月が見ていた物語 〜History of KOUMAKAN〜   作:春の嵐

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子供盆踊りに強制参加させられた春の嵐です。酔っ払ったおじいちゃん達は怖いですね。お陰様でそれなりの年の子の「何このオバさん」的な目に耐えて、教えて周る事になりました。あー疲れた。
今回はほのぼの?になりました。いい加減にちゃんとしたほのぼの書けや、私。
サブタイの望月は満月の事です。満ち足りた幸せを表しています。
それではどうぞ‼︎


望月の日々

あの出会いから5年…

 

SIDEレミリア

 

「ルミィ、久しぶり‼︎そっちは変わらず?」

「えぇ、変わりませんわ。相変わらずお元気そうですわね、レミィ。」

 

私とルミィーールミエラが仲良くなって5年。スカーレット家とハイドラント家の交流は盛んになっていた。まぁ元々私のお父様である『ワイザック・スカーレット』とルミィのお父様である『スタルジット・ハイドラント』は親友同士。行き来する回数が増えただけで関係としては、余り変わっていないのかもしれない。

 

「お姉様〜!ルミィ〜!あそ『フラン!挨拶が先でしょう?』…えっと、お久し振りですルミエラ様。本日は来て下さってありがとうございます。…これでいい?」

「えぇ、良いわよ。凄いじゃない。」(ナデナデ

「ふふっ。ご丁寧にありがとうございます、フランドール。今日は楽しませていただきますね。」

「うん‼︎早く遊ぼう!お母様がお人形作ってくれたの!それで遊ぼっ‼︎」(タタタッ

「はいはい、急がないの。忙しないわねぇ。…行きましょ、ルミィ。案内するわ。」

「えぇ、お願いするわ。」

 

フランは特に可愛がられている。まぁ当然ね‼︎私の妹は世界一だもの‼︎お転婆な所も賢い所も世界一可愛い…!

閑話休題

ルミィが来た時は私とフランとルミィで沢山遊ぶ。と言うよりフランがはしゃぎまくるのだ。私とルミィはそれに付き合ったり、本を読んだりして1日中楽しむのだ。あぁ、それから…

 

「あら、フラン。そんなにはしゃいでるって事はルミィが来たの?」

「うんそうだよ、パチュリー‼︎後で図書館にも行くね!」

「パチュリー、お久し振りですわね。何か新しい本は入ったかしら?」

「えぇ!ニコラス・フラメルの錬金術の考え方を利用した、物質を他の物質に変える為の魔術倫理が載っているの!これを使えば出来る魔法も大幅に増えるわ!」

「あら、それは興味深いですわねぇ。後で少し見せて下さる?」

「勿論よ!早く意見を交換したいわ。」

 

パチュリー・ノーレッジ。この紅魔館の大図書館に住んでいる、生まれながらの魔女。私とも付き合いは長い。彼女もルミィと会える事を楽しみにしている1人だ。ルミィは魔術にも造詣が深く、来た時はいつも討論をしている。

 

でも多分一番楽しみにしているのは私だ。

 

私は結構無理しがちだと言われる。『スカーレット家の長女』であり『フランのお姉ちゃん』でもある私。スカーレット家は大貴族だ。ハイドラント家と1・2を争う位の。だからお客様の前では堂々とした『余所行きの自分』でいなければならない。何よりフランにカッコ悪い所は見せられない。その上お父様達に会って行く人達の目はドス黒い事が多い。媚びる目、挑戦的な目、利用しようとする目。憎悪や嫉妬に染まっている事もある。そしてそれを10歳である私に向けて来る者もいる。私はそれを華麗にかわして堂々としているのだ。別にもう慣れてはいる。でも疲れるのだ。王者の様に振舞うのは。だから取り繕う必要の無いルミィとの会話を楽しみにしている。いつも悩んでいる事、苦手な事、得意な事、自慢話…。ありとあらゆる話をルミィは聞いてくれる。だから私も本当の自分をさらけ出して楽しむ事が出来るのだ。

 

ああ、今日は何の話をしようかしら?

1日はあっという間に過ぎていく。

時が止まってしまえばいいのに…!

 

そんな事を思いながら愛しい妹(フランドール・スカーレット)大切な義姉(ルミエラ・ハイドラント)の元に強がりな私(レミリア・スカーレット)はかけていった

 

 

 




良く考えたら3日連続投稿ですね。多分詰まったら一気にペース落ちます。
次回もお楽しみに!
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