア「リゼちゃん来てないね」
理由はわからないか
ユウ「まあ、そのうち来るだろ」
チノ「そうですね」
まあ今は暇だしな。適当に休んどくか。
カラーンカラーン
チノ「あ、いらっしゃいませ」
チノが入ってきた客に接客した。しかも入ってきたのは女性か。しかも若い。
「あの…ラビットハウスはこの喫茶店でよろしいんでしょうか?」
チノ「ラビットハウスはうちですが」
「あの…この店に晴沢祐さんはいらっしゃいますか?…」
俺指名か、俺になんの用なんだ?
俺はそう思ってその女性のテーブルに向かった。
ユウ「俺に何か用ですか?お嬢さん?」
俺はその女性に言った。
すると女性は紙を取り出すとあるアルファベットを書いて俺に渡した。
RBTXYZ…そう、合言葉だ。
俺に依頼の内容を聞くことにした。
ユウ「チノ、わるいがココアと二人で少し外してくれるか?」
チノ「嫌です」
ココア「私達もシティーハンターの仕事手伝うって言ったよね…」
ユウ「だが…」
チノ「リゼさんやシャロさんもあの時ユウさんの力になると言ってたはずです、それにユウさんも承諾したじゃないですか」
ユウ「わかったよ」
やれやれ依頼内容は普通聞くものじゃない、だが俺がスイーパーであることがばれ、ラビットハウスに依頼人が来るかもしれないと話したがまさかチノ達も手伝うっていうとは思わなかった。仕方なく危険じゃない仕事くらいなら良いと俺も言ったが本当に実行するとはな。対策しないと
俺はそう思いながら依頼人のテーブルの所に行く
ユウ「……で、俺に依頼とは?」
「あ、はい、実は……」
女性は依頼内容を語り出した。
内容は数日前に付き合った男性に浮気されその逆恨みでその男の宝物を壊してくれということだった。
なんともまぁ逆恨みって怖いな。
それを聞いたチノは呆れていた。ココアは…話しをよく分かっていない感じだった。
「あの、依頼引き受けてくれますか?」
ユウ「…わかりました、依頼を引き受けましょう」
俺はその依頼を引き受ける事にした。
「あ、ありがとうございます…あ、これがその男の住所と写真です」
依頼人の女性はその後さっさとラビットハウスを後にした。
チノ「ユウさん、いいんですか?今の引き受けて」
ユウ「ん?…ああ、別にそういった依頼のほうが楽だからな…」
こういう依頼は希にある、スイーパーというよりなんでも屋になってるが
ユウ「そう言えばリゼやはり来るの遅くないか?」
チノ「そう言えばそうですね」
ユウsideアウト
ココアsideイン
ユウくんが他の女性のお願い事を聞いてる、なんだろ、ユウくんが他の女性と話ししてるとなんだか胸が痛くなってくる…リゼちゃんもなんかユウくんが来てからベタベタしてて、ユウくんがスイーパーってお仕事してるって聞いてからさらにベタベタしだして、様子も変だし…私もユウくんの事好きなのかな…
チノ「ココアさん、ぼーとしてないで仕事して下さい」
チノちゃんが私に言った。
まだバイト中だもんね、ちゃんとしないと、私はチノちゃんのお姉ちゃんなんだから!
ココアsideアウト
ユウsideイン
ユウ「さてと…」
俺はそう言って依頼を聞くために座っていた椅子から立ち上がる。
ユウ「チノ、わるいが先に上がるよ」
場所の下見に行かないとならないからな。
チノ「あの、やっぱり引き受けるんですか?」
ユウ「まあ、依頼料は少ないが依頼されたからね」
チノ「わかりました、でも余り無理はしないでください」
ユウ「わかったよ」
俺はそう言ってラビットハウスのバイトを終えて目的の場所に向かった。
俺が依頼人に言われた目的の場所に向かっていると向こうからなにやら考え事をしながら歩いて来るシャロを見かけた。
あれはシャロか、ずいぶん考え事をしてるみたいだが声を掛けて見るか。
ユウ「おーいシャロ!」
シャロ「!?あ、ユウさん、//こんにちは///」
ユウ「どうしたんだ?なにやら考え事してるように見えたけど」
なにか悩みでもあるんだろうか?
