お化けと魔法使い   作:ブレイアッ

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平成ジェネレーション見たいんだよぉおおおおお!
そんなわけでお久しぶりの投稿です。
お待たせ……しました?してました?お待たせしてたらすみません。


乱闘! お化けと魔法使い!

「さあ、第2幕と行こうか」

 

「はい! 行こう、皆!」

 

 ゴーストは自身のゴーストドライバーを消して変わりに巨大な眼魂を付け、スペクターは今まで使っていたのとは明らかに違う気配を放つ眼魂を取り出す。

 

 

《シャバドゥビタッチヘンシーン! シャバドゥビタッチヘンシーン!》

 

《ガッチリミーナー! コッチニキナー! ガッチリミーナー! コッチニキナー!》

 

《Dive to deep ギロットミロー! ギロットミロー!》

 

《イェッサー……ローディング……》

 

 

 15全ての英雄パーカーゴーストとスペクターのベルトから出現した青紫のパーカーゴーストとネクロムパーカーゴーストが舞い、その周りをウィザードの体から飛び出した炎のドラゴンが旋回する。

 

 

《フレイム ドラゴン

 ボーボー ボーボーボーボー!》

 

《ゼンカイガン! グレイトフル!

 剣豪発見巨匠に王様侍坊主にスナイパー! 大変化(だ~いへ~んげ~)!》

 

《ゲンカイガン! ディープスペクター!

 ゲットゴー覚悟! ギ・ザ・ギ・ザ・ゴースト!》

 

《テンガン! ネクロム メガウルオウド

 crush・the・invader!》

 

 

 並び立つ強力な力を持つ敵にファントム眼魔は怯むことなくある眼魔眼魂(ガンマアイコン)を取り出す。

 

「強くなれるのはお前たちだけではない! 見るがいい、アデル様より頂いたこの力!」

 

《ウルティマ!》

 

 眼魔眼魂を落とすと黒い衝撃波を発し、ファントム眼魔のフードの下の姿を変える。

 

「うぉぉおおおおおお!!!!」

 

 ファントム眼魔が雄叫びを上げるとその体から黒い霧が発生し、大量の分身を生み出した!

 その数、20体。見た目はウルティマのものとは異なる元々のファントム眼魔の姿をしている。

 

「何て数だ!」

 

「一体一体が奴と同じ力を持つのならばかなり厄介だぞ」

 

 敵の数は21、対してこちらは4人。数の差は圧倒的だ。

 

「なら、その差を埋めればいい!」

 

「それもそうだな」

 

 ゴーストはベルトとなったグレイトフル眼魂を操作し、ウィザードもコネクトの魔法を発動させてあるものを取り出す。

 

《デルデルデル~ゾ~! デルデルデル~ゾ~!》

 

《コネクト プリーズ》

 

「さあ、第2幕開演と行こうか」

 

 

《ドラゴタイム! セットアップ! スタート!》

 

「来て、皆!」

 

《ムサシ!

 エジソン!

 ロビン・フッド!

 ニュートン!

 ビリー・ザ・キッド!

 ベートーベン!

 ベンケイ!

 ゴエモン!

 リョウマ!

 ヒミコ!

 ツタンカーメン!

 ノブナガ!

 フーディーニ!

 グリム!

 サンゾウ!     ラッシャイ!》

 

《ウォータードラゴン!

 ハリケーンドラゴン!

 ランドドラゴン!》

 

 ゴーストがグレイトフル眼魂の力で15全ての英雄ゴーストを召喚し、ウィザードも他のドラゴンスタイルのウィザードを召喚した。

 

「俺とアランで本体を叩く、タケル達は晴人と分身共を頼む」

 

「分かった!」

 

「OK、じゃあ…派手に行きますか。さあ……ショータイムだ!」

 

 ウィザード達の声を合図にファントム眼魔の軍勢と英雄(仮面ライダー)達の軍勢が同時に駆け出し、激しく激突する!

 

 

「宮本武蔵、見参!」

 

 ムサシがファントム眼魔の鎖と紫の光弾を掻い潜り、二刀で斬り付ける!

