IS 〈インフィニット・ストラトス〉 -造られた双子-  番外編   作:ark.knight

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第10話

 

 

5人がカフェテリアに到着すると何人かのアイドルらしき集団が入っていくのが見えた

 

白「よ~し突入じゃ~」

 

未央「未央突貫してまいります!!」

 

未央が先陣を切ってカフェテリアに入っていく

 

白「さて未央に席取りをさせたところで仁奈1回降りようか」

 

仁奈「はいですよ」

 

白が屈むと仁奈は白の背中から降りる

 

夏樹「白はなんだかんだノリいいんだな」

 

白「こういうのは楽しんだもの勝ちだ」

 

藍子「その考え、未央ちゃんに似てますね」

 

白「似た物同士ってか?」

 

光「白さんアタシ達もいこう!!」

 

光に手を引かれるように白は店内に入っていく

 

藍子「夏樹さん私達もいきましょう」

 

夏樹「そうだな」

 

2人も店内に入っていくと夏樹は見たことのあるメンツがいた

 

夏樹「拓海に里奈、亜季さん、涼じゃないか」

 

「夏樹じゃねぇか」

 

「やっほーなつき」

 

「夏樹殿もご一緒にどうですか」

 

「どうだ夏樹?」

 

夏樹「悪いが先客がいるんだ」

 

「そっかー」

 

未央「あいぽんになつきちこっちだよ~」

 

2つ奥の大き目なテーブル席に未央から呼ばれる

 

「あたしらも行っていいか?」

 

夏樹「どうなんだろうな?」

 

藍子「白さんに聞いてみますね」

 

「白だぁ?」

 

藍子は未央のところに行くとすぐさま戻ってくる

 

藍子「いいそうですよ」

 

夏樹「ほんと太っ腹だなあいつ」

 

「行っていいんしょ?それぢゃレッツゴー!!」

 

6人は立ち上がり未央のところまで行く

 

「どもども」

 

「なんで男がここにいんだ?」

 

白「新人アイドルっすよ先輩さん」

 

拓海「先輩言うな、あたしは向井拓海(むかいたくみ)っつー名前があんだ」

 

白「そうっすか双葉白っす」

 

夏樹「こいつが噂のダンスマンだぜ拓海」

 

拓海「マジで!?」

 

「とりま、座っちゃおうねー」

 

6人は席に着く

 

里奈「ちょりーっす藤井里奈(ふじいりな)ぽよ~」

 

亜季「私は大和亜季(やまとあき)と申します!!」

 

涼「アタシは松永涼(まつながりょう)だ。よろしく」

 

白「改めて双葉白っす、杏の兄っすよ」

 

拓海・里奈・亜季・夏樹・涼「「「「「はい!?」」」」」

 

白「いつものありがと。今回で3回目っすよ」

 

拓海「杏の兄貴なのか!?」

 

白「もう1人いるけどな」

 

亜季「白殿は杏殿のお兄さんでしたか」

 

白「そうっすよ大和軍曹」

 

白が敬礼をすると亜季も敬礼で返してくる

 

涼「杏の兄さんってことは年上なのか?」

 

白「もう21っすよ」

 

未央「それでも高校生」

 

里奈「ちょ、なにしたん?」

 

白「5年前に世界中を旅して今年の3月に戻ってきた」

 

拓海「なんだそりゃ」

 

仁奈「白お兄ちゃん注文とっていいでごぜーますか?」

 

白「せやな。好きなもん頼んでいいぞ俺の奢りっすよ」

 

里奈「まぢで!?」

 

白「男には二言はねえよ」

 

涼「随分と気前がいいな白さん」

 

白「今日は交流を取りに来たんだからこんくらいの出費は致し方あるまい」

 

未央「それじゃジャンボパフェでも」

 

白「未央は1番高ぇのいくのな」

 

未央「冗談だよ」

 

白「別にいいが」

 

藍子「大丈夫なんですか?」

 

白「二十歳にもなってねぇ奴が気にすんな。食いたきゃ食え」

 

夏樹「アンタ凄いな」

 

白「金ならかなり稼いだ時があったし俺が死ぬまでは使いきれねぇかもな」

 

里奈「VIPぢゃん!!」

 

白「知らんな。そんなわけで好きなだけ注文しな」

 

それぞれ注文する品を決め注文する

 

仁奈「白お兄ちゃん」

 

白「なんだ仁奈」

 

仁奈「本当のお兄ちゃんに感じるですよ!!」

 

白「兄ねぇ・・・」

 

白は仁奈の言葉に対して顔を暗くして上を見上げる

 

未央「どったの暗い顔して?」

 

白「いや辛気臭くなる話題だなと思ってな」

 

仁奈「?」

 

仁奈は言葉が理解できず首を傾げる

 

白「俺が兄か、自由にしな仁奈」

 

仁奈「はい!!」

 

涼「頑張れな白さん」

 

白「何を頑張れってんだよ」

 

