月が見ていた物語 〜History of KOUMAKAN〜   作:春の嵐

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よっしゃ長く書けた‼︎ほのぼのになった!もう何も怖く無い…!
意味のない死亡フラグを立てた春の嵐です。
今回はルミエラの能力が出ます。
ではどうぞ!


ルミエラの能力

「やっぱり一番大きな問題は燃費とそれによる恩恵のバランスが取れない事かしら?…あ!でもこっちを利用すれば何とか…。」

 

「パチュリー。それならこっちの方が良いのではありませんか?そちらだと魔力結晶のような物でサポートする事が必要でしょう?」

 

「あぁ…。それもそうね!じゃあこっちの理論を応用して…。」

 

「…ねぇ二人共?私達の事忘れてるって訳?」

 

「パチュリーとルミィの話よく分かんない…。」

 

「「あ…」」

 

「全く二人共…目の前の事に集中し過ぎよ!もう1時間は余裕で経ってるって言うのに…。30分の約束じゃあなかったかしら?」

 

今、私とフラン。それからルミィは図書館のパチュリーの所にいた。私達がフランの部屋で散々人形で遊んで、お話をして、絵を描いて…としている内にパチェーーパチュリーの事だーーがやって来た。何でも魔道書の中にちょっと気になる所があったらしい。30分の約束でそこについて話してくる…と部屋から出て行って早1時間。お菓子もあったが待ちきれず図書館にフランと突入…で、冒頭の会話に戻る。全く…目の前に行っても気付かずに話し続けるって…。ちょっと聞いてみていたけど全く解らない。良く二人は分かるわよね…。

 

「ごめんなさい、レミリア。フランも待たせてごめんなさい。ついついヒートアップしちゃって…。」

 

「…悪かったわ。」

 

「いや、別に構わないのよ?ただ約束しているのにそれを忘れてた事に怒っているだけ。」

 

「…本当にごめんなさい。」

 

割と本気でルミィがションボリしている。なので私とフランは機嫌を直す事にした。

 

「ねぇルミィ?何でルミィはこんな難しいお話分かるの?お姉様が言ってたよ?『吸血鬼には魔法の必要性が余り無いから魔法を知らないって人が多い』…って。ルミィは魔法の勉強しないといけない事情があるの?」

 

「あらフラン、賢いわねぇ…!頭の良い子に育ってくれて、お姉ちゃん嬉しいわ‼︎」(ナデナデ

 

「そうですわね、レミリア。…フランは私の能力の事知ってるかしら?」

 

「…能力?ううん、知らない。」

 

能力ーーそれは生まれつき、あるいは後天的に備わる力の事。妖怪だけでは無く、人間にも宿っている事がある力。吸血鬼にも能力持ちは多くいる。私のお父様もお母様も持っている。ーーと言うより強い吸血鬼の多くが能力を持っている。ーーその中でもルミィの能力は異質を放っていた。

 

「私の能力はーー『()()()()()()()()()()()』ーーと呼ばれています。これが私が魔法を勉強している理由ですわ。」

 

月に愛される程度の能力。これはルミエラ・ハイドラントと言う吸血鬼を有名にしている理由の一つだった。

吸血鬼は月の魔力を借りる事が得意な種族だ。月の光によって回復力も力も妖力も格段に上がる。

 

ーーだがルミエラに比べれば些細な違いだ。彼女の力の上がり方は尋常ではない。他の吸血鬼が100まで上がるとするなら、ルミエラは10000まで上がるのだ。例え上半身が消えても、文字通り瞬きする間に回復してしまう。剣も指で挟むだけで折れてしまう。この力で怖いのは()()()()()()()()()()()()力が上がる事だ。例え三日月のような微かな光でも力が上がるのだ。勿論満月の時の上がり方が一番大きい。ーーだがそれでもこの上がった力は脅威だ。

勿論デメリットもある。それは月が出ていない時…力が一気に下がってしまう事だ。

ーーそれこそ()()()()()()()

もしこの間に襲われればひとたまりも無い。月が出ていない時は回復力も周りの吸血鬼より大幅に下がる。だからーー

 

「私の一番の弱点は月が出ていない時…。ならそんな時でも戦える代わりの力があればいい。その力の答えがこれですわ。」

 

「そっか‼︎魔法を使って攻撃したり、傷を治せばいいんだね!」

 

「その通りですわ。」

 

「勉強熱心なおかげで私の実力も抜かされそうよ…。しかも月が出ている時は強力な月魔術まで使えるようになっちゃったから…夜に出会う敵が可哀想になってくるわ。」

 

「本当に強いわよねぇ、ルミィ。…私も頑張らなきゃ」

 

「ふふふ♪褒めても何も出ませんわ。後レミィは頑張り過ぎないで頂戴。」

 

「…そうね。気負い過ぎるのも良く無いわねぇ。じゃあ気負わない為にももう少し遊びましょうか‼︎」

 

「うん!あ、私鬼ごっこがしたい!パチュリーも一緒にやろうね!」

 

「フラン⁉︎私体力無いんだけど?」

 

「あら、良いじゃない!運動不足解消に丁度良いんじゃない、パチェ?」

 

「…私が死ぬ未来しか見えない。」

 

「…頑張って下さいな、パチュリー。あのフラン達のキラキラした目を見たら止められない事はわかるでしょう?」

 

「…もう嫌。」

 

そうして、満ち足りた時は過ぎて行く…




いかがでしたか?
因みにレミリア達はこの後お母さんにがっつり怒られました。無理させるなと。
因みに次の投稿は新作品の予定です。分かる人は分かります。
ヒントは私が東方の他に好きなものと、もうすぐ8月15日って事です。
では次回もお楽しみに‼︎

追記:今見てみたらお気に入り登録が2件…!ありがとうございます、ありがとうございます…!これからも精進してまいります…!
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