北山雫は魔法科高校の劣等生   作:ひきがやもとまち

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しばらく間が空いた更新となります。雫が九校戦に技術スタッフとして選ばれる回です。
原作の展開上、どうしても主人公スゲーな展開にせざるを得ず今作の作風には合わせられなかったため文章が雑になってしまってることについて先に謝罪させていただきます。ごめんなさい。
本音を言うともう1話くらい達也さん視点で書こうかとも思ったのですが、同じ状態がいつまで続くか予測しづらいため割り切らせてもらった次第です。
なにしろ原作でも屈指の『俺TUEEE!』展開ですからね、九校戦編って・・・。


16話「北山雫は魔法科高校の劣等生?」

「雫。聞いて欲しい話があるから部活連本部まで、俺と一緒に来てくれないか?」

「?? ・・・わかっ、た・・・」

 

 学校が終わって帰ると、き。達也さんからそう言われてついてきた、ら。

 

 

「生徒会は技術スタッフとして、1年E組の北山雫さんを推薦します」

 

『二科生が!?』

『CADの調整なんかできるのか?』

 

「・・・あうあうあう(オロオロオロ・・・)」

 

 

 なにかの会議をしてい、てなにかのお仕事を頼まれ、て恐い顔した人たちに睨まれ、た・・・。

 ううう、こわ・・・くなくもなくもな、い・・・(ビクビク、ブルブル)

 

「だが、彼女はあの司波達也も連名で推薦してきている。新設された工学科初の主席入学者で風紀委員も兼任している彼は別格の存在だ。いくら何でもその彼が無責任な人選をするはずもない。

 北山君個人への評価だけではなく、推薦者両名の立場から来る推薦であることも考慮した意見を言うべきではないだろうか?」

『!! そ、それは確かに一理あると思われますが、しかし・・・』

『そうです、先輩。我々大会に選手として参加する者たちの心理も慮って頂かねば結果に差し障りが生じかねません。スポーツはメンタルの部分も重要なのですから、私たちが信頼できるエンジニアでないと本来の実力が・・・』

「むぅ・・・。それもまた一理ある、か・・・。難題だな」

 

 ・・・??? な、なに言ってるのか難しくてよく分からな、い・・・。今って英語の授業じゃなかったよ、ね・・・?

 

 恐い顔した男の人の先輩たちもこわ・・・くなくもないんだけ、ど、もっと恐いのが部屋の真ん中辺りに座ってるリーナ、で。

 

 

「・・・・・・(イライライライラ、ムカムカムカムカ、とんとんとんとんとん・・・・・・)」

 

 

「ひぅっ!?」

 

 な、なんでか分からないけ、ど会議が始まってからずっと物凄く不機嫌そ、う・・・。

 つ、机を叩く指の音がこわ、こわ、こわ・・・・・・っ

 

『なによりも九校戦は日本の魔法師にとって非常に重要な、由緒と伝統あるスポーツ大会です。

 如何に実績と信頼のある人物から推薦されたと言えども、本人自身に実績がないのは如何ともしがたく、他の候補の実力と声望が横並びにある現状にあるなら成績と知名度で選ばれた方が結果的に良いのではないかと――――』

「―――ウザい」

『思いま・・・す。―――え?』

 

 先輩の人がなにか言ってる途中、でリーナがボソリと恐い声で言ってきて・・・こわ、こわ、こわ・・・っ!!

 

『失礼。君、今なんて言っ―――』

「ウザいって言ったのよ、まったく・・・正論言うフリして本音も出せないチキン野郎の無駄話に付き合わされる身にもなってちょうだい。

 要するにウィードのシズクが、ブルームの自分たちと一緒の大会に出場するのが気に食わないってだけでしょ?

