まっ、アニメが終了したの何ヶ月も前の話だけどな!
・・・・・投稿遅れて、すいません。
いやいやながらも叔父さん達に挨拶、ついでに江ノ島 盾子と初対面も済ませたあと、俺は家の案内を任される事になった。
当然のことだが、実家である叔父さんと何回も来たことがある叔母さんにではなく、初めてこの家に来た江ノ島にである。
正直めんど・・・・娘さんの紹介が先ではと思ったが、というか言ったが、「同世代の子といた楽しい」的な発言を叔父さんが言い、江ノ島もそれに賛成、こちらに期待の眼差しを送ってきた。
本当なら断って、『顔見知り程度の従兄妹』ぐらいの距離感を保ちたかったのだが、男のさがと言うんだろか、美少女の期待の眼差しに首を振ることが出来ず、あえなく承諾。
その結果、俺はめでたく従兄妹のお守りを任される事になってしまった。
・・・まあ、未来は兎も角、美少女と行動できるのならこれも役得と考えておこう。
それに暇だったし。
俺は今の状況をそう納得する事にして、隣に歩いている少女を横目に見る。
「〜〜探検♪探検♪〜〜月お兄ちゃんと探検♪〜〜」
先程から何が楽しいのか子供特有の高い声で鼻歌を歌っている少女。
母親譲りの金髪を肩まで伸ばし、髪同様日本人には珍しいく、透き通る程綺麗な薄い水色のクリッとした目。
一度も外に出たことがないのでは、と思ってしまう程シミ一つない白い肌。
まだ1歳なのが嘘の様に、顔の一つ一つのパーツが整っている。
もしこのまま人だかりの多い所に行けば、世の男どもは少女の可愛らしい姿に振り向くだろうし、10人中10人はこの少女のことを美少女と呼ぶだろう。
だがこの世界の住民は、まだ知らない。
その姿と裏腹に彼女の正体は、この世界においてとある事件の黒幕であり、俺が転生してから最も会いたくなかった人物。
あと何年か過ぎたあとに、世界を絶望に染める一歩前まで導いた少女。
『超高校級の絶望』
江ノ島 盾子
・・・・・なのだが、
「月お兄ちゃん!」
「・・・・ん?どうした?」
「えへへ、呼んだだけ!」
そう言った江ノ島は、悪戯が成功した子供(実際に子供)に、無邪気な笑顔をこちらにむけている。
「・・・・そうか。」
ちょっと笑顔に、見惚れて反応が遅れてしまった。
というか江ノ島さん?それ反則級ですよ?
なんか知らないけど、キラキラみたいなエフェクトがついてたよ。
ごちそうさまでした。
・・・・しかし、そんな化け物には、見えないんだよなあ。
初めて会った時も、今見せてくれた笑顔も、俺が思っていた超高校級の絶望である江ノ島 盾子の笑顔のイメージと全く違う。
俺の思っていたイメージは、もっと絶望的だったというか。
触れてはいけないモノというか。
知識だけしかもっていないから、変な先入観がでてしまったのだろうか?
それに、違うのは笑顔だけじゃない。
確かに、顔は似てるし髪の色と名前も同じだが、明らかにこの少女と超高校級の絶望は全く別の存在の様に感じる。
話しかけられた時に、返事をしたら嬉しそうにするし。
笑った時は、絶望という言葉を何ひとつ感じないし。
握手してからずっと握っている手も、ほんの少し力を強めると強く握り返してくるし。
なんて表現したらいいのかな?
例えるなら、・・・・どこにでもいる普通の少女の様な・・・・
「・・・・・当たり前か。」
「?、どうしたの?」
「いや、これから何しよかなって。」
「えぇぇ、探検するんじゃないの〜。」
「正確には、探検じゃないけどな・・・まあ、寒いし。案内任されたけど、部屋の中で、ゲームの方がいいかもな。」
「ゲーム⁈、やるやる!早く行こ月お兄ちゃん。」
江ノ島もどうやら家の案内より遊ぶ方がいいらしく手を引っ張って、急かしてくる。
その姿は、超高校級の絶望の面影は無く、普通の少女みたいだ。
・・・・・いや、みたいだではないな。
江ノ島と少し会話しかしてないが、なんとなくこいつの正体が分かってきた気がする。
俺が思うに、こいつは間違いなく『江ノ島 盾子』本人だ。
正確には、『超高校級の絶望』に目覚める前の、と言ったが方が正しいな。
名前が同じだし姿も似ている。
極め付きは、この少女の『異常さ』だろうか。
先程から会話しているが、よく考えれば彼女はまだ生後一年しか経っていない幼児だ。
なのに、彼女は俺の言葉を理解しているし、会話も成立している。
確か、原作の江ノ島 盾子は天才的頭脳の持ち主だったはずだ。
そもそも江ノ島は、高校生の時に世界を滅ぼそうとし、ほとんど成功していた。
そう考えれば、1歳の時点で会話ができても不思議では、・・・ないのか?
