つか、これで一応は魔法科二次創作の主人公なんだなーと、今さらながらに思った次第。
*話数を間違えてたので修正しました。ファイルの数字だけは変えてたので気づかなかったみたいです(;^ω^)
突然ではあるのだけれど。
ワタシ、USNAからの帰化日本人(と言うことに今ではなっている)アンジェリーナ・クドウ・シールズは焦っていた。
その理由は以下の発言をした直後にされた反応が予想外すぎてたからだ。
「偶然も、三度続けば必然です。必然を偶然のように見せかける世界を騙す技術の最たる物が魔法である以上、第三勢力からの介入とみるのは至極妥当で当然のことだとワタシは思ってます。
会長が、生徒たちの精神的安定を優先するお気持ちはよく分かりますが――明確な敵意を以てこちらを害する目的で動き出した外部勢力があると分かった以上、情報と意識を共有しておかない限り再発を防ぐことは出来ません。
どんなに強くなっても、魔法的セキュリティを徹底したとしても、敵からの攻撃を防ぐ手段は究極的にはただ一つだけ・・・・・・一人一人が危機感を持ち、互いを信頼し合うこと。敵に付け入る隙を与えないこと。ただ、その一つのみです。
・・・なにしろ最強の一人がどんなに頑張ったって、自分一人しか守れないことも世の中には往々にしてあるみたいですからね・・・・・・」
『・・・・・・・・・・・・・・・・・・』
シ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――ン。
・・・・・・あ、あれ? なんで皆さん黙りこくってらっしゃいますかしら? もしかしなくてもワタシ、何かマズいこと言っちゃってたぁ!?
表面上は取り繕いつつも、内面では大いにあたふたしまくってるワタシ。
え、だって、な、なんで? どうしてよ!? 普通に奇襲受けて迎撃に成功して犠牲者が一人も出なかったんだから二撃目を警戒するのは基本中の基本なんじゃないの!?
二回、三回と奇襲が続くなかで犯人が「謎の襲撃者」のままだと味方同士が疑心暗鬼に陥るから危険だよって、世界の共通概念よね! ねぇ!?
それとも何!? 将来的にはニホンの軍事力になることを期待されてる『士官候補生育成学校』だと思っていた魔法科第一高校はワタシが思ってたのと違ってたりしましたかしら!? 今まで一度も普通の学校に来たことないから分からない!!
(注:USNAでは近年まで軍事利用以外での魔法研究は、基礎研究ばかりだったため、軍の命令で日本に留学してきた原作と違って自主的な亡命設定の今作リーナは日本に対して任務の遂行に必要な範囲さえ知識供与がされておりません。
なので日本の魔法師観がちょっと変だったりしております)
「・・・失礼。突然のことで頭に血が上ってたみたいで、言い過ぎてしまいました。本当だったら『一度あったことが二度あっても不思議ではない』的なことを言いたかったんですけど、ワタシ欧米人ですから日本語まだまだワカラナーイかったのです」
ごまかしの笑顔でおどけてみせると、今度はみんな普通に笑ってくれた。・・・日本人の精神構造ワカラナーイ・・・。
「そうね。まさしく、クドウさんの言うとおりだわ。今事故に遭って助かったばかりなのに、今度は自分たちもミスで事故起こして怪我でもしちゃったらつまらないものね。『無事に済んだら、兜の緒を締め直しましょう』♪
シートベルトを忘れていた子たちはと・く・に・ね♡」
会長が言って、皆笑い、ワタシは安堵の余り胸中で盛大に溜息を履く。
(た、助かった~・・・・・・。今ので閣下のお怒り買ったらなにされるか分からないからメチャクチャ怖かったよー(; ;)ホロホロ
本気で、財産没収の上永久追放処分とかされたらどうしようかと心配で心配で気が気じゃなかったんだからね! もう貧乏暮らしだけはイヤ! イヤなのよーっ!!!)
