IS 〈インフィニット・ストラトス〉 -造られた双子- 番外編 作:ark.knight
3人はカフェテリアに向かっていた
黒「次はどこに向かっているのでしょうか?」
晟「カフェテリアに向かってるよ。いつもそこでバイトしているアイドルもいるから紹介を兼ねてね」
白「自由っすね」
晟「基本的には度が過ぎなければ自由だよ。恋愛もOKだしね」
白「俺にとっちゃ最高な環境っすわ」
黒「もう恋人がいますしね」
晟「マジっすか!?」
白「そうっすよ」
黒「驚くのも無理はないですよね」
晟「・・・ここの制度じゃなかったらやばかった」
白「その場合は兄貴ごと諦めてもらうしかないしな」
晟「よかったです・・・到着しましたよ」
3人がカフェテリアに到着するとうさ耳を付けたメイドが出てくる
「Pさん!!お疲れ様です」
晟「菜々もお疲れさま」
「はい・・・そちらのお2人はどちら様でしょうか?」
黒「私は双葉黒と申します」
白「俺は双葉白っす」
晟「この事務所に新しく入った新人アイドルだ」
菜々「そ、そうなんですか!?ん”ん”・・・歌って踊れる声優アイドル目指しています
黒「これからもよろしくお願いいたします」
菜々「黒さんはPさんのスカウトで入ったのですか?」
黒「そうですよ」
晟「正直ここまで凄いとは思わなかったけどね」
菜々「そこまでなんですか?」
晟「1回『Hotel MoonSide』を見ただけで完コピできてたしな」
菜々「え!?」
晟「その時はマストレさんの監督下だけど驚いてたよ」
黒「この手のことは得意ですので」
白「今度俺にも教えてくれよ」
黒「私より適任者に教えを乞うてください」
菜々「・・・凄いですね」
晟「本当に凄かったよ」
「おやP君、休憩しに来たのかい?」
店内に入ろうとした女性が水野Pに話しかけてくる
晟「あいさんか」
「お疲れさま」
菜々「あいさん、お疲れ様です」
「菜々ちゃんもお疲れさま」
黒「水野さん、この方もアイドルでしょうか?」
晟「そうだよ」
白「初めましてっす双葉白っす」
黒「こちらも初めまして双葉黒と申します」
あい「ご丁寧にありがとう、私は東郷あいだ」
晟「この2人は新しくアイドルになったので館内を案内しているところです」
あい「もしや噂の男性IS操縦者の2人かい?」
白「そうっすよ」
菜々「そうだったんですか!?」
黒「自慢できることではないですので言いませんでしたけどそうですね」
菜々「凄いじゃないですか!!」
あい「ここで積もる話もあるだろうけど中に入ってから話さないか?」
晟「そうですね、では入りましょうか」
5人はカフェテリアに入り菜々を除く4人が席に着く
菜々「それではご注文がお決まりになったらお呼びくださいね」
あい「ありがとう菜々ちゃん」
晟「・・・男が言っちゃあお終いだけど、やっぱりあいさんはかっこいいですね」
あい「よしてくれP君」
白「あいさんは十分かわいいっすよ」
あい「そういって貰えるとありがたいね」
黒「だそうですよ水野さん」
晟「面目ない」
あい「黒君そうからかってやるな」
黒「こういう性分なものでつい」
あい「黒君、君とは気が合いそうだ」
晟「2人とも、やめてくださいよ」
白「兄貴は無理だと思うぜ?」
黒「そうですね、でもあいさんは分かりませんがね」
あい「私も分からないよ」
晟「やめてSAN値が減りそう」
白「這い寄る混沌・・・Pは1d100をお願いします」
晟「なにそのムリゲー」
黒「そろそろ注文しましょうか」
あい「そうだね、菜々ちゃんいいかい?」
菜々『少々お待ちを!!』
キッチンにいた菜々がこっちに向かってくる
菜々「ご注文は?」
あい「ではいつもので」
菜々「ブラックですね」
晟「それじゃあ同じで」
白「ベンティアドショットヘーゼルナッツバニラアーモンドキャラメルエキストラホイップキャラメルソースモカソースランバチップチョコレートクリームフラペチーノで」
菜々「そんな商品は無いです!!」
白「それじゃキャラメルモカで」
黒「同じく」
菜々「ブラックお2つにキャラメルモカがお2つですね。かしこまりました」
菜々がキッチンに戻っていく
あい「2人は甘党なのかい?」
黒「私はそうではないですけど、たまにはこういったものが恋しくなりますよ」