 それならそうと最初から言えば良いのに、グダグダグダグダ愚痴ばっかり聞かされて退屈すぎるから早く会議を進めさせてくださらないかしら? ハッキリ言ってアンタの話は聞いてるだけ時間の無駄よ」

『な!?』

『き、君! 上級生に対して失礼じゃないか! 外国人だからと言って日本に来たからには母国流を貫いて文化の違いを尊重しないのは感心しないな!』

「あら、ワタシはちゃんと尊重しておりますわよ? 『九校戦は学校の面子が掛かっているから選手は能力優先で選ばれる』。だからこそ、二年生のくせして明確な反対も批判もできない先輩方より強いワタシが本心を代弁して差し上げたんです。

 ――なにかワタクシ間違っていましたかしら? 一科で二年で公の場で感情論を口にする勇気もない先輩方?」

『ぐ。そ、それは・・・』

「魔法師が優遇されるのは国にとっての戦力だから。学校の成績で優秀だろうと、学校のルールに会わせてくれる敵なんている訳がない。

 なら魔法師の優秀、非優秀なんて結果論でいいじゃないですか。

 やらせてみて結果的に勝てたら優秀、負けたら推薦した人ごと連帯責任で罰を与える。未だに最も多い魔法師の就職先である軍では当たり前・・・だそうですし、今のうちから慣れておかれるのも悪くないのでは?」

『う、ぐ。むむぅぅぅ・・・・・・』

 

 ・・・なんだろ、う・・・。

 リーナまで難しくてわかんないこと言い出しちゃっ、た・・・。

 

「とゆーか、二科生にCADの面倒見てもらいたくないなら、自分でやれるようになっときなさいよ同級生。ちなみにワタシは出来る自信がないけどね?」

『出来ないのかよ! 出来ないのに偉そうな顔して講釈たれていたのかよ!!』

「ええ、もちろん。ワタシは自分が出来ないしやりたくないからこそ、シズクにやってもらうと決めてる身ですので。

 どうせ任せるなら、負けたときに怒って八つ当たりしても逆恨みだけはしないと信じられるエンジニアに任せたい。それが今のワタシが貫きたい信頼の在り方ですから」

『!!!!』

 

 ・・・・・・??? えっ、と・・・つま、り・・・。

 ――私、リーナが負けたらブたれる、って言われた、の!?

 

 

 パチパチパチ。

 

「見事だ、クドウ。言い方には多分に問題があったが、俺もお前の考えに賛同しよう」

『十文字会頭!?』

 

 おっきな人が拍手しながら言ってき、た。

 

 ・・・・・・えっと・・・ここって、高校なんだよ、ね・・・? 校長先生さ、ん・・・?

 

『会頭! 十文字会頭まで北山を推薦されると仰られるのですか!?』

「それとこれとは話が別だ。俺が信じたのはクドウであって北山ではない。

 だが、だからこそクドウが北山を信じて委ねるとするなら、俺も北山を信じて任せて責任を負う。それが信頼に対して負うべき義務と責任というものだ」

『し、しかし・・・』

「何より、差し迫った課題としてエンジニアの数が足りていない。仮に能力が同じであるなら、結果に悔いを残さないで済む人選が尤も望ましいのは当然の差配だ」

『・・・・・・』

「無論、北山の腕が使えるかどうかを試す作業はやらせる。だが、先にお前たちが言っていたとおり、感情が絡んでいる問題である以上は結果さえ出せばと言うものではないことも理解できている。

 故にこそ、やらせる。やらせてみて北山に任せても良いと納得できた者だけサポートを受けてくれればそれで良い。

 受けられない者は、彼女を推薦した俺か七草に申し出てくると良いだろう。可能な範囲で期待に添える人材を用意できるよう最大限努力してやる」

『う・・・・・・』

 

 ・・・・・・。???

 オジサン顔の人ま、で難しい言葉を使い出しちゃった・・・。やっぱり見た目が時代劇っぽいせいなのか、な?