 

「おお、流石は元祖二刀流。こりゃ俺も負けてられないな」

 

 ムサシの戦いっぷりを見たフレイムドラゴンスタイルのウィザードはウィザーソードガンの上である魔法を発動させた。

 

《コピー プリーズ》

 

 コピーの魔法を発動させてウィザーソードガンを増やし、ムサシと同じ二刀流となる。

 

「はっ!」

 

 舞うようにきりもみ回転してファントム眼魔の鎖を受け流し、そのまま両手のウィザーソードガンで斬り付ける。

 

「むむ、見事なり! 魔法の力を操る者よ!」

「おお、英雄に褒められた。ヤバい、めっちゃ嬉しっ」

 

 ウィザードの横顔スレスレを電気の弾丸が通りすぎる。弾丸はウィザードの死角から攻撃を仕掛けようとするファントム眼魔に命中した。

 

「あぶね! って、今の誰が」

I 'm(アイム)  Edison(エジソン)

 

 銃モードのガンガンセイバーから放つ電撃弾でファントム眼魔の相手をしながら電気の弾丸を撃った犯人が名乗りをあげた。

 

「あ、エジソンだったのか、助かりました」

No(ノー)problem(プロブレム)

 

「あらよっと!」

 

 ロビン・フッドがウィザードの陰に隠れてファントム眼魔に矢を放つ。ロビン・フッドを狙っていたファントム眼魔の鎖や光弾は全てウィザードに飛び火した。

 

「ちょ、危な!」

 

《ディフェンド プリーズ》

 

 即座に防御魔法を発動させて攻撃を防ぐ。

 

「こういうごちゃごちゃした戦いは性に合わないんだ。悪いけど森の木の役になれ」

「え、マジか……いや、マジで!?」

 

「マジだ……よっと!」

 

《ディフェンド ディフェンド ディフェンド》

 

 ウィザードが相手をしたいた分とロビン・フッドの分合わせて二体の攻撃を相手にせざるを得なくなったウィザードは防御魔法を連続で発動させつつもその隙を狙って迫る攻撃をウィザーソードガンで払い、巧みに防御をする。

 ロビン・フッドもウィザードの魔方陣とファントム眼魔の鎖と紫の光弾の隙を狙って矢を放ち、ファントム眼魔を射つ。

 

(やば、キツい)

 

 一体がウィザードやゴーストとほぼ同等の力をもつファントム眼魔を同時に2体相手にするには限界がある。いくらロビン・フッドが攻撃をしているとはいえ2体のファントム眼魔の猛攻にウィザードは押されつつあった。

 その時だ、ファントム眼魔を真横から見えない力が吹き飛ばした! その力を発した者は……

 

「ニュートン!?」

「Oui、力を貸しますよ。炎とドラゴンの魔法使いくん」

 

 グレイトフル魂から召喚されるニュートンゴーストには引力と斥力を操る能力がある。ニュートンはこの力を使ってファントム眼魔を吹き飛ばしたのだ。

 

 

《リキッド プリーズ》

 

 液状化してファントム眼魔の攻撃を無力化し、そのまま動きを拘束するウィザードウォータードラゴンスタイル。そこにビリー・ザ・キッドが素早く弾丸を撃ち込む。ビリー・ザ・キッドの使っていた当時の拳銃よりも性能のいいゴーストの武器は彼の射撃の才能も相まってまさしく百発百中。見事にファントム眼魔の顔面一点に全弾命中した。

 ビリー・ザ・キッドの射撃を間近で見ていたウィザードは感嘆の声をあげる。

 

「おお、さっすが英雄」

「動かない的に当てるなんてチョロいもんさ、それより敵の数が21ってのはこの少年悪漢王ビリー・ザ・キッド様への当て付けかい?」

「あははは、どうだろ?」

 

 分身したファントム眼魔の数も本体を含めて21体、ビリー・ザ・キッドが生前に殺した人間の数と全く同じだ。左手のバットクロックをクルクルと回して溜め息をつく。ちなみにビリー・ザ・キッドは21歳で亡くなった。つくづく“21”という数字に縁のある男だ。

 

「それもまた運命、貴方の奏でる音楽が導いたのでしょう!」

 

 ベートーベンが指揮をするように両手を振り、可視化され、質量をもった音色を操って2体のファントム眼魔を吹き飛ばす。

 

「この時代は我らにとって未来の世、生きていた頃との何かの縁があるのも当然の事よ」

 

 ベートーベンの言葉に同意するようにベンケイもハンマーモードのガンガンセイバーを振るいながら言う。するとまたベンケイの言葉に同意するようにゴエモンも口を開いた。

 

「あいや、全く。この五右衛門様もあの(にっく)き真柴久吉の主たる信長と対面するたぁ仰天動地の極み」

 

 ベートーベンが吹き飛ばしたファントム眼魔の胴を右足で踏みつけ、左手を鞘に見立ててサングラスラッシャーを抜き放つ直前のところで制止し、もう一体を見得を切って睨み付ける。

 

「うん、それ色々混じってる!」

「はて?」

 