ワタシ、心の中で絶叫ならぬ大絶叫!! ・・・本当にひもじさと惨めな生活だけは本気で勘弁デス・・・。トラウマに響くから・・・。
(・・・くっ! これもそれも全部が全部、シズクが悪いのよ! いつも一緒にいてくれて暇する必要なかったのに今日に限ってタツヤと一緒でワタシのとなりにいないとかどういう了見なのかしら!? 後でまたお尻ペンペンの罰を与える必要があるわね確実に! ペンペーン!!)
八つ当たりだと承知の上で、今は側にいない友人に当たり散らすワタシ。(ただし声には出さない。だってクラスの子たちに、レズ関係だと思われたら恥ずかしいですし)
(・・・しっかし、さっきの車は何だったのかしらね? 明らかに殺意を隠す『偽装の意図』が動きに出てたけど、その割には特攻なんて魔法師の無駄遣いじみた手法をとってきたりもした。使い捨てるには惜しい腕前のように見えたんだけど・・・)
ニホンの剣術には『刃の動きは、使い手の心を映し出す』とか言うトーヨーの神秘的な概念があるらしいけど、あながちこれは間違いじゃない。心というか、その人の目的は必ず動きに現れるし、それを隠そうとすれば『目的を隠そう』とする偽装の意思が動きに現れて僅かばかりの違和感を感じさせてしまうことが軍事面では往々にして存在する。
これは『なんとなく勘で』としか説明しようのない感じ方で、ワタシ自身理論的な根拠を出しながら説明できる自信は皆無だ。絶対に無理。
感性の問題でもあることだし、理論派になればなるほど分かりづらくなってくる非合理的な直感などの問題。
でも、こう言う理屈のない直感こそが戦場で我が身を助けることがあることをワタシは知っている。実体験で把握している。国外脱出の時に何度か訪れた絶体絶命の危機も、これのお陰で回避できたことだしね。
だから、その勘がワタシにささやく警戒を促す声をワタシは無視することが絶対に出来ない。
(・・・後でタツヤたちにも知らせておいた方が良いかもしれないわね・・・・・・)
頭の中にいつもシズクと一緒にいる、周囲に埋没しそうに見えて実は一番目立っている(時に悪目立ちしまくってる)日本人にしては背が高い少年の姿を思い出しながらワタシは九校戦会場全体の見取り図も同時に思い浮かべて考えはじめる。
おそらくはワタシと同等かそれ以上の使い手、司波タツヤとの連携で警備の補助をおこなう計画スケジュール表を。
鷹が隠している爪を多少なりとも引き出すために必要となる餌の少女たち二人のどちらをどのようにして使ってみるかを。
考える。考える。考える。考え・・・る・・・・・・。
「あら? クドウさん眠っちゃったのかしら?」
「そうみたいだな。コイツもなんだかんだ言いながら一番最初にバスに乗り込んできて、北山が一緒でないことを知ってから酷く落ち込んでたし・・・もしかして昨日の晩に楽しみで寝付けなかった類いじゃないのか?」
「ちょっと待ってください渡辺風紀委員長!? 高校生ですよね彼女って!? だとすると、小学生レベルで思考する後輩魔法師に助けられた我々は一体・・・っ!?
あ、あ、あああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・・・・」
「どうしたー? 服部―。今更そんなこと気にしてたのかー? もうウィードだのブルームだのとか気にする時代じゃないんだから気にするなって言っといてやっただろ-? 忘れたのかぁ? なぁ? 服部刑部丞相半蔵、時代錯誤で長ったらしいフルネームの副会長」
「き・り・は・ら・き・さ・まぁぁぁぁぁっ!!!!」
『wwwwwww(*^▽^*)』
「お前らぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!
もう許さん! 思い知らせてやる! 俺は必ず九校戦で結果出して身の程知らずの司波たちやクドウよりも上だと言うことを思い知らせてみせるぞ―――っ!!!」
「・・・(ハンゾーくんを手玉にとって九校戦の勝率アップさせるだなんて・・・桐原くん。恐ろしい子!)」
混沌としたままバスは、交通整理を終えて目的地へと再度出発する。
到着まで、後1時間半。
――そして到着する。描写することないと時間なんて一瞬で過ごさせられる物だよね。
「ではやはり、先ほどのあれは、事故ではなかったと・