IS 〈インフィニット・ストラトス〉 -造られた双子-  番外編   作:ark.knight

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第7話

 

 

飛鳥と黒はカフェテリアにいた

 

黒「それでは夕飯でも取りますか」

 

飛鳥「そうだね、ではどれにしようか」

 

飛鳥はメニュー表を取り眺める

 

黒「ここはいろいろありますね」

 

飛鳥「そうだね、自分でお弁当を作るか買ってくるもしくはここで食べるのだから充実してても問題ないだろうね」

 

黒「そうなんですか」

 

飛鳥「君はどうなんだい?」

 

黒「私は調理できるので弁当でしょうね」

 

飛鳥「料理もできるんだね。随分と器用だ」

 

黒「世界中を旅してたものでそこで覚えたのですよ」

 

飛鳥「凄いじゃないか」

 

黒「慣れれば誰にでもできますよ」

 

飛鳥「慣れればだけどね」

 

黒「そうですね」

 

飛鳥「よし僕はミートパスタにでもしよう」

 

黒「では私はエビピラフにでもしましょう」

 

黒は店員に目配せすると黒達に寄って来た

 

「ご注文はお決まりでしょうか?」

 

黒「ミートパスタとエビピラフを1つずつ」

 

「かしこまりました、ご注文は以上でしょうか」

 

黒「はい」

 

「かしこまりました」

 

店員はキッチンの方に向かう

 

黒「さて飛鳥さん話とはなんでしょうか?」

 

飛鳥「そうだったね。黒、君と一緒にいると時間の概念を忘れてしまいそうだよ」

 

黒「・・・それは怖いですね」

 

黒(鐚を使っている時の状態と同じ感覚でしょうか?)

 

飛鳥「今、君は僕を痛い人間だと思ったね?」

 

黒「いえ、全然」

 

飛鳥「ならさっき言い淀んだんだい?」

 

黒「誰しも隠したい事実があるものですよ」

 

飛鳥「そうか、でも痛い人間だとは思ったんだろう?」

 

黒「ですからそんなことはありませんよ」

 

飛鳥「ではどう思っているんだい?」

 

黒「そうですね。年相応の興味を持つ少女ですかね?」

 

飛鳥「どういう意味だい?」

 

黒「そうですね、私の恋愛事情に興味を持ったりしますし普通とは違う言動を取ろうとしているそんな可愛らしい少女ですね」

 

飛鳥「き、君は何を言ってるんだい!?///」

 

飛鳥は突拍子もないことを言われ顔を赤くする

 

黒「そんな風に顔を赤らめている時点であなたは少女ですよ」

 

飛鳥「君は口説き文句もうまいのか」

 

黒「知らんな」

 

飛鳥「口では黒には勝てそうにないな」

 

黒「さてどうなんでしょうね」

 

飛鳥「黒、君はどうも掴めないな」

 

黒「掴めないとは?」

 

飛鳥「君の行動、思考、言動。なにから何まで掴めないんだ、まるで何かを隠すように」

 

黒「よく見ているんですね」

 

飛鳥「まあね、それでだ君の事を教えてもらいたい」

 

黒「嫌です」

 

飛鳥「なんでだい?」

 

黒「酷い話ですが只の一般人には教えられません」

 

飛鳥「そうか・・・」

 

黒「すみませんね」

 

飛鳥「いやいいんだ、君には助けてもらった恩があるからそれで君を理解しようとしただけなんだから」

 

黒「別に恩なんて感じなくていいですよ」

 

飛鳥「いやだね、世の中女尊男卑なんてあるけど結局は男性が社会を形成しているおかげで成り立っているんだ。助けてもらったら礼をする、基本だね」

 

黒「みんな飛鳥さんみたいな考えならよかったんですけどね」

 

飛鳥「そうはいかないさ、誰が何をどう考えているなんて知る由もないんだから」

 

黒「まったくその通りですね」

 

「ご注文された品をお持ちしました」

 

店員さんが注文していた品を届けに来た

 

黒「ではいただきましょうか」

 

飛鳥「そうだね」

 

「「いただきます」」

 

飛鳥「うん素朴なこの味、僕は好きだな」

 

黒「・・・今度作ってあげましょうか?」

 

飛鳥「断る、黒の場合だと素朴な味ではなくなってしまいそうだ」

 

黒「そうですね・・・今度挑戦してみます」

 

飛鳥「意欲が高いね」

 

黒「なんでしょうね。料理を作る人のサガといいますか」

 

飛鳥「料理人でも目指したらどうなんだい?」

 

黒「嫌ですよ」

 

飛鳥「そっちの方が性に合っていそうなんだが」

 

黒「私はアイドルですので」

 

飛鳥「それもそうだね」

 

黒はふと時計を見ると20時を過ぎていた

 

黒「やばいですね、終電が近いです」

 

飛鳥「終電?まだそんな時間ではないだろう?」

 

黒「学園行きのですよ」

 

飛鳥「そういえばそうだったね」

 

黒「お代は置いていきますので余ったらお駄賃だと思ってください」

 

黒は立ち上がり一枚の紙幣を取り出し机に置きカフェテリアを飛び出した

 

飛鳥「行ってしまったね・・・また会えるといいな」

 

飛鳥は机に置かれた紙幣を見ると1万円札があった

 

飛鳥「いくらなんでもこれは多すぎないか?」

 

 

 

この頃黒は()()()()()で走り、駅に到着していた

 

黒「さて切符を・・・頼みの1万円札が無いだと!?こうなったら海を走るしかないですね・・・」

 

黒は無事門限には間に合ったがびしょ濡れだったために織斑先生に折檻されたそうな

 

 




今回もお読みいただきありがとうございます

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