ツ ミ ホ ロ ボ シ   作:赤腐

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こんにちは、赤腐です。


これから戦闘シーン増えるよな、きっと。
かっこよくて、グロテスクな描写が出来るようになりたいです。


それではどうぞ。

____________


八話

 

「俺って案外強い人間だったんだな!」

俺は独り、そんな事を呟きながら先程の勝負に利したのを自身に持ったのか、軽い足取りで街を歩く。

って……行く場所すら解らない訳だけど。

「にしても……ボロボロだな。此の街。」

壁や建物が当然の様に破壊されており、標識はへし折れ、辺りを見れば自動販売機やら信号機やらが地に落ちている。

 

……それくらい周りの奴等も強えって事か。

けど、俺も強い。それに此処に居る理由は、俺が存在する理由は

「クロの仇討ちをする為。」

それ以外の事は何もしない。

単純に殺意が湧く。それだけだ。

まあ、さっきのドロドロの奴は人間の部類に入らねぇけどな。

「非日常的だな。此処。」

歩みを止めてはポツリ、そう云って静かに笑う。

 

 

「待ってて、クロ。」

クロを殺った奴を痛い目に合わせてやるから。

だから。これからもずっと、傍に居させて。

クロの事を思うと自然と涙が溢れる。

____なんだこれ。まるで俺がクロのこと好きみたいじゃん。

「んんん、クロは好きだよ!?でも、その……恋愛的な好きじゃなくて…………いやでもでも、女の子より好きだし、大事だし…好きだよな?クロのこと。」

自問自答を繰り返す俺。傍から見れば相当可笑しい奴。

「んああああっ」

もはや考える事すら嫌になって脱力してしまう。

そう思って再び歩き始める。

その時

 

「ぐふっ、」

身体が何かに当たった。

柔らかいかも。なんか、人間のお腹みたいな____

「にんげんんん!?」

俺はつい素っ頓狂な声を上げてしまう。

ギギギ、と機械的な効果音をさせそうな固い動きでゆっくりと前を見る。

 

俺は笑うしかなかった。

 

「……んだ、テメェ」

此の人怖い。怖いよ。お母さん。

声低い。取り敢えず其処から怖いから。

あとすっげえ目つき!!ガン飛ばしてるよこれ!

 

ま、まあ、でも俺は力が有るから強いしね……

心の中で自慢気に言ってやって、手袋に手を掛ける。

「っあれ、……んん、、くそ、」

案の定、手が震えて手袋が外せない。

俺、ホント駄目だ。駄目人間。

 

そんな事を考えていると

「っぐへぁ……ッ……!」

逃げる暇も与えずに相手は俺の頬を殴った。

俺は左手以外、平凡な身体。いや、平凡以下。そんな俺の体は数十センチ程飛ばされ、倒れ込む。

痛くないって、結構腹立たしいのな。

痛くないのに痛い感じ。はっきりしろ。

 

思いの外、俺はそんな呑気なことを思える状態だった。

相手が怖い事は知っているが、何時もみたいにビビリはしない。不思議だ。なんか調子いいのかも。

 

「…………ッふぅ」

変に自信が生まれた為、落ち着かせる。心を。身体を。

ゆっくりと息を吐いて左手に装着している手袋に手を掛ける。震えてない。大丈夫。

相手が迫り来る。俺は同時に手袋を外した。

 

左手の力の風圧で相手は吹き飛んだ。ゆっくり呼吸して集中力を高めたのは正解だったようだ。

左手に力が来るように念を送って、神経を尖らせた。

 

 

俺にも戦力がある。

 

 

「ッらぁぁあああああ!!!」

吹き飛んだ相手が起き上がったのとほぼ同時に俺は其奴に殴り掛かった。

俺の拳は相手のこめかみ辺りを捉え、そのまま衝突する。

 

相手は唾液を吐き出す。中には血も混じっていて、一部分に拳が当たったものの、顔面全体にその衝撃が伝わった様だった。

「ッか、は……ッ」

乾いた声で必死に呼吸をする相手を見下ろす。

こめかみに当たった為、平衡感覚を失い、その場に倒れている。

「ぁ…………、ぐ、……ッ」

まだ何か云っている。

俺は左手を優しく彼の心臓に添えたと思えば

 

「さよならだ」

そう云って僅かに微笑み、左手に力を込めた。

その瞬間、心臓は破裂し、大量の血液が飛び散り、流れ出た。

その異様な光景を見ていた俺はというと、更に衝撃を与える訳もなく、かといって救うことも無く。

 

 

彼が意識を手放した事を理解し、その場を去った。




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眠くなってきました。
やはり、戦闘シーンも書くのは楽しいです。
表現力は無いですが。
頑張ります(毎回言ってる)


ではまたお会いしましょう。
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