IS 〈インフィニット・ストラトス〉 -造られた双子- 番外編 作:ark.knight
黒と白は346プロの水野Pの部署にいた
白「今日もレッスンだな」
黒「ですがまだ朝の10時、レッスンは15時ですよ」
白「交友関係を結ぶのにはもってこいじゃねえか」
黒「そうですね」
白「それじゃ俺はCPの部屋に行ってくるわ」
白は部署を出ていく
黒「行ってしまいましたね」
晟「黒君、今暇かい?」
黒「暇ですけど、なんでしょうか?」
晟「すみませんが今レッスンルームにいる
黒「そうですか、かしこまりました」
晟「ありがとう」
黒「では行ってまいります」
黒はレッスンルームに向かった
黒がレッスンルームの前に着くとジャージ姿の輝子がいた
黒「お久しぶりです星さん」
輝子「お・・・黒、久しぶりだな」
黒「レッスン中でしたか?」
輝子「いや・・・今は休憩中だ」
黒「そうですか。つかぬ事を聞きますが白坂さんと輿水さんを知りませんか?」
輝子「2人なら、中にいるぞ」
黒「ありがとうございます。それと水野さんが呼んでいましたので後で案内しますね」
輝子「わかったぞ」
黒はレッスンルームに入ると柔軟運動をしている2人がいた
「輝子さんレッスンを再開します・・・誰ですか!?」
「幸子ちゃん、この人が輝子ちゃんが言ってた杏さんのお兄さんじゃないかな?」
黒「私は双葉黒と申します」
幸子「あなたが黒さんですか。ボクは世界一カワイイアイドル輿水幸子です」
小梅「わ、私は白坂小梅です」
黒「あなたたちでしたか、水野Pからあなたたちを連れてくるように言われました」
幸子「Pさんがですか?今日はレッスンだけのはずなのに」
小梅「なら、着替えよう幸子ちゃん」
幸子「そうですね」
黒「では外のソファに座って待ってますね」
黒はレッスンルームを出ると普段着の輝子がいた
輝子「やあ」
黒「星さん少々お待ちくださいね、ただ今白坂さんと輿水さんが着替えてますので」
輝子「だ、大丈夫だぞ」
黒「そういえば白坂さんと輿水さんとはユニットなのですか?」
輝子「そうだぞ・・・ユニット名は<カワイイボクと142cm’s>だぞ」
黒「・・・コメントしづらいユニット名ですね」
輝子「こ、これでも・・・人気ユニットなんだ」
黒「それは失礼しました」
レッスンルームの扉が開くと普段着の小梅と幸子が出てくる
幸子「輝子さんが」
小梅「普通に喋れてるね」
輝子「ひ、酷くないか?」
黒「そうですよ、星さんと私は友達ですよ」
輝子「そ、そうだぞ」
幸子「そうなんですか、輝子さんの友達はボクと小梅さんの友達です、ふふーん世界一カワイイボクと友達になれるのは光栄なことなんですよ」
黒「それは至極光栄なことで、どうぞよろしくお願いいたします」
幸子「あ、あれ?弄られない?」
黒「輿水さん?初対面の人を弄るなんてことはしませんよ」
幸子「そ、そうですか。杏さんだったら弄ってきそうだったので、もしや黒さんもそうなのではと思って」
黒「妹は私の弟に似たのですよ」
幸子「そうなんですか」
小梅「ね、ねぇ・・・少しいいかな?」
黒「白坂さん、なんでしょうか?」
小梅「黒さんの後ろに・・・たくさん
幸子「ひぃ!!」
幸子は腰を抜かし尻餅をつく
黒「見える?」
黒は後ろを振り向くがガラスの壁があるだけで景色しか見えない
黒「何もいないですよ?」
小梅「違うよ・・・所謂、幽霊?・・・それも黒さんとまったく同じ顔の人が何人も」
幸子・輝子「「ひぃぃ!!」」
輝子も尻餅をつく
黒「・・・幽霊ですか?」
小梅「幽霊というより・・・守護霊に近いかな」
黒「・・・私には霊体に話すことは出来ないと思います。白坂さんはできますか?」
小梅「うん・・・できる」
黒「ならこう伝えてもらえませんか?『いままで見守ってくれてありがとう、これからは兄弟たちの分まで弟と一緒に精一杯生きます』と」
小梅「うん分かった・・・」
小梅は目を閉じ、手を合わせる
(『黒さんに憑いたみんな・・・黒さんからの伝言です・・・いままで見守ってくれてありがとう、これからは兄弟たちの分まで弟と一緒に精一杯生きます・・・だそうです』)
小梅にしか声が聞こえないが何かを聞いたようにうなずいた
小梅「・・・・・・伝えたよ・・・『これからも見守るから頑張って』だって」
黒「そう・・・ですか」
黒は笑いながら涙をながした
輝子「く、黒!?」
小梅「だ、大丈夫ですか?」
黒はハンカチを取り出すと流した涙を拭いた
黒「大丈夫ですよ」
小梅「あの人たちも・・・黒さんを慕ってたよ」
幸子「こ、これはどういうことですか!?」
輝子「さ、さあ?」
黒「小梅さんありがとうございます」
黒は小梅に手を差し出す
小梅「いいよ・・・ここまで霊に好かれる人を・・・見たのは初めてだし」
小梅は黒の手を握り握手をする
(しっかりしろよ兄貴!!)
