アマガミ ユリコレ+   作:白銀 響

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こんにちは白銀響です。
今回似たような名前の登場人物が多数出演する予定ですが、クロスオーバーでなく、名前と関係性くらいです。
期待する人には申し訳ありませんが作者はアマガミ一筋です。
ヒロイン候補は今のところアマガミの登場人物です。
では、どうぞ。


乙女のポリシー

「もーねぇね、おっそーーい!」

 

私の部屋を荒らした本人は何事もなかったようにリビングでココアを飲んでいた

 

(もぅ、美也ったらちょっとぐらい手伝ってくれても良かったのに。)

 

結局私が朝の大事な時間を使って(約10分、朝の時間って色々準備したりで大変なんだから)片付けをした。

 

「おはよう。お母さん、お父さん。」

 

「えぇ、おはよう一姫。」

 

「あぁ、一姫 おはよう。」

 

この人は母の立花天音。実家は京都の有名料亭らしく、その娘であるお母さんの料理はいつも美味しく店で出せるほどだ。

 

「それよりも一姫、美也が慌てて上から降りてきたけど何かあったのか?」

 

彼は立花雄二。若い頃は結構やんちゃ(会社の役員に反抗 そして当然左遷)したりして危なっかしかったらしいけど、お母さんと出会ってその性格も今では大分丸くなってしまったようだ。

 

「えーっと・・・」

 

ちらっと横目で白雪のように白い頬を僅かに朱色で染め、必死に頭をプルプル横に震わす美也を盗みし・・・・

 

「美也ったら、朝にあまり準備しなかったらしくて、それで慌てたんじゃないかしら?」

 

お父さんは私の目を射ぬくようにその鋭い目で見た。

 

「・・・・・わかった。特に大した事じゃないだろう。」

 

(・・・。お父さんは昔から何故か直ぐ嘘に気づくわね。まぁ、今回嘘は言ってないし。何がって?美也の 心 の準備がってことよ。)

 

「そっそれよりもねぇね、早く朝御飯食べないの?あとあと、今日は一緒に学校に行くんだからね!」

 

「? 何でわざわざ今日なの?」

 

「とにかく今日は一緒に行く日なの!!」

 

「まぁ、いいんじゃない?」

 

「やったーーーー!!」

 

(っふふ、ほんと嬉しそうね)

 

「カズキー、早くご飯食べちゃいなさーい」

 

「はいはい、わかったわよ。」

 

こんなちょっぴり騒がしい朝も案外私は嫌いじゃないかったりする。

 

「みやー、早く降りて来なさいっ」

 

美也を呼んで数分後ドタドタと、美也が降りてきた。

 

「もう、美也遅すぎ!」

 

「ゴメンゴメンー」

 

と言いながら、胸の前で両手を合わしてる。

 

「美也から誘ったんじゃない!」

 

怒る時は起こり、甘やかす時は、甘やかす。そして・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(・・・・・・好意に気付かない『フリ』をするのも全くもって面倒ね。)

 

これが彼女が掲げる乙女のポリシーである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彼女は自分の容姿が皆より優れているのを10才では完全に理解していた。初めはクラス替えがあったりしても皆から話し掛けてくれたりしてすぐ皆とは仲良くなれた。遠足の班決めも皆が誘ってくれた。

 

(・・・・私もまだ甘かったわね)

 

そんな楽園のような日々も自我が強くなり出す同級生にとっては当然面白くないだろう。

 

「ねぇ、立花さん!」

 

「? 何か用かしら坂下さん。」

 

彼女は坂下千夏。バレーボール部キャプテンでクラスでは中心的な存在。少しつり上がった目尻に瞳は淡い茶色。髪は地毛なのか太陽に照らされると茶髪に見える。

 

「あなた、○○君のこと好きなの?」

 

「○○君? あの足が速い?」

 

余談だけど何で小学校のときって、足の速い人がモテるの?そういう人に限ってうるさいイメージがあるのは偏見なのかしら。

 

「ちょっとあなた!聞いてるの!!」

 

(あらあら、少し考え過ぎたみたいね。)

 

「すみません、えっと。○○君はね、仲良くさせてもらっているわ。」

 

(彼も例に漏れずにやんちゃで粗暴だし)

 

「好きかどうか聞いてんの!!」

 

(不味いわね、感情が高ぶっているみたいだわ)

 

「お、落ち着いて坂下さん。別に好きでも何でもないから、安心したらどうかしら?」

 

「そっそんな言い方したら、私が○○君の事が好きみたいに聞こえるじゃない!!」

 

(耳まで真っ赤にして。彼女も静かにしていたらすっごくかわいいのに)

 

「でも、好きなんでしょ?」

 

ちょっとでも彼女の初恋?を応援できたら、皆に少しでも優しくしてくれたお礼をと思ったのが人生の過ち。

 

(はぁ、余計なこと言わずに流せば良かったのに。本当に人の恋路を邪魔したら馬に蹴られるのね。ま、馬でなかったけれど。)

 

「えぇ、好きよ!悪い!?だからもう○○君としゃべんないで!!」

 

「え?」

 

ばっと、坂下さんが振り向いたら件の彼が何故かひょっこりと現れた。

 

『な、なんであんたg「ゴメン!!」え?・・・・・・』

 

「俺、立花さんの事が好きだから・・・・・だからゴメン。」

 

(これは・・・・詰んだわね笑)

 

この状況は想定外だわ。絶対に怒りの矛先は・・・・・・

 

「あなたのせいで、彼に告白すらしていないのにフラれちゃったじゃない!!」

 

「そんなこと言われたって、ねぇ・・・」

 

「つもりはなくても、結果そうなったじゃない!!」

 

(うん、違いないわ。って、彼もう居ないじゃないの!?)

 

結論、彼は逃げ足も速かったまる

 

「もう信じらんない! 私の初恋だったのに・・・・・・・・」

 

「まぁ、本当にごめんなさい?」

 

そんな謝罪を感情的になった彼女に受け入れてもらえる訳もなく。

 

「うっさい!! あんたなんかどっかいけ!!」

 

そして私は翌日から上履きと鍵盤ハーモニカを持ってかえるようになった。

 

特に明らかないじめ等はなく、前まで親しかった子とは疎遠になったりしたくらいね。

 

でも幼馴染みの梨穂子や妹の美也がいたし、何より中学校になってからは知らぬ存ぜぬ。後味は悪いけど私には好都合ね。

 

 

 

(だからって事じゃないけど、相手の好意には面倒がつきものだから気を付けないとね)

 

彼女 一姫の乙女のポリシーにより、彼女の学校生活は大きく変化するのは、間違いないだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




はい、どうでしたか?
鈍感設定や難聴設定は現実的でないので、リアリティーを求めた結果こんな風になりました。
次回は、ヒロインを登場させたいな。


感想下さい!! あそこはこうだ!!! とか?


では、白銀響でした。
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