 

 

「僭越だが、私もクドウの意見に賛同した十文字会頭の言葉を支持したい」

『渡辺風紀委員長!? あなたもですか!?』

「九校戦には一選手として参加させてもらう身ではあるが、故にこそクドウの意見と十文字会頭の考えには納得せざるを得ない部分が含まれていたからな。

 誰が選ばれるにせよ、我が校は前回、前々回の優勝校である以上は追い越し狙いの対象であり、無難な選択肢が最善の結果をもたらすことを保障してもらえない立場にある。

 なにしろ常に進取の気概を持てなくなった王者は転落するものと相場が決まっているものだからな。出来るなら、リスクを恐れず前へ前へと進むモチベーションの方を優先すべきだと私は思う。

 こう言ってはなんだが、他の候補がいないからと安全策でお茶を濁すのは気持ちの面で守りに傾いてしまっている。剣術家としては余り褒められた精神状態ではなかったぞ?」

『う・・・ぐ・・・』

「・・・・・・言い出しっぺの私が言うのは説得力がないと思われますが、私も摩――いえ、渡辺風紀委員長と同じ見解を有しています」

『生徒会長!?』

「気持ちの面でリスクを恐れて、挑戦することが出来なくなったスポーツ選手は負けます。これは生徒会長としてではなく、スピード・シューティング優勝者としての意見です。

 もちろん会議である以上は強権を発動する類いの言ではありませんが、九校戦三年連続参加者からのアドバイスとして皆さんの心に止めておいて欲しいと思った言葉ではあります。出来れば忘れず覚えておいて役立てて欲しいと願うばかりです」

『・・・・・・』

 

 今日はなんだ、か、みんな古代スワヒリ語でおしゃべりする、日だと思いま、す・・・。

 

「要するに、俺たち責任者三人は北山の九校戦技術スタッフ参加については納得済みであると言うことだ。なら、後は共に選手として競技に臨むお前たちの気持ち次第と言うことになる。

 が、それが一番重要であり他の何より優先すべき事柄であると言うことも理解している。北山の技能がどの程度のものか分かっただけでは、その不安は解消に至らないであろう事も含めてな。

 だが、だからと言って実際に確かめさせることなく我々三人の決定を押し付けられたのでは不満解消どころか悪化する一方なのも事実であろうと、俺は思う」

『・・・・・・』

「司波、CAD調整設備の使用許可は取れたか?」

「はい。先ほど会頭から命じられて問い合わせました。今降りたところです。いつでも使用可能です。ですが―――」

「実験台を誰がやるかが問題、か?」

「はい・・・本来であるなら共同推薦者のなかで最も地位の低い自分がやるべき役目なのですが・・・。

 何分にも技術スタッフとしての参加が決定されている側の人間であり、北山の知己でもある関係性から身内贔屓の可能性が強すぎる立場にあることから、選手一同を納得させうる感想を言える自信がありません。

 と言って、他のお二方の生徒会長と部活連会頭にその任を押し付ける自分を許せる者など、同じ大会に出場する『仲間』のなかには存在しているはずがないと信じてもいます。

 ――出来ますなら、一高三連覇を志す同士として選手のなかから「我こそは」と名乗りを上げてくれる方の登場をと願うばかりです」

『・・・う・・・ぐ、むぅ・・・・・・』

 

 ・・・あ、れ?

 なんだか達也さん、いつもと同じ営業スマイルなの、に、悪いえが、お?

 

「司波。CAD調整を実力が定かでない魔工師に任せるのは大会が迫っているこの時期には選手にとって厳しすぎる。ここはやはり俺がやろう。多少の機能障害程度が起きたとしても俺は大会三連覇を逃すほど弱くはない自信がある。それを証明するに足る実績もあるつもりでいる」

「いえ、彼女を最初に推薦したのは私なのですから、その役目は私がやるべきです」

「ふっ・・・。『最強世代』の内二人が立候補して私が名乗り出ない訳にはいかんだろうからな。私も参加希望だ。今日だけは北山にもてあそばれる玩具になってやるとしよう」

『そんな!? 十文字会頭! 七草生徒会長! 渡辺風紀委員長がそんな危険な役目を押し付けられる必要はありません! ここは我々一年一科生の内の誰かが―――っ』

「いえ、その役目、俺にやらせて下さい」

『桐原剣術部部長!? どうしてあなたが!?』

「どうしても何も、一年坊から最初に啖呵切られたのは俺たち二年なんだぜ? しかもあんな格好良いこと言われて言われっぱなしのまま黙り込んでたら男が廃るってもんじゃないか。 せめて勇気あるところだけでも見せとかねぇと、最近できた彼女の尻に敷かれちまいかねねぇんだよ。小っ恥ずかしいから敢えて聞くなよ、こういう女の前で見栄張りたい男の問題をな」

『う。す、すいませんでした・・・』

 

 ・・・・・・。?????。

 なんだか今日、はみんな悪い顔してるように見えるけ、ど・・・ハロウィーン?

