人外に気に入られたぼっちと問題児達が異世界に来るそうですよ? 作:ノーネームノーネーム
俺の他に3人もこの異世界に呼ばれたらしく(まぁ、俺は安心院さんによって送られただけだから他の奴らと同じように呼ばれてはないんだろうが)空に放り出された俺たちは下にある湖に落ちた
「し、信じられないわ! まさか問答無用で引き摺り込んだ挙句、空に放り出すなんて!」
「右に同じだクソッタレ。 場合によっちゃあゲームオーバーコースだぜコレ。石の中に呼び出された方がまだマシだぞ」
「……は?石の中だったら動けねえだろ」なに言ってんだこいつ
「俺は問題ない」まじかよ、まぁ安心院さんよりはチートじゃないだろ
「そう、身勝手ね」なんかこいつにてるな、 比企谷は奉仕部の部長を感じさせる彼女によって人知れず必ずあの世界に戻ると決心を強く持った
「まず間違いないだろうけど、一応確認しとくぞ。もしかしてお前達にも変な手紙が?」
「そうだけど、まずは『オマエ』って呼び方を訂正して。私は久遠飛鳥よ。以後は気を付けて」
自己紹介かよ、嫌だなー。てか俺その手紙もらってないんだけど{あー、まぁ適当に話し合わせといて}安心院さんテキトーだなー
「それで、そこの猫を抱きかかえている貴方は?」
「……春日部耀。以下同文」
「そう。よろしく春日部さん。それで野蛮で凶暴そうなそこの貴方は?」
「高圧的な自己紹介をありがとよ。見たまんま野蛮で凶暴な逆廻十六夜です。粗野で凶悪で快楽主義と三拍子そろった駄目人間なので、用法と用量を守った上で適切な態度で接してくれお嬢様」
「そう。取扱説明書をくれたら考えてあげるわ、十六夜君」
「ハハ、マジかよ。今度作っとくから覚悟しとけ、お嬢様」
この流れなら次は俺だよな?
「えーと、俺は 比企谷八幡だ。よろしく」そう自己紹介すると3人は
「「「え、誰?」」」と反応を示した(悲しーなー、俺の存在認識されてないのかよー、まぁ俺はプロぼっちだから悲しくないけどな。あれ?なんでか目から水が流れてくるや)
「貴方凄いわね、気づかなかったわ」
「私も」
「はは、この俺が気づかないなんてなお前面白いな」
{まあ、しょうがないよ君のスキルの一つ失踪のスキル『居ても立ってもいなくても同じ』【セットイヤーズフリースタイル】が自動で発動してたみたいだから}
(やばい、安心院さんが優しすぎて惚れて告白、そして振られて自殺する所まで想像できたぜ、てか降られちゃうのかよいや?そもそもスキルくれたの安心院さんじゃねえか、ふざけんなよ!{なに?文句ある?}ありません、すみませんでしたー)
やっぱ俺って弱いなーと思いながら 比企谷は動体視力向上のスキル『誰かさんが転んだ』【アイフォールダウン】を使い周囲を警戒していると茂みに生き物が隠れているのを感じ取っていた
「で、呼び出されたは良いが何で誰もいねえんだよ」
「そうね、何の説明も無ければ、動きようが無いもの」
「仕方ねえな。さっきからそこに隠れている奴にでも聞くか?」
「あら? 貴方も気付いていたの?」
「当然、かくれんぼじゃ負け無しだぜ? そっちの猫を抱えている奴や 比企谷も気付いてたんだろ?」
「風上に立たれたら嫌でもわかる」
「まあな、ぼっちは視線に敏感なんだそれに加え動体視力を向上させたら周囲の事くらいわかる」
「へえ、やっぱお前面白いな」
「いや、俺はぼっちだから面白くないぞ」
「そうかい、取り敢えずそこに隠れてるやつに聞こうとするか」
すると、茂みからウサ耳の何かが―――
出てこようとした瞬間、逆廻十六夜が明らかに普通ではない脚力で跳躍した。そして女性のすぐ近くの地面が彼の跳び蹴りよって思いっきり抉れる。
「なにあれ?」
「コスプレ?」
「コスプレだな」
「違います、黒ウサギはコスプレなどでは――」
黒ウサギと名乗る彼女が弁明しようとするが逆廻はそんな事御構い無しに攻撃を続け彼女は避続けるがそこに春日部そして久遠が加わりとうとう黒ウサギは動きを止めた