魔王と勇者とそれから俺   作:隻眼の道化師

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第1話

暑~い!」

今年の4月から新入社員として子供の時から夢だった本屋で働いている訳だが、毎日新刊が出てそれを新刊コーナーまで運ぶのは最初の頃はとても楽しくて苦じゃなかったが早三ヶ月……………今では新刊コーナーが出ないで欲しい今日この頃である。

 「おっかれさまでした。また明日……」

やっと終わったよ……速く帰って寝よ!

「危ない!車が…………」

五月蠅いな、俺はもう眠いってダンプが此方に向かってきてるし、ちょっと待てよ……俺の人生ここで終わりかよ…。ハァー、やっぱりこの世界は間違ってるし理不尽だな(笑)

 

 

「起きろ!大丈夫か?倒れているけど何かあったのか?………」

あぁ、俺の目の前にロングで美人が居て俺の介護をしてくれている………案外この世も捨てたものじゃないかもな。

 「おぃ、少年!大丈夫か?おーい」

あぁ、いい気分だがちょっと待てよ………あの世にしては全然天国て感じゃないんだよな。あぁ、目に砂が入ったよ、痛いな…………ちょっと待て、俺生きてるんかい!死んでないのかよ!!この世界は間違ってるし理不尽だとかただの痛い人じゃん(泣)

「ちょっと魔王様、得体の知れない人に近づかないで下さい…………殺し屋でわざとかもしれないんですからね。」

魔王様……………………………………………ちょっと待て、ここはどこでいつの時代だ?

「あのう…………」

「魔王様離れて下さい!何をするか解りませんよ…」

「大丈夫だ………それより何か聞きたそうにしていたがどうかしたのか?」

 「あぁ、そうだった…………あんたの名前は何だ?」

「それで良いのか?他に聞きたい事あるんじゃないのか?」

 「確かに質問は腐るほどあるがまずは自己紹介が必要だと思ってな……」

「そうか……貴様は少し変わっているな

「よく言われるよ(笑)」

「私の名前はheart(ハート)宜しくな!」

「私は魔王様の第一補佐官のbrain(ブレイン)です………あなたの名前を教えてください。」

「俺の名前は治(おさむ)だ。宜しく!」

 「こちらこそ宜しく頼む!」

 「しかし、奴らの仲間かもしれませんよ………魔王様!」

「奴ら?どういう事だ?」

「奴らとはな……此方に勇者御一行様が向かってきているのだ……」

 まあ、魔王がいたら勇者も居るだろうな……2人で1セットみたいなもんだしな(笑)

「それに対して対策を考えていた所にradius(ラディウス)とulna(アルナ)が不審者を見つけたという訳だ。」

「あぁ、そういえばどうしてあそこにいたんだ?」

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