 

 

 

「さて、場所を実験棟に移した上で北山の技能テストを行いたいと思いますが・・・何分にも時間が時間です。あまり難しい行程が必要な作業は皆様方のご家族に余計な心配をかけかねません。簡易的であり、即興でおこなえる安全第一仕様ができるかどうかで試させたいと思いますが、よろしいでしょうか?」

「問題ない。どのみち俺を含めて選手のほとんどはCAD調整については門外漢だ。知ったかぶって決定にイチャモンを付けるような人間を俺たちも、学校側も選抜しているはずがない」

『う・・・(一部選手)』

「・・・では、北山さん。こちらへ」

「??? う、うん。わかっ、た・・・」

 

 てててててて。

 

「(ボソリ)・・・今までの話は忘れろ。動き易くさえしてくれたらそれでいい」

「え? あ、う、うん。わかっ、た・・・?」

 

 なんだか今日、は不思議なことばっかり聞かされ、る。

 

「じゃ、頼んだぜ北山。・・・壊すなよ?」

「う、ん。――じゃなく、て。は、い・・・。壊さない作業、を頑張りま、す」

「いや、壊さない作業じゃなくて調整作業を頑張ってくれよな?」

 

 あ、れ? なんだか一瞬だ、けみんなからの恐い視線、が別のものになってたよう、な?

 

 

 かちゃ、かた、ぽち、ぽち。

 

 

「ね、ねえ中条さん。あの子・・・なにやってるの? 私にはさっきから――人差し指だけでタイピングしているようにしか見えないんだけど・・・?」

「しかも、スッゴくタイピング速度が遅いし・・・本当に大丈夫なの? あの子って・・・」

「・・・あ。でも見て画面のデータ。全然無駄がない。

 むしろ、要らないところはバッサリ切っちゃったり、使ってない部分は勝手に外しちゃったりしてるし・・・どう見ても簡易的で安全第一仕様には見えないんだけど・・・?」

「司波君・・・あなたという人は、どこまで笑顔で腹黒いことを・・・っ!!」

 

 

 ・・・・・・??? なんだ、か後ろが騒がし、い?

 達也さんがいいって言ってた、し、別に良いのか、な?

 

「はい、これで出来たと思いま、す?」

「おう。・・・つか、作業完了時の語尾が疑問形ってどうなんだよ・・・」

 

 

「どうだ、桐原。感触について率直な感想は」

「・・・驚きましたね。軽いです。今までのが嘘だと思えるくらいに」

「それは調整前より性能が上がっていると解釈して良いのだな?」

「いえ、多分違いますね。これは気持ち的な問題だと思います。性能そのものは大して変わってないか、全く変わってないんだろうと身体が体感として理解できるんですが、気持ちの方がやたらと軽くなったように感じさせてくれる。

 理屈じゃ上手く説明できませんが、とにかく前の時より心が軽い。余計な飾りを取っ払った後みたいに」

 

 

『・・・一応の技術があるのは分かりましたが、桐原個人の主観的感想に過ぎませんし、当校の代表とするレベルには見えません』

『仕上がり時間も、平凡なタイムです。あまり良い手際とは思えない。そもそも今時、指一本でタイピングする魔工師など聞いたこともありませんし・・・』

『やり方が変則的過ぎましたね。それなりに意味があるのかも知れませんが・・・・・・』

 

 

「・・・いや、あのやり方で平凡な仕上がりに平凡タイムで出来る時点でスゴすぎるでしょ、普通に考えて。なんならアンタ達やってみなさいよ自分でも。

 少なくともワタシだったら、三十秒で調整マシーンごと投げ捨てたくなる自信があるわよ? 全然思うように進められないストレスが原因で・・・」

 

