加「でも良いの?二人も押し掛けてしまって、お家の方のご迷惑ではないかしら?」
希「俺、一人暮らしだから全然余裕!」
加「そうなの?じゃあお願いするわ♪」
そんなこんなで3人で帰路に着く事になった、
諏訪さんは・・・・・・まぁいいか、明日にでも謝れば
加古さんの車で帰りながら、
主に運転席の加古さんと助手席の俺で他愛と無い話しをしていたのだが、不意に後部座席の双葉ちゃんが口を割った
双「霧島先輩はどうして一人暮らしなんですか?訛りもありますし県外からスカウトされてボーダーに入られたんですか?」
加「なんかのど渇かない?コンビニで何か買って行こうかしらね」
加古さんが話題を逸らそうとしてくれてるな
希「加古さん気使ってくれてありがとう!でも大丈夫、まぁよくある話しだよ双葉ちゃん、うちは元々俺が物心着いた時には家族は母しか居なくて、その母も俺が中学生になる前にネイバーに殺された・・・んで俺はボーダーに入った、そんな感じかな」
双葉ちゃんがすみませんと呟き俯いてしまったが
俺は続ける
希「別に双葉ちゃんが謝る必要は無いし、俺は大丈夫だよ!確かに俺にもう少し力があれば・・・とか思った時期はあったんだけどね、過去は変えられないから・・・その分俺と同じような人を少しでも減らす為に頑張ろうって今は思ってるよ♪あっ、その門左で右側にあるマンションが俺の家やから」
双葉ちゃんはまだ少し俯いているが、
さっきよりは表情が明るい・・・気がする
加古さんにマンションの正面にある来客用駐車場に
車を止めてもらい降りると
マンションの正面玄関に見知った顔が2人
希「あれ?迅さんと宇佐美どしたん?なんか用事?電話くれたら玉狛まで行ったのに」
迅「いや、俺の用事は希と加古さん2人にあるんだ、そんで宇佐美も希に用事があるって言ってたからついでに
」
加「あら、霧島君のお家にお邪魔するのはさっき決まった事なのに迅くんが知ってるという事は・・・何か視えたのね」
希「まぁ中で話しましょうよ、みんな俺に用事みたいでなんかすみません」
なんだろう変に大所帯になったな・・・
こんな人数分のご飯作れる程の材料あったかな
最悪デリバリーだなこりゃ・・・
全「お邪魔しまーす!」
加「立派なお家ね3LDKかしら?」
希「プラス和室っすね♪一人だと広過ぎるけど、諏訪さんとかオサノとかよく来るし、まぁそれでも広いけど」
宇「学校でも玉狛でも霧島君とはよく話すけどお家にお邪魔するのは初めてだねーなんか新鮮だねー」
すると、冷蔵庫から勝手に牛乳を取り出しパックごと
飲み出した迅さんが急に切り出した
迅「じゃあまず、俺から話しをさせてもらうよ加古さん、希を隊に入れるのはやめた方がいい」
加「その事だと思ったわ、でも、そういう風に言うって事は何かしらが視えているのよね教えてもらってもいいかしら、でないとあたしも簡単には引き下がれないわ」
迅「そうだなー、言うのもフェアじゃない気はするけど、とりあえず希を隊に入れると色々未来が変わる、そんで加古隊はB級に落ちる・・・」
迅さんのサイドエフェクトのおかげでチャンス到来!
ここを逃す手は無い!
希「だそうです、やっぱりやめ時ましょう!折角A級なのに落ちたら勿体無いし!」
加「そうね、でもそこまで言われると逆に迅くんの予知を覆してみたくもなるわね♪」
希「いや、俺からも言おうと思ったんやけど、俺の戦闘スタイルと加古隊のスタイルは合うようで合わないと思うよ、加古さんの戦い方と俺の戦い方は似てるけど別物だし、双葉ちゃんも加古さんも俺も完全に感覚派だから噛み合わせが悪い」
加「そうね、確かに霧島君のいうとおりね慣れれば連携出来るとは思うけど、それまでにB級に落ちてしまうわね」
迅「俺の話はこれで終わりだけど、宇佐美も話しがあるんだろ?」
宇佐美「うん、実はね霧島君にお願いしたい事があるの」