白「兄貴は大変だもんな、クラスの副代表に訓練の師事、仕舞いには生徒会の仕事ときたもんだ」
あい「訓練・・・ISのかい?」
黒「ええ」
白「こんなんでも学年では最強なんでね」
黒「正確には私達兄弟がですけどね」
あい「それは凄いじゃないか」
黒「褒められたものじゃないですけどね」
晟「どうして?」
白「制作者には悪いけど今のISは所詮兵器なんっすよ。それで1位2位を競っても嬉しくもないっすよ」
あい「・・・そうなのか。しかし元は宇宙開発の為のものなのだろう?」
黒「そうですね、何をとち狂ったかは知りませんけど兵器運用されてしまったのがISです」
晟「そうなのか・・・」
黒「もしこのプロダクションでIS学園に入ろうとしている人がいたら教えてください」
白「説得か支援ぐらいはしてやんよ」
晟「2人ともありがとう」
菜々「ご注文した品をお届けにきました」
それぞれ注文したものを受け取ると菜々が空いてる席に座る
菜々「よっこいしょっと・・・休憩がとれたのでご一緒しますね」
黒「お疲れ様です菜々さん」
菜々「いえいえ」
あい「菜々ちゃんも来たことだし、君たちの噂を聞いてみようか」
白「噂っすか?」
あい「ああ、黒君がP君に出会った際に飛鳥君を助けたそうじゃないか」
黒「先々週のことですね」
晟「あの時はありがとうございした」
あい「飛鳥君曰く、その姿は騎士みたいだったそうだよ」
菜々「ん~そんな経験一度でいいのでしてみたいです!!」
白「騎士ね~存外あってるんじゃない?」
黒「では弟は遊び人ですかね」
白「そこはピエロにしといてくれや」
晟「たいして変わらないんだけども」
白「おどけるのが得意なんで」
あい「そういえば話が変わるが、この後はどこに行くんだい?」
晟「そうだな・・・取り敢えずは大抵紹介したから、後はレッスンルームでレッスンを見てもらおうかと」
あい「そうなのか、では私も同行してもいいかい?」
晟「いいと思うけど、2人は大丈夫かい?」
白「大丈夫っすよ」
黒「右に同じく」
あい「ありがとう」
晟「それじゃあ行こうか、菜々さん会計を」
菜々「はい、かしこまりました」
4人は会計を済ませレッスンルームに向かった
この頃レッスンルーム
「はぁ・・・はぁ・・・」
「加蓮大丈夫か?ほらスポドリ飲んで」
「ありがと奈緒」
凛「奈緒、過保護過ぎだよ」
「倒れたりでもしたら大変だろ!!」
「・・・ぷはぁ・・・今はそこまで病弱じゃないんだよ奈緒」
「そうかもしれないけどさ」
凛「本人がこう言ってるんだから大丈夫じゃないかな?」
レッスンルームの扉が開くと水野Pが入ってくる
晟「失礼します」
「あ、晟さん」
「ぷ、P!?ど、どうしたんだ?」
晟「新人アイドルの案内をしててな」
「晟さん、また引っかけてきたの?」
晟「加蓮怒るぞ?」
「お~怖い怖い」
晟「みんな入っていいよ」
黒「お邪魔します」
白「失礼するっす」
あい「失礼するよ」
「お、男!?」
凛「あ、黒に白だ」
「凛、知ってるの?」
凛「さっき紹介されたよ」
黒「どうも初めまして双葉黒と申します」
白「どもども双葉白っす」
加蓮「初めまして
奈緒「わ、私は
凛「ちなみに黒と白は杏のお兄さんだよ」
加蓮「そうなんですか!?」
奈緒「ほんとかよ!?」
あい「そうなのかい?」
白「そうっすよ」
晟「そういえばルキトレさんは?」
加蓮「今お花を摘みに行ってる」
黒「凛さんはユニットの掛け持ちなのですか?」
凛「そうだよ」
奈緒「それ以前に掛け持ちなんて普通ですよ」
白「面白いことで」
レッスンルームの扉が開くと1人の女性が入ってくる
「再開しますよ・・・って水野さんにあいさん!?」
晟「ルキトレさん、お邪魔してます」
あい「お邪魔してるよ」
ルキトレ「そのお2人は?」
黒「双葉黒と申します」
白「どもども双葉白っす」
ルキトレ「双葉黒・・・もしかしてお姉ちゃんが言ってた人ですか?」
晟「そうですよ」
加蓮「なにかあったんですか?」
晟「見た方が早い・・・ルキトレさん『Trancing Pulse』を踊らせてください」
凛「酷くない?」
晟「すまんな。黒さんは加蓮を、白さんは奈緒を見ててください」
