四つの次元と四つの個性~悪魔と呼ばれた子供がヒーローと呼ばれるその日まで~   作:神狼 梟

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No.3 友との再開

ガヤガヤ ガヤガヤ

 

桜が散り終わるころに雄英高校の前には人だかりができていた。

 

その中にはもちろん、久我と御影の姿があった。

 

「いや~二人とも合格してよかったですね!しかも一緒のクラスなんて!」

 

「俺らともう一人来るらしいけどな。どんなやつかは知らんが。」

 

「そうだ久我さん!私の戦いみてました?」

 

「アーハイハイ見てた見てた。」

 

端から見たら仲の良いカップルに見える二人は職員室へと歩いていった。

 

 

───────────────────────────

 

 

ほどなくして職員室へとついた二人は早速中に入った。二人を迎えたのは前髪を兎の耳のようにV字に2本逆立てた金髪で、白い歯を見せた笑顔の筋骨隆々の男性だった。

 

「やぁ!私が迎えにき「いやぁぁぁぁぁぁぁ!!!化け物ぉぉぉぉぉ!!久我さん助けてくださいィィィ!!」た…………んだが、怖がらせてしまったな。」

 

この男は今なら誰でも知ってる有名人。希望の象徴、オールマイトであった。

 

「久しぶりですね、オールマイト。」

 

「おぉ!白藤少年!久しぶりだなぁ!大きくなって!」

 

実は子供の頃、久我とオールマイトはある関係上何度かあったことがあり、雄英高校にくるきっかけにもなっている。

 

「扉の前を陣取るのやめてもらえません?貴方のような人がいたらビビります。」

 

「そ、そうか……驚かせてすまない、東雲少女、如月少女。」

 

聞き覚えの無い名前を聞いたとき、後ろから声がしたので振り向くと、そこにはいつの間にか少女がいた。

 

「ん………問題ない……それより……私は…如月 夢萌。よろしく………。」

 

「(いつからいた………?)俺は白藤 久我。こっちのくっついてるのが東雲 御影。よろしくな、夢萌。」

 

「では三人とも、ついてきてくれ。」

 

そうして四人は久我たちが入る1-Aへと向かった。

 

 

 

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数分歩くとある教室の前に止まり、待つように言われた。恐らく、ここが1-Aなのだろう。

 

『入ってくれ。』

 

 

《白藤視点》

 

中から言葉がかけられて入ることに。

 

「彼は相澤 消太くん。君たち、1-Aの担任を任されている。」

 

「相澤だ。簡単に自己紹介してくれって……剣真 姫、居眠りをするなとあれほど……」

 

居眠りって剣真 姫?まさか……

 

「う~ん、はっ!?寝てません!寝てませんよぉぉ!」

 

………やっぱり、こいつがいるってことはあいつも──

 

俺は全体を見渡すと、やはりいた。一人だけこちらを見て驚いたような顔しているやつがいる。

 

「白藤 久我だ。ここにくるまえにはアメリカにいた。それと、姫に梅雨。久しぶりだな。約束を果たすために会いに来たぞ。」

 

「ケロケロ、やっぱり久我ちゃんだったのね。試験の映像は途中で切れてわかんなかったけど、会えて嬉しいわ。」

 

「うぇっ!?久我くん!?」

 

「相変わらず、居眠り癖は変わらないな。」

 

そういうと、彼女──姫はうつむいて、震え始め、

 

「うぅ……久しぶりに会えて嬉しいですよぉぉぉぉぉ!」

 

いきなり飛びかかってきた。

 

「天誅っ!」

 

飛んできた頭に対してチョップをお見舞いする。

 

ゴスッ!「いった~い!」

 

よほど痛かったのか、おとなしく姫は席に戻っていった。

俺たちのやり取りを見ているみんなの顔は唖然としている。

 

「あー……中断して悪い。進めてくれ。」

 

「じゃ、じゃあ次私がします。」

 

手を上げたのは御影だった。

 

「東雲 御影といいます。趣味は裁縫で、えっと、えーっと、なにいえばいいんでしょう?」

 

「いや知らねぇよ。」

 

緊張で言いたいことを忘れたのか、俺に聞いてくる御影。

 

「私は………如月 夢萌。よろしく……。」

 

いつの間にか始まった夢萌の自己紹介はすぐに終わり、俺らは一番後ろの席に座った。

 

「それじゃあ、久我と御影、夢萌は個性把握テストを行う。こいつをきてグラウンドにこい。他の奴らは見たかったら来ていいぞ。」

 

渡されたのは体の大きさにあったジャージ。恐らく、このテストでは個性をフル活用してもいいのだろう。全力でやらせてもらう。

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 

場所は変わってグラウンド。第1種目は五十メートル走。俺の得意な種目の1つだ。

 

「めんどくさいから三人一斉に走れ。」

 

俺たちが用意をしたときには1-Aのみんなは集まっていた。

 

「用意」

 

「(アクセル、first!)」

 

パァッン!

 

号砲の音と共に前方へと走る。そしてゴール。かかった時間は……

 

『白藤 久我 1秒00。』

 

「「「「「えぇぇぇっ!?」」」」」

 

「……こんなもんか」

 

記録は更新できなかったなぁ……と考えてると御影と夢萌もゴールしたようだ。御影の方が早かったらしい。

 

そのあとも順調にテストは進んでいき、今は第5種目のボール投げまできた。

 

「そこにある円の中ならなにしてもいい。悔いのない結果を出せるようにな。」

 

「「「はい」」」

 

「面倒だし、さっさと終わらせるか、なっ!!」

 

加速の力をボールに加え、斜めに投げる。するとどうなるか。

 

ボールは永遠の加速し続け、一向に落ちてこず、結果は、無限と表示された。

 

「「「「「「無限!?」」」」」

 

……なんか俺がやるたびに驚かれているが、もう少し抑えたほうがいいのか?

 

 

 

 

 

 

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