 ウィザードのツッコミに首を傾げるゴエモン。ちなみに真柴久吉とは歌舞伎の演目の一つ『桜門五三桐』に登場する豊臣秀吉をモデルにした人物である。どうやらゴエモン殿はすっかりこちらの世に染まっているらしい。

 

《チョーイイネ! サンダー! サイコー!》

 

「行くぜよ!」

「はあっ!」

 

 ウィザードハリケーンドラゴンスタイルの放つドラゴンの形をした雷撃とリョウマがブラスターモードのサングラスラッシャーから放つ龍の形をした炎を2体のファントム眼魔に叩き込む。鎖や紫の光弾で抵抗するも必殺技(クラス)の火力に押し負けて吹き飛ばされる。

 

「あ」

「やべ」

 

 そして吹き飛ばされた先にはヒミコとツタンカーメンという明らかに戦闘に向かない女王様と王様のコンビが……

 

「それっ」

 

 しかしツタンカーメンが鎌モードのガンガンハンドを軽く一振りするとスペクターの目玉の紋章が付いた超小型のピラミッドが出現し、ピラミッドが太陽のように眩しく熱い光を放ってファントム眼魔たちを逆方向に、ウィザードとリョウマが吹き飛ばした速度よりも速く吹っ飛ばした。

 

「どやっ」

 

 胸を張るツタンカーメン、古代エジプトという一国を治めた謎多き王は15の英雄達の中では別種の力を持つようだ。同じく邪馬台国という国を治めたヒミコはツタンカーメンのように弾き返すことはせず、かがんで避ける。

 

「おや、見えた」

 

 そう呟くとナギナタモードのガンガンセイバーを地面に突き立てる。すると桃色の煙が吹き出し、ヒミコを覆い尽くした。

 

「ウィザードとやら、さっきやった『てれぽぉと』なる術を使ってくれんかの? なに、心配はいらん、発動させるだけでよい」

「あ、ああ。よくわかんないけどヒミコさんが言うなら」

 

《テレポート プリーズ》

 

 何処かへ転移するわけでもなく、ヒミコに言われた通りテレポートの魔法を発動させる。するとヒミコの周りの桃色の煙が晴れた。そこにはヒミコと明らかに場違いなものが立っていた。それは俗にいう『ゆるキャラ』に分類されるであろう姿をしている。

 

「ふざけているのか!」

 

 ヒミコに避けられ、地面に激突したファントム眼魔が怒りを見せ、紫の光弾を『ゆるキャラ』にぶつけた。

 

「あぁ!」

「ほほ、安心せよ」

 

《ゲームスタート!》

 

 ディフェンドの魔法を発動させる間もなく爆発に包まれる。しかし、ヒミコは心配をした様子もなく笑う。その時だ、爆発の中から『何か』が飛び出した。

 

《レベルアップ!

 

 マイティジャンプ!

 マイティキック!

 マイティマイティアクションX!》

 

 『何か』は独特なシルエットに大きなゴーグルの中のデフォルメされた目、メカニカルな胸部、ウィザードともゴーストとも全く異なる姿をしていた。

 

「だ、誰!?」

 

 ファントム眼魔を押さえて困惑したようにヒミコが呼び出したそれにゴーストが問う。

 

「俺は、仮面ライダーエグゼイド!

……ってかここどこ? いきなり魔方陣に吸い込まれたと思ったらこんなとこに居たんだけど」

「ごめん! 今手が放せなくて説明してる暇は無いんだ!」

「あー、何となく分かった。とにかく、コイツらを倒せばいいんだな?」

「う、うん! 俺もよく分からないけど一緒に戦ってくれるなら心強いよ!」

「任せとけ! ノーコンティニューで、クリアしてやるぜ!」

 

     <>FIGHT!<>

 

 ファントム眼魔 VS 仮面ライダーエグゼイド

 

 エグゼイドの先制攻撃、パンチがHIT!

 続いてファントム眼魔の攻撃、鎖を伸ばして大きく凪ぎ払うように振る。エグゼイドは上体を大きく反らして避けた。

 

「一気に決めるぜ!」

 

《ガシャット! キメワザ!》

 

「はあぁぁぁぁ……!」

 

 エグゼイドは必殺技(キメワザ)のパワーを両足にチャージしている。

 

「たぁ!」

 

《マイティクリティカルストライク!》

 

 エグゼイドの必殺技(キメワザ)

 ファントム眼魔は自分の分身を作り出してミガワリボウギョした!

 

 CRITICAL HIT!

 

 エグゼイドの必殺技がミガワリボウギョを貫通! ファントム眼魔に激突した!

