アマガミのssの完結作品が少ないので、自分は何年かかろうとも完結させます。
もしアマガミを知らなくても普通の恋愛ものとして読めるようにします。
では、どうぞ。
「・・・・ねぇね、ねぇね!」
「どうしたの美也?」
(あぁ、確かこれは四年前の。)
「ねぇねはね、誰か好きな人とかいるの?」
「そーねぇ、美也が一番好きよ。」
「本当に!? みゃーはねみゃーはね、ねぇねが大好き!!」
(この子は、本当に昔からお姉ちゃんっ子なんだから)
「だからね、大人になったらねぇねと結婚するの。」
「まぁまぁ、美也ったら。私たちは家族だから法律上結婚することは出来ないのよ。それに、ね。私たちは姉妹、女の子同士だから。」
「それでもねぇねと結婚するの!!」
(うっ。そんな捨てられた子猫みたいな美也の涙目➕上目使いに私は弱いの知ってやってるし。)
「あらあら、困ったみゃーね。うーん。」
「・・・・・・そうね 大人になって、好きな人がいなくて、それでもお姉ちゃんのことが好きなら結婚してあげるわ。」
「本当に!? やったー!! みゃーね、早く大人になる!」
(嬉しいこといっちゃって。まったく純粋なんだから。 )
「えぇ、お姉ちゃんも応援してる。」
「うん。」
(あぁ、こんな時期もあったわ。 というより、何で急にこんな夢見てるのかしら? )
(ま、特に意味なんてないでしょう。それよりも今は・・・・・・)
(・・・・・・・・・)
「・・・ね。 ね・・・。 ねぇね!」
「っん・・・」
「もう、ねぇねったら!早く起きてよ」
「・・・・・・・・」
(えへへ。ねぇねって本当にかわいいなぁ。何でこんなにかわいいんだろ、私もお姉ちゃんに似たかったなぁ。)
陶器のような白い柔肌に、見る者全てを惹き付ける黒い髪。物語からそのまま飛び出してきたかのような整った顔立ち。一度見てしまうと吸い込まれるような錯覚を覚える深い深い黒。美也は時々この姉 立花一姫 を同じ姉妹とは思えなかった。
「ねぇね、ねぇねったら。起きて、起きてよ。」
一姫は一度寝てしまうとなかなか起きれず、更にその端正な容姿と相まって「今生の眠り姫」として学校では有名である。
「起きてってば。もう、何で起きないかなぁ?」
「・・・・・・・・・本当に起きないの?」
一姫は一向に動こうとしない
(なら、もうちょっと近づいても、いい、よね。)
美也はまるで何かに惹き付けられるように一姫の顔に自分の顔を近づける
(あぁ、ねぇねやっぱり私・・・・・・)
そして数分をかけやっと美也と一姫の鼻が触れてしまいそうな距離となる
(…………ばれなければ、ちゅーしちゃってもいい、かなぁ)
今自分の心臓の鼓動はドキドキなんて可愛らしいものなんかでなく、バクバクと有り得ない音を発している
(起きないで、お願い。起きないで!!)
いつもはそこで起きてしまい上手いこと誤魔化して私たちの日常が始まるのだが、今日はその間の悪さも鳴りを潜めているようだ。
そして、ようやくようやく美也と一姫のが触れそうになり・・・・・・
「ねぇ、美也。お姉ちゃん朝起きて一番最初に美也の可愛い顔を見られるのは嬉しい事だけれど、 おはようのちゅー はちょっとお姉ちゃん頂けないわ なんてね 」
「・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「みゃぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
ドンドンドン、ガッシャーン
近くにあるもの全てをひっくり返しながら美也は脱兎のごとく自分の部屋に帰っていった
「・・・・・はぁ。美也、ちゅーぐらい別にしてもいいけれど、それより私の部屋の片付けを手伝ってくれないかしら。」
んんーーと背筋を伸ばし、どこかズレた独り言を呟くのが、立花家長女 立花一姫そのひとである。
はい、白銀響です。
初投稿なので、正直心配です。
ハーレムにしたいと思いますが、カップリングに関しましては感想にてよろしくお願いします。もちろん、非ログインユーザー様にも対応しております。
あと、やってほしいシチュエーションがあれば、それも感想にて。
感想ほしいです!! どこがどうとか?
では白銀響でした。