月が見ていた物語 〜History of KOUMAKAN〜 作:春の嵐
『悪ふざけに溢れた前回のあらすじ!』
ワイザック「紅魔館の仲間も娘も妻も世界一ィィィィィィィィ‼︎」
レミリア「クッ…目が疼く!」
お久しぶりです!そしてお待たせしてごめんなさぁぁぁぁぁい‼︎
↑スライディング土下座&号泣
テストが終わる→大会が終わる→またテストがある→またまたテスト
…という無限ループに苦しんでました。
しかも、プロットも消えましたしね‼︎アハハハハハハハハハ‼︎(白目
いやもう本当すみませんでした。(五体投地
それでは今回のお話をどうぞ!
SIDEレミリア
「…つまり、隠し事がバレてお小言を食らった為に旦那様方に会わせる顔が無い…と言う訳ですね?」
「…あそこまで大騒ぎになるとは思わなかったわ。」
「あはは…確かにすごかったですね〜。」
「…随分余裕そうね。」
「他人事ですから。気楽なんですよ。」
「う〜!この悪魔!」
「私は悪魔じゃ有りませんよ〜。ただのしがない門番です。」
「そういう問題じゃな〜い!」
紅魔館の門の前。私は門番の紅 美鈴と話をしていた。話の内容は…昨日の大騒ぎーーつまり能力の開花を隠していた事がバレた後の事だ。
能力の開花が始まり、私は良く不思議な景色を見る事が多くなった。その時に痛みを感じる事から、恐らく暴走の様な物なのだろう。私はお父様達にその事を話していなかった。最近仕事が忙しいらしく、良く真面目な顔で相談し合っているお父様の姿を良く見る様になっていた。ならば、余計な事を考えさせない様にしたいと思い黙っていた…が。
ーー絶対に話していた方が良かった‼︎絶対事前に話した方がここまで大事にならなかった‼︎
…と後悔した。勿論隠していた事を怒られるだろうとは思っていた。それは当たっていた。
ーーでも、全員が大泣きするとは思わなかったっ‼︎
『すまないレミリア!お前に気を使わせて…無理をさせて…!あまつさえ気付かなかったなど…!私は父親失格だ…!』
『いいえ、ザック!そうじゃ有りませんよ!ザックは仕事で忙しかったじゃないですか!あなたの手が届かない所は妻である私の仕事。つまり、気が付かなかった事は私の責任です!』
『お姉様の側にずっと居たのに…!沢山お世話してもらってるのに…!そんなお姉様が苦しんでいたこと知らなくて…ごめんなさい!ごめんなさい…!』
…といった様に大騒ぎ。おまけに…
『どうせ私は病弱で頼りないわよ…!弟子にも直ぐに抜かれる様な役立たずよ…!』
とか言ってパチェは大図書館に閉じこもっちゃったし…!
「本当に美鈴が来なかったら更に酷い事になってたわ…!」
「まぁ、火のついた様な妹様の泣き声が中々止まない時点で異変は分かりましたから…。旦那様方の事ですし、暴走してるかと思ったら案の定でしたねぇ。」
「しかもそのまま謝るタイミング逃しちゃって…。気まずくて気まずくて…!」
「別にそのまま謝ればいいと思いますよ?…私としては問題は他の所な気がします。」
「え?他の所?ただ隠し事したから怒ってると思っていたんだけど…。」
そう言うと思いっきり溜息をつかれる。え?本当に何?分からないんだけど。
「いや、確かにそこも怒ってるとは思いますよ?でも、隠し事の一つ二つは誰にもあると思いますからそこまで怒らないと思います。」
「…でも実際叱られて…。」
「なんて言って叱られましたか?」
「えっと『なんで話さなかった』って…その後で大泣きされて…」
「…旦那様ぁ…何やっているんですかぁ…!その後に言う事があるでしょう、言う事が!」
…なんか妙に落ち込まれた。
「私が考えるにですね、1番言いたかった事は『どうして頼ってくれなかった!』だと思いますよ?」
…ん?どういうこと?そんな事一言も…
「レミリアお嬢様。いつも思っていましたけど、お嬢様は無理をし過ぎです。直ぐに自分1人で解決なさろうとしますよね?…反論は受け付けませんよ?以前頼まれた本を1人で運ぼうとして、押しつぶされかけてましたよね?」
…バレてた。色々と。
「長女だからとか、スカーレット家の娘だからとか色々あるでしょうが…背負い込み過ぎです。…旦那様も奥様も能力を持っています。過去の経験からアドバイスを貰う事も可能でしょう。妹様も『お姉様に恩返しがしたい』と良く仰っているんですよ?『お姉様が当主になったら私が助けるの!』って言って良く特訓したり勉強してるの知ってました?」
「…え?」
「更に付け足すのであれば、パチュリー様が最近新たな魔法を発明したのも知らないんじゃ有りませんか?『今度レミィが来たら自慢してやるわ!』ってかなり嬉しそうだったんですよ?…大方バレない内に能力をコントロールしようとして、部屋に閉じこもってたんでしょう?だから全く知らなかったんじゃ有りませんか?」
「…美鈴の能力って本当に『気を使う程度の能力』なの?千里眼とか読心とかじゃないの?」
「お嬢様が分かりやす過ぎるだけです!私の能力は『気を使う程度の能力』で合ってますよ!」
私ってそんなに分かりやすいかしら…
「…1人で背負い込み過ぎて、疲れてるんですよ。確かにお嬢様はスカーレット家の名を背負う事になります。でも、頼る頼らないとは関係無いと思います。…もう少し周りの力を借りて良いんですよ。皆さんお嬢様の力になれるのを待ってると思います。」
「…私はみんなに迷惑かけたくなかったけど…それじゃダメだった?」
「頑張る事も、自分の力でやろうとする事は良いと思います。でも、だからと言ってそれで無理をしては本末転倒でしょう?…皆さん本当にお嬢様の事を考えています。もっと頼って下さい。」
「そう…よね。無理しちゃいけないわよね。」
「後付け加えるとするなら…まだ10年程度しか生きていない子供の手助けが出来ない程旦那様方は弱く無いです。まだ子供の内に思いっきり依存しちゃっても大丈夫だと思いますよ!」
「…うん、分かった!」
「そうですね!…あぁ、旦那様方は今二人っきりのお散歩タイムだと思うのでパチュリー様の所に行って来たらどうでしょう?きっと妹様と一緒に待ってると思いますよ。」
「…美鈴は優秀ねぇ…。分かったわ、図書館に行ってくる!」
私は大急ぎで紅魔館の中に戻って行った。まず自分の事を謝ろう。それから色んな事を相談して…何だか久しぶりに体が軽い気がする。本当に無理してたのね、反省。私は愛しい妹と親友の元へ駆けて行った。
…急ぎ過ぎてこけそうになったのは内緒だ。かっこ悪い…!
前回出番がなかったルミエラ様回だと思った?残念!美鈴回でした!
…うん、本当ごめんなさいルミエラ様(土下座
ここの話で重要ポジのはずなのに…!というか予想以上にスローペースで見せ場が遠い…!
お詫びに次は出したいです!(オイ
尚、この後はこの話の裏側を書く予定です!どうか気長にお待ち下さい!
それでは、次回もお楽しみに!