 

《カイシンノイッパツ!》

 

 爆発するファントム眼魔。

 

 エグゼイド WIN!

 

 勝利したエグゼイドの体がすぅっと薄くなっていく。

 

「“たいむあうと”というやつじゃな、これからの活躍、楽しみにしておるぞ」

 

 エグゼイドは何か言いたげではあったがそこ言葉はヒミコによって遮られ、そのままエグゼイドは消えていった。

 

 

《チョーイイネ! グラビティ! サイコー!》

 

 地面に強い重力を発する黄色い魔方陣を出現させ、3体のファントム眼魔をその場に押さえつけるウィザードランドドラゴンスタイル。そこにノブナガによる集中砲火が雨のように降り注ぐ!

 

「今が好機ぞ! タケル!」

「はい!」

 

 ガンガンセイバーとサングラスラッシャーを両手で持ったゴーストグレイトフル魂がその二刀を降り下ろす。わざと重力を発する魔方陣の中に飛び込んだことで落下による加速を早め、斬撃の威力を増した一撃にファントム眼魔の体から派手に火花が飛び散る。

 そこに飛来したサンゾウのゴコウリンがゴーストを掬い上げ、さらにファントム眼魔を蹴散らしながら飛び去る。ゴーストを撃ち落とそうとファントム眼魔は鎖の塊をハンマー投げのように飛ばすもそれは空中を舞うフーディーニに腹で受け止められた。

 

「っと、こんな攻撃効きやしないぜ」

 

 ハリー・フーディーニのマジックにこんなものがある。観客に自身の腹を殴らせ、それが全く効かないというものだ。これは鍛え上げられた腹筋に力をいれることで衝撃に耐えるという至極簡単なトリックだが彼が準備できていない段階で殴られたことが原因となり死亡した。だが、ゴーストとなった今では2度とと同じような失敗はしない。

フーディーニは腹で受け止めたそれを空中で蹴り返した。

 

 

 4人のウィザード、15の英雄、そしてゴーストがファントム眼魔の分身体を取り囲む。

 

「トドメだ! 皆、行くよ!」

 

 英雄ゴースト達がゴーストの声に応え、一斉に飛び上がった!

 

《ゾクゾクイク~ゾ~! ゾクゾクイク~ゾ~!》

 

《セットアップ! スタート!》

 

 

《ゼンダイカイガン!

 剣豪!

 電動!

 アロー!

 リンゴ!

 カウボーイ!

 巨匠!

 無双!

 怪盗!

 ダゼヨ!

 女王!

 大王!

 武将!

 脱走!

 読書!

 僧侶!》

 

《ドラゴンフォーメーション!》

《オメガフォーメーション!》

 

 金色に輝く巨大な目の紋章と4色の魔方陣が空中に現れ、空中に飛び上がったウィザード、ゴースト、15の英雄達が一斉にファントム眼魔に必殺のライダーキックをぶつけ、大爆発。ファントム眼魔の分身体を掃討した。と、誰もが思った。

 

「まだだ……まだ終わらんぞ!」

 

「嘘っ!?」

「おいおい、そんなのありかよ」

 

 爆発の煙の中から無数の黒い霧が立ち上ぼり、空中で一点に集中、そして紫色の爆発とともに足がない巨大なファントム眼魔が出現した。

 

「ま、フィナーレ前の大盛り上がりってとこか」

 

《オールドラゴン! プリーズ!》

 

 四人のウィザードが1つとなる、赤いフレイムドラゴンの姿に彼がその身の内で飼うウィザードラゴンの頭、爪、翼、尾が現れた。ウィザードの最大パワーの姿、ウィザードオールドラゴンだ。

 ウィザードはその翼をはためかせ、天高くへと舞い上がる。

 

「英雄の皆さん、もう一度、力を借ります!」

 

 ゴーストの言葉に英雄達が頷く、グレイトフル眼魂を操作して彼らの力を最大限に引き出し、自身の中に集中させていく。

 

「今度こそ、これで決める!」

 

《ゼンダイカイガン! グレイトフル! オメガドライブ!》

 

「うぉおおおおおおっ!!」

「はぁああああああっ!!」

 

 ゴーストが地上から蹴り上げ、ファントム眼魔を天高く押し上げる。そこにウィザードが流星の如き蹴りを放ち天と地からライダーキックが激突する。

 

 そして、爆発。

 

 ファントム眼魔の分身体は復活する余地もないくらい木端(こっぱ)すら残さずに消滅した。

 

「ふぃ~」




Q、なんでエグゼイド出したの?
A、映画の宣伝、まだ観てないけど
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