黒は急に手を放し見渡す
黒「い、今のは!?」
小梅「た、多分・・・私に触れたから・・・見えたか聞こえたんだと思う」
黒「・・・そうですか」
輝子「な、なんなんだこれ?」
幸子「さ、さぁ・・・ってPさんに呼ばれてるんでした!!」
黒「そうでしたね、ではご案内しますよ」
輝子「それじゃあ・・・頼んだぞ黒」
黒「かしこまりました」
4人はカフェテリアに向かった
4人はカフェテリアに着き店内に入り座る
黒「さて注文でも取りましょう。お代は私持ちですよ」
小梅「いいん・・・ですか?」
黒「いいのですよ、さっきのお礼も兼ねてですよ」
幸子「小梅さん、黒さんの厚意ですよ。ここは受け取ってあげてください」
黒「星さんと輿水さんもどうぞ」
輝子「ふひひ・・・本当にいいのか?」
黒「この前のキノコのお礼です」
輝子「あ、ありがとう」
幸子「ありがとうございます」
それぞれ注文を取ると水野Pが現れる
晟「おお、ここにいたか」
幸子「ボクを待たせるなんて失礼ですよ!!」
晟「すまない」
黒「輿水さん、晟さんは会議に出てそのままここに来たのですからその言い方は失礼ですよ」
幸子「そ、そうですね」
晟「いいんだ黒さん、遅れたのは事実なんだから」
黒「そうですね、水野さんも座ったらどうですか?」
晟「そうさせてもらうよ」
輝子「そ、それで親友・・・どうして私たちを・・・呼んだんだ?」
晟「142’sのテレビ出演が決まったぞ」
小梅「ほ、本当!?」
幸子「ふふーん!!ボクたちにかかればこれくらい当然ですよ!!」
輝子「そ、それでどういう番組・・・なんだ?」
晟「対決式の料理番組だぞ」
幸子「り、料理ですか!?」
小梅「か、簡単のしか・・・できない」
輝子「わ、私はキノコ料理しか・・・できないぞ」
晟「・・・おぉん」
黒「私が教えましょうか?」
晟「黒さんできるの!?」
黒「和食、洋食、中華、インド圏様々な料理ができますよ」
幸子「それってつまり・・・」
黒「簡単にいうならば民族料理を除くほとんどの料理ができます」
晟「本当かい!?なら教えてやってください!!」
黒「晟さんは言わなくていいですよ。その代わりお三方の同意が欲しいですね」
幸子「ボクに料理を教えてください!!」
小梅「わ、私も!!」
輝子「黒・・・私も・・・お願いするぞ」
黒「いいですが条件があります」
輝子「条件?・・・なんだ?」
黒「私はとある事情で土日にしか来れません」
晟「そうだね。黒さんはなかなか来れないからね」
黒「その為なかなか教えることができませんのでレシピを見ていつも自分で料理をすること」
幸子「分かりました」
黒「レシピは私が作りますので来週の土曜には水野さんか千川さんに渡します。もし不安でしたら料理が得意な方に協力を仰ぐこと」
小梅「うん・・・分かった」
黒「これらを呑めるならいいですよ」
小梅・幸子・輝子「「「はい!!」」」
黒「いい返事です」
晟「黒さん、今回もありがとう」
黒「別にかまいませんよ、年下の面倒は年上が見るものですから」
幸子「そういえば黒さんは何歳なんですか?」
黒「二十歳の高校生ですよ」
小梅「え・・・」
幸子「高校生で二十歳なんですか!?」
黒「・・・男性IS操縦者って知ってますか?」
幸子「そのくらい知ってますよ。織斑一夏に双葉く・・・ろ・・・」
黒「やっとご理解いただけたようで」
輝子「やっぱり・・・驚くよな」
幸子「驚くなんてもんじゃありませんよ!?」
小梅「凄い・・・有名人なんだ」
黒「あまり嬉しくないですけどね」
幸子「も、もしかして双葉白って」
黒「私の弟で346プロ所属ですよ。CPの方に遊びに行ったみたいですが」
晟「杏は白さんに似たらしいけど、黒さんと白さんはいろんな点において杏より上らしいぞ」
小梅「杏さんを超える・・・想像できない」
晟「なら今度あいさんに聞いてみたらどうだ?あいさんもその片鱗を見たぞ」
小梅「今度・・・聞いてみるね」
頼んでいた注文が来るとみんなで食べて、その後、黒はレッスンルームに向かった
今回もお読みいただきありがとうございます
番外編は書き溜め無しの即席のためしっちゃかめっちゃかです