藍子「今日を見る限り兄弟ですよ」

 

未央「よ、白お兄ちゃん」

 

白「弄んなや」

 

未央「にしし~」

 

亜季「話は変わるのですが白殿はサバゲーをしたことはありますか?」

 

白「サバゲー?」

 

亜季「サバイバルゲームといいガスガンや電動ガンで撃ち合うものです」

 

白「それは無いが実弾は撃ったことはあるで」

 

亜季「羨ましいであります!!」

 

白「それに時間がないから今は無理っすね」

 

亜季「そうですか・・・」

 

夏樹「そういや白はギターとかできるのか?」

 

白「分からん」

 

涼「分からんって曖昧だな」

 

白「やってみなきゃわかんねえっすよ」

 

夏樹「そうだな」

 

拓海「白はバイクとか乗ってんのか?」

 

白「ここ最近こっちに戻ってきたからバイクは無いっす。まぁ買えば大丈夫だけど」

 

拓海「なら今度飛ばしにいこうぜ」

 

白「おうよ」

 

夏樹「そん時はアタシもいくぜ」

 

涼「アタシも行かせてもらうな」

 

白「結構いんのなバイク乗り」

 

涼「そうだな」

 

未央「しろぽんもコミュお化けだよね」

 

白「知らんよ」

 

光「白さんは話しやすいからな」

 

白「兄貴も口調は固いが結構ノリいいし話しやすいぞ」

 

拓海「そうなのか?」

 

白「おうよ。躊躇なく人を助けたりするしな」

 

未央「そういえばちえりんがくろぽんとはくぽんに助けてもらったって言ってたっけ」

 

光「なにかあったのか?」

 

白「途中から入ったが分からんが恐喝されてたんで助けたんだよ」

 

里奈「おーやるぢゃんしろぽん」

 

亜季「さすがです白殿」

 

仁奈「白お兄ちゃんすげーですよ!!」

 

白「サンキューな、まぁその後ちょっとした事故が多発したけどな」

 

夏樹「まだあるのか?」

 

白「襲撃されるわファミレスで強盗が入るわで厄日だったわ」

 

藍子「今物騒な言葉聞こえましたが気のせいですよね?」

 

光「襲撃って大丈夫だったのか!?」

 

白「大丈夫じゃなかったらここにいねぇよ」

 

拓海「なんかスゲェ生活してんな」

 

亜季「白殿は白兵戦でもできるのですか?」

 

白「なんか白だらけだな、まぁできっけど」

 

亜季「もしかしてその手の訓練でも受けていたのですか?」

 

白「さてな」

 

店員「ご注文された品をお持ちいたしました」

 

それぞれに注文された品が配られる

 

白「そいじゃ適当に食えや」

 

拓海「ゴチになります」

 

白「残すんじゃねえぞ」

 

「「「「「「「「「はーい」」」」」」」」」

 

それぞれ注文した品を食べ始める

 

仁奈「おいしーでごぜーますよ!!」

 

白「仁奈、思う存分食えよ」

 

仁奈「はいですよ」

 

未央「んーまい!!」

 

藍子「未央ちゃん美味しい?」

 

未央「最高だよ」

 

白「残すなよ」

 

未央「大丈夫だよ」

 

光「本当に奢ってもらっていいのか?」

 

白「何度も言わせんな、ガキは甘えれる時に甘えとけ」

 

光「が、ガキって・・・そうだなではそうしよう」

 

亜季「それにしてもこの量は予算的に大丈夫でありますか?」

 

白「もーまんたい、大丈夫だ問題ない」

 

夏樹「白、あんた浪費癖はつくなよ?」

 

白「んなもんねえよ」

 

涼「そういえば白さんはいつ頃にデビューになるんだ?」

 

藍子「あ、それは気になっていました」

 

白「コンセプトは決まったらしいからそう遠くないんじゃね?」

 

拓海「随分と早いな」

 

里奈「暇だったらデビューする時見に行ってもいいしょ?」

 

白「おお来い来い」

 

涼「白さんも順応早いよな。もうここの空気に馴染んでるしな」

 

拓海「アタシが馴染むのも1,2か月ぐらいかかったしな」

 

夏樹「それはただ単に拓海だけが遅かったんじゃないか?」

 

拓海「そ、そんなことはねぇよ!!」

 

白「拓海、言えば言うほど嘘っぽいっすよ」

 

未央「たくみんはねぇ」

 

拓海「未央それ以上は言うな!!」

 

涼「ここでもいじられ役だな拓海は」

 

拓海「なんでアタシがこうなってんだよ!?」

 

里奈「たくみん、いぢりやすいっしょ?」

 

藍子「あ、あはは・・・」

 

光「あの拓海さんがここまでいじられてるなんて」

 

白「さて拓海弄りはここまでにして、仁奈に光はレッスンあるのか?」

 

仁奈「仁奈はないでごぜーますよ」

 

光「今日はあるけど3時からだな」

 