シャロ「あ、いえ、//大したことじゃないんです」
ユウ「なんなら相談に乗るけど」
俺はそうシャロに言った。
ユウsideアウト
シャロsideイン
ユウさんは私を心配して言ってくれてる//でも家が貧乏でリゼ先輩達に幻滅されるんじゃないかっていうことで悩んでいたなんて言えない…でもやっぱり話したほうがいいわよね。
シャロ「あ!実は…」
私はユウさんに悩んでいたことを話した。
シャロsideアウト
ユウsideイン
ユウ「なるほど、シャロは家が貧しいんだ」
シャロ「はい…私、リゼ先輩やココア達にお金持ちのお嬢さまって思われてるんですが、もし私の家が貧乏だってばれたら皆に幻滅されちゃうんじゃないかって不安で…」
なるほどな、まあ、そんな事で幻滅はしないと思うが
励ましとくか。
ユウ「なぁ、シャロ、俺はそんな事で皆が幻滅するとは思わないと思うよ」
シャロ「え?」
ユウ「シャロはさ、俺がスイーパーって事を聞いて嫌いになったか?」
シャロ「いいえ、ユウさんには助けてもらったこと感謝してますし嫌いになんてなりません…あ!」
ユウ「そ、シャロは俺がスイーパーって聞いても今まで道理接してくれてる、それとおなじだよ、家が貧乏だからってシャロの事を嫌いになんてならないよ」
シャロ「そうですよね、ありがとうございますユウさん、なんだか少し楽に成りました」
シャロは笑顔になり俺にそう言った。
ユウ「役に立てたならよかったよ、俺はもう行くよ依頼があるんでね、じゃあまた」
シャロ「あ、はい、ユウさん、またハーブティー飲みに来てください」
ユウ「ああ、わかったよ」
俺はそう言って目的の場所に向かった。
ユウsideアウト
シャロsideイン
ユウさんは大丈夫って言ってくれたしなんか気持ちが楽になった。でもなんだろう、ユウさんと話していると胸がドキドキする、初めて合ったときはうさぎから助けてもらった。そしてフルールでも助けてくれた。私やっぱりユウさんの事好きになっちゃったみたい。千夜に相談してみようかしら。
シャロsideアウト
ユウsideイン
俺は木組み街の眺めの良い丘に来ていた。ターゲットの宝物を狙えるのにおあつらえ向きの丘だ。
ユウ「まあ、眺めは悪くないな、この場所からなら大丈夫そうだな」
俺はそう確信するとその夜依頼を遂行した。 全く簡単な依頼だった。
さて、そろそろ例の依頼を片付けますか…まあ、この依頼が終ったら木組みの街にいる意味はなくなるんだがな…
ユウ「依頼も遂行したし帰るかな…」
俺はライフルをカモフラージュ用に用意したゴルフバックにしまいそのまま帰路についた…
俺が丁度甘兎庵の近くを通る、甘兎庵に灯りがついている、まだ千夜が起きているのか。多分片付けてでもしてるんだろう。
木組みの街は店が閉まるのも早い。夜9時にはラビットハウスのバータイムくらいしか店は開いていない。
俺がそう思っていると甘兎庵の店の扉が開き千夜が出てきた。
千夜「あら、ユウ君、こんばんは」
千夜が俺に話し掛けてきた。
ユウ「こんばんは、千夜、こんな時間まで店の片付けかい?」
千夜「ええ、今日はお客さんが多かったからいままで片付けてたの、ユウ君はどこかに行ってたの?」
ユウ「まぁ、ちょっと用事があってね」
この街ではこの時間だと出歩いている人はかなり少ないからな
千夜「あ、そうだわ、ねぇユウ君、まだ時間あるなら甘兎に寄って行って、オーダーストップしているけどなんかご馳走するわ」
千夜が俺に言った。前にご馳走してくれるって言ってたな。
ユウ「そっか、でも今日は遅いしまた今度にするよ」
余り遅くなっても困るからな。すると千夜が残念そうな顔をした。
千夜「そう、なら今度の日曜日にでも甘兎庵に来てね」
千夜は俺にそう言った。俺も甘味処で和菓子とかは食べたいが、もう今日は遅い、遅くなったらチノになんて言われるか。
ユウ「まぁ、近々寄れたらよるよ」
俺は千夜にそう言って帰路に付こうとした時……
ジャキっと引き金が引く音が聴こえた。
ユウ「!!、千夜!伏せろ!」
千夜「え?」
俺は咄嗟に千夜を抱え横に跳んだ。
ガキュン!石畳に弾丸が当たる、俺はすぐに体制を立て直しホルスターのサイレンサーを付けたコルトパイソン357マグナムを取り出し物陰に隠れていた男の手に持ってる銃に向かって撃つ。
バズ!《サイレンサーで銃声が抑えられる》 ガキュン!
男が持ってた銃に弾丸が当たり男は銃を地面に落とした
【ぐぁ!】
男は再び銃をもち逃げて行った。
ユウ「こんな時間にまで襲って来るとはな…こりゃあさっさと依頼を済ませるか」
俺はそう思うと千夜に向かって話しかけた。
ユウ「大丈夫か?千夜?」
千夜も一瞬何が起きたか解らずにいる
千夜「え、えぇ、大丈夫よ、ねぇ、ユウ君、今の銃、本物よね?」
千夜が俺に質問してきた。まぁ、あれを見られたら説明するしかないか。俺はそう思うと甘兎庵により俺がシティーハンターというスイーパーであることを話した。
千夜「そうだったの、じゃあユウ君は正義の味方ね」
なんかココアと同じ事言ってる、やはり同じベクトルなのか、でないとここまで仲良くはないよな。
ユウ「お前もココア達と同じ事言うんだ、なぁ、千夜は今の話しを聞いて怖いと思わないのか?」
俺はあの時のココア達に聞いたことと同じ質問を千夜にした。
千夜「怖くないわ、むしろかっこいいわ~、」
やはり同じか。まぁ、良いけど。
ユウ「そっか、まぁ、また甘兎には寄るよ、今日はもう帰るよ」
俺は千夜に言った。
千夜「ええ、わかったわ、また来てね」
ユウ「あぁ」
俺はそう言って帰路についた。そして俺はあることに気づいた。弾丸の弾道を見る限り千夜には当たらない弾道だったということ。となると俺が庇う必要なかったよね。
読んでくれてありがとうございました。今回でこの小説は無期限更新休止させていただきます。もし復活したさいはまたよろしくお願いします。