「・・・まことに遺憾ながら、私も同感だ。これは入学直後の北山と司波から模擬戦を挑まれ受けてしまい敗北を喫した経験者から同級生諸君に対して、同じ轍を踏まないで欲しいと願ったアドバイスだと思っておいて頂きたい」

 

 

『・・・・・・・・・』

 

 

「????」

 

 

 なんだ、かよく分からないけ、ど九校戦ホソクシキって言うのに出るよう言われまし、た。

 

 

つづく

 

 

 

おまけ「会議の後の、リーナちゃんと達也さん」

 

「なによ、タツヤ。会議の後ワタシにだけ残れだなんて。ひょっとしてデートのお誘い?」

 

「茶化すな。礼を言いたかっただけだということぐらい、分かっているのだろう? 過去に何があったか詳しくは知らんし聞く気もないが、些か以上にひねくれすぎた性根は改善するか元に寄せるかした方がお前自身のためにもなると俺は思うが?」

 

「ふん! 大きなお世話よ。本音と建前を使い分けるフリして保身図ってるだけの連中は見ているだけで頭に来るの。だから正直さの美徳で言ってやった、それだけよ。

 無闇に言葉を飾り付けてて腹立つのよねぇ。・・・せっかく綺麗な言語なのに・・・。

 どうせ敵を責める道具として使うなら武器にしろって感じよ、ドン臭い。あー、面倒くさい奴らだった。

 ワタシがワタシのやりたいようにやってることで他人がゴチャゴチャ横から口出ししないでよね、バーカ」

 

「やれやれ・・・。だが、しかし今日は助かった。改めて礼を言う。あの時のお前の言葉があってくれたおかげで会長たちとの無言の連携が成立させられた。感謝している。

 ――正直、どのような経過を辿ろうとも雫が技術スタッフに選ばれるのは確定せざるを得ない窮状にあったのは事実だが、逆に君の挑発が無かった場合には今少し揉めてから蟠りを抱いたまま大会参加が決まっていただろうからな」

 

「・・・前から気になってたんだけど・・・ここってそんなに悪い状況なの?」

 

「悪い」

 

「・・・それぐらいに厄介なんだ。気持ちの問題という奴はな。俺にとっては特に解決しづらい難題であり、多くの場合は悪化させやすい性質を持っているらしいと最近になって気づき始めてもいる。

 だからこそ今日はお前に助けられた礼を言いたくなったのだが・・・・・・」

 

「???」

 

「要件はそれだけだ。引き留めて悪かったな。遅くなりすぎる前に帰れよ。それじゃあな」

 

「あ、ちょ、ちょっと待ちなさいタツヤ! 女の子を放課後の学校に一人置き去りにして帰るなんてステイツでは有り得ない非礼なのよ!

 気持ちの問題を解決しづらい性悪な性格もってるって言うならワタシがレクチャーして上げるから家まで送りなさい! そしてタクシー代も払いなさい! あと、お礼のお菓子代も!

 ワタシ、G3のクワトロッソって言うケーキが食べてみたーい♡ なぜだか分からないのだけど名前にものすごーくシンパシーを感じて仕方がないのー♪」

 

「意外と厚かましいな! ひねくれた後のお前の性格って!!」




小ネタ説明:
サブタイトルの『?』は原作に対するちょっとした皮肉です♪
「これのどこが劣等生なんだよ!? 超優等生じゃねぇか!」的な奴です。読んだ人誰もが一度は思ったりしますよね? それを戯画化した内容の回に使ってみました(^^♪


書き忘れていた雫のCAD調整技術についての説明:
細かい指定は出来ない代わりに大雑把な表現で注文すると『なんかよく分かんない』ながらも出来てしまっている、天才では無く天然タイプの能力。
達也のように牛山さんと二人で一人になれるタイプのものでは無くて、あくまで個人としてのみ発揮できる力。他人にはなにやってるのか、分かるようで分からない。本人も感覚でやってて考えてないから分かっていない。

自分で把握できないせいで、誰かのサポート無しでは役に立たないオリジナル技術と言う設定です。
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