白・黒「「了解です(っす)」」
ルキトレ「それでは始めますので持ち場に着いてください」
加蓮、凛、奈緒は持ち場に着く
ルキトレ「それでは始めます」
ルキトレは曲を流すと3人は踊りだす
黒「・・・流れるのが多いですね」
白「・・・」
晟「観察してるね」
あい「何があったんだい?」
晟「一言でいうなら完コピ」
あい「完コピ?」
晟「後で分かるよ」
3人が踊り終わるとルキトレが3人にスポドリを渡す
ルキトレ「お疲れ様です」
凛「まだいけるよ」
加蓮「私は少し休憩・・・」
奈緒「加蓮、大丈夫か!?」
晟「少し休んでな、凛はもう一回踊ってもらうよ」
凛「いいけど、サイドは誰がやるの?」
晟「黒さんと白さんだよ」
凛「P、ふざけてるの?」
晟「誰だってそう思うよな。百聞は一見に如かずだ、黒さんと白さんよろしくお願いします」
白・黒「「了解です(っす)」」
白は奈緒の持ち場に着き、黒は加蓮の持ち場に着く
晟「加蓮と奈緒は自信を無くすなよ?」
加蓮「Pさんなんで?」
晟「奏も少し落ち込んでたからな」
加蓮・奈緒「え?」
ルキトレ「今回は音声ありでいきますのでダンスに集中してください」
「「「はい」」」
曲が掛かると3人は踊りだす
あい「確かにコピーはできているね」
奈緒「な、なんだよこれ」
加蓮「・・・」
晟「加蓮、静かになってどうした?」
加蓮「・・・驚いてた」
あい「なぁP君」
晟「あいさん、どうしたんだ」
あい「彼らは初見じゃないんだよね?」
晟「・・・さっきの1回だけだと思うよ」
奈緒「はぁ!?」
あい「奏君が自信を無くしていたのも分からなくはないな」
晟「ね、凄いでしょう?」
加蓮「凄いってもんじゃないよ」
奈緒「ど、どういうことだってばよ!?」
加蓮「奈緒、口調おかしくなってるよ」
曲が終わり、ダンスも終了する
黒「・・・仕舞いですね」
凛「凄い・・・なんで踊れるの?」
白「こういったのが得意だかんね」
ルキトレ「お姉ちゃんから聞いてたけど凄いですよ!!」
白「1回見ただけでここまでいけるんっすけどもう少し改善点はありそうだな」
黒「1回ではこんなものでしょう」
凛「なにこのチートは、さすが杏のお兄さんなのかな?」
白「どっちかっていうと杏が俺らに似たのかね」
黒「主に弟ですけれども」
奈緒「杏があれだけなら黒さんと白さんも・・・」
加蓮「・・・凄いね」
あい「まさかここまでやるとは驚いたよ」
晟「でしょう?その上に学生で二十歳なんですよ?信じられませんよね」
奈緒「は、二十歳!?」
加蓮「学生なんですか!?ちなみにどこですか?」
白「IS学園っすよ」
奈緒「IS学園?なんでですか?」
黒「男性IS操縦者の双葉黒です」
白「同じく男性IS操縦者の双葉白っす」
奈緒・加蓮「「えぇぇ!?」」
凛「そういう反応になるよね」
晟「そりゃね」
黒「自慢できることではないので聞かれない限り言いませんが」
白「どうせ、その内広まるんだからいいじゃないかよ」
黒「なるべく面倒ごとは避けたいので」
晟「そうだね・・・おっとそろそろ会議だ。すみませんがお先に上がりますね」
水野Pがレッスンルームを出ていく
黒「弟よ、私たちも帰りますよ」
白「はいはい」
白と黒もレッスンルームを出ていく
加蓮「ねぇ凛、あの2人凄かったね」
凛「そうだね」
奈緒「あれで二十歳か・・・」
加蓮「あれれ~奈緒、好きになっちゃったの~?」
奈緒「そ、そんなんじゃねえよ!!どっちかっていうと尊敬なのかな」
加蓮・凛「「奈緒はPさんだもんね」」
奈緒「お前らな!!」
あい「3人ともルキトレさんが困ってるよ」
3人が言い合いをやめてルキトレの方を見ると涙目になっているルキトレがいた
ルキトレ「・・・ぐすん」
奈緒「あわわ・・・すみません!!」
この後ルキトレを慰める3人であった
黒と白は学園に向けて歩いていた
白「今日は楽しかったな」
黒「そうですね。今まではこんな経験をするなんて思いませんでしたので新鮮ですね」
白「こんな日常もいいな、兄貴」
黒「それは賛成ですね」
こうして2人は学園に向かっていった
今回もお読みいただきありがとうございます
今回はかなりの難産でした
それに、あいさんのイケメン感を出せたか不安です