白「ならゆっくり食っとけよ、急に食いすぎると腹痛めるからな」

 

光「わかってる」

 

藍子「白さんってお兄さんよりお父さんっぽいですね」

 

白「なんのことだ?」

 

未央「周りが心配になって気にかけすぎるとこが父さんっぽいね」

 

白「・・・分からんよそんなもん」

 

白は目を瞑りと首を振る

 

仁奈「どうしたですよ?」

 

白「いやなに俺は親って存在を知らんからな」

 

未央「え・・・」

 

白「知らんってのも嘘か、双葉家にはちゃんといたしな。でも本当の親はいないから知らんっすよ」

 

未央「なんか、そのごめん」

 

白「気にすんな。誰がどんな過去を背負ってるか分かんねぇもんだ」

 

仁奈「白お兄ちゃんは仁奈に似てるですよ」

 

白「仁奈も大変な思いしてんな。よし仁奈俺にどんどん甘えとけや」

 

仁奈「はいですよ!!」

 

光「白さんは辛い思いをしてたんだな」

 

白「それももう過去っすよ、それがあるから今の俺がいる」

 

拓海「強いなあんた」

 

白「男はこんぐらい強くなくちゃ生きていけねぇよ」

 

夏樹「アタシもかっこいいと思うよ」

 

白「惚れんなよ?もう彼女がいんだからよ」

 

里奈「まぢで!?だれだれ!?」

 

白「名前は言えんけど写真ならあるで」

 

白はスマホを取り出すと束とのツーショットの写真を里奈に見せる

 

里奈「ちょ~かわいいんですけど!!」

 

白「だろ?」

 

未央「どれどれ?」

 

今度は未央に見せる

 

未央「なんかフレちゃんに似た何かを感じるね~」

 

白「1人不思議の国のアリスみたいな人だ」

 

藍子「1人不思議の国のアリスって凄いですね」

 

涼「Pさんには言ってあるのかい?」

 

白「OKはもらってるから大丈夫っすよ」

 

亜季「羨ましいであります!!」

 

仁奈「白お兄ちゃん見せてくだせー」

 

白「ほらよ」

 

仁奈に見せると首を傾げる

 

仁奈「たばねーさん?」

 

白「・・・は?」

 

仁奈「この人たばねーさんでごぜーますよね?」

 

未央「しろぽんの彼女さん知ってるの!?」

 

仁奈「はいですよ」

 

白「すまん仁奈、ちょっと来い」

 

白は仁奈を連れて出ていく

 

未央「どうしたんだろ?」

 

藍子「さぁ?」

 

 

 

白は仁奈を連れてカフェテリアから出て電話をかける

 

白「・・・もすもすこけもす~」

 

束『もすもすひねもす~どうしたの?』

 

白「単刀直入に言う、市原仁奈を知ってるか?」

 

束『うん知ってるよ。親が同期でちーちゃんと束さんの親友だかんね』

 

白「まじかよ・・・すまんが電話変わって欲しい奴がいるから変わるな」

 

白は仁奈にスマホを渡す

 

仁奈「たばねーちゃんでごぜーますか?」

 

束『仁奈ちゃん!?』

 

仁奈「お久しぶりでごぜーますよ」

 

束『ど、どうしてはー君と一緒にいるのかな!?』

 

仁奈「白お兄ちゃんとはお友達でやがりますよ」

 

束『そ、そうなんだ』

 

仁奈「久しぶりに会いてーですよ」

 

束『難しいかな~』

 

仁奈「そうでごぜーますか・・・」

 

束『落ち込まないで!?』

 

仁奈「なら白お兄ちゃんに甘えるですよ」

 

束『な、なんだって!?仁奈ちゃんはー君に変わって!!』

 

仁奈「はいですよ」

 

仁奈は白にスマホを返すと電話の向こうから大声がする

 

束『はー君どゆことなの!?』

 

白「懐かれた」

 

束『はぁ・・・仁奈ちゃんの両親はISの研究員で中々家に帰れないそうなんだよね』

 

白「それって親失格なんじゃ」

 

束『かもね~私が言えた義理じゃないけどさ』

 

白「そうかい、んでどうすんだよ?」

 

束『どうもしないよ、思う存分甘えさせてやって』

 

白「はいはい、それじゃあな」

 

束『まったね~』

 

電話を切ると仁奈が服を引っ張ってくる

 

仁奈「白お兄ちゃんはたばねーちゃんが好きでごぜーますか?」

 

白「当たり前だ」

 

仁奈「そうでごぜーますか」

 

白「束の事は秘密な。バレると面倒だからよ」

 

仁奈「はいですよ」

 

白「いい返事だ。さて戻るか」

 

2人はカフェテリアに戻ると未央と里奈に尋問されるがのらりくらりと躱しながら昼食を取っていくのであった

 

 




今回もお読みいただきありがとうございます

仁奈の設定を弄ってこんなことにしました
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