書く事ないな……。
取り敢えず、読んでください(雑)
それではどうぞ。
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或る空き巣。所々がボロボロで、鉄柱は錆びている。
初めて人間という生き物を殺した。自身の手で。一人で。
「案外……罪悪感とか無ぇのな……。」
そう考えるのは俺だけなのかもしれないが。
けど俺、可笑しかった。
殺人っていけない事なのに、何でだろうな。俺。
笑っていた。
人殺すのって、こんなに楽しい事だったんだな。もっと殺っていいのか?
蔦さんはその為に力をくれたんだよな?そうだよな?
____じゃあ。
「俺の気が済むまで殺るか。」
……嗚呼、ほんとに俺どうしちゃったんだろ。
痛みを感じない所為か、感情も失っている気がしてならない。
殺人って、ヤバイことじゃん。なのに、悪くない。そう思ってしまう自分が居るんだ。
殺り足りない。もっと、もっと殺りたい。人間という史上最低の生き物を殺したい。
俺に異常な殺意が湧く。
何度か深呼吸をするが、その殺意は収まらない。
「ッだめだ……、人間…………ニンゲンは何処だよ……、殺らせてくれよ…」
俺は狂いに狂う。力を手に入れた為だろうか。その理由でさえも解らない。解りたくもない。
殺り足りないんだ、
あの大量に溢れる血液が見たい。骨の折れる音を感じたい。相手が最高に苦しむ顔が見たい。
……あ。そうだ。
そんなに殺りたいなら。
自分を……俺を殺せばいいんじゃないか?
血液が見たい。見たい。手首の脈を傷つけさえすれば見れる。
そう思って左手に装着している手袋を外そうとした瞬間。
ガシッ。
何者かに其の手を掴まれた。
「アカくん。」
聞き覚えの有る声に思わず振り向く、と。
其処には何の感情も読み取ることの出来ない表情をした蔦さんが居た。
「つ、た…………さん」
な、何で此処に……?
俺は不思議に思ったが、蔦さんに腕を掴まれると不思議と自分の脳が正常に働き始めた。
「俺はそんな事をさせる為に力を与えた訳じゃない。」
俺は黙って蔦さんを見つめる。
「君は強さを間違っている。」
と、一言。
俺はその一言で自然と通常通りに戻っており、蔦さんの手を借りて立ち上がる。
そうすると蔦さんは俺に向かって
「話があるんだ。」
いつになく真剣な声色で云った。
俺は黙って頷く。と、蔦さんは俺の手を引いて街を歩き出した。
「蔦さん……何処に行くんですか?」
行き先も解らずに進む俺は、蔦さんにそう問う。
「ああ、俺の家だよ。……」
ふええ、蔦さんの家か……。
なんかワクワクすんなあ!……って、話ってなんだろ。此処で言えない様な内容なのかな。
俺はそれ以上追求することもせず、蔦さんの手を握り返してついて行った。
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蔦さん好きだわ
またお会いしましょう。