まあ、俺はそういう専門的な知識がないからよくわからないが。
・・・・と思ってみたが、この考えには、不確定なところがある。
だって、明らかに性格違うじゃん!
今目の前にいる少女は、俺の目からも天使に見えるのに、原作のアレはもう悪魔じゃん。
小悪魔系女子じゃなくて、魔王系ラスボスだぞ。少女ですらないぞ。
それに才能についても、気になることがある。
さずがに、産まれた時から才能に目覚めていないと思っていたし、原作と今の違いからまだ才能には目覚めていないのだろう。
だが、それはこの少女のこれからの人生に、『超高校級の絶望』に目覚める『キッカケ』あるということだ。
『キッカケ』さえ無くなれば、江ノ島 盾子は『超高校級の絶望』にならず、誰も死なずにすむ。
だが、もし失敗したら。
江ノ島 盾子は原作通り世界を絶望させ、大量の死者を出し、その従兄妹である俺は、未来機関と絶望の残党に、目をつけられてしまう。
・・・・こういう時は、迷わず問題を解決する・・・というのが、お決まりなのだろう。
だけど、・・・・だけどだ。
俺は転生者で、本当なら原作には登場しないイレギュラーだ。
もし、俺が軽はずみな行動をすれば、原作に大きな影響を与えてしまう可能性がある。
だが、確か原作では、最終的にハッピーエンドで終わったはずだ。
つまり、俺が原作に関わらず、何もしなかったら原作通りに終わる。
何万という人の犠牲により・・・・
俺が『キッカケ』を無くし、『超高校級の絶望』が生まれなかったら誰も死なずに、ハッピーエンド。
だが、失敗したら、・・・取り返しのつかないことが、起こる可能性がある。
確定した希望の未来を選び、多くの犠牲を払うか
予測がつかない絶望の未来を選び、多く犠牲を救うか
だが、後者に関しては、失敗が許されない。
・・・・はぁ。
俺は、こんなめんどくさいに巻き込まれないため、江ノ島に関わらないように、しようと思っていたんだがなあ。
まだ、会ってから数分しか経ってないぞ。
いっそのこと元凶である江ノ島がいなかったらこんなめんどうなことには、ならないのに。
・・・・・いなかったら?
「月お兄ちゃん、部屋まだ〜。」
「ああ、ここ。俺が暇つぶしよくつかってる部屋。」
江ノ島 盾子がいなかったら・・・どうなる?
原作見たいな未来が起きず、俺も普通な生活がおくれる?
誰も死なず、誰1人絶望に堕ちない?
「暖房ついてて、あったか〜い。・・・そういや、ゲームってなにするの?」
「まあ、2人でするからオセロとかかな?将棋ちょっと覚えるまで、時間かかるし。」
それって俺が望んだ未来じゃないのか?
そしてその本人は、俺の目の前にいて、まだ1歳で無防備。
そして1歳ならば、事故とし紛らわせることも出来るかもしれない。
「じゃあ、早速やろう!」
「そう、急かさなくても、・・・・時間はたくさんあるんだから。」
・・・江ノ島 盾子を【殺せば】全てが丸く収まる?
ふう、なんとか年を越せる前に、投稿することが出来ました。
みなさんはどのような1年をおくりましたか?
僕は特にいつも通りの1年でした。
だが、みなさん知っていますか⁈
来年の1月ダンガンロンパの新シリーズがでるんですよ⁈
機種をもっていない為買う予定は未定ですけど。
長い間投稿していなくて、失踪していると思った人もいるかも知れませんが、期末テストとインフルと大掃除などが、被っただけです。
だからと言って、投稿が早くなる訳ではないので、あしからず。
では、来年もこの作品を読んでくれることを願っています。
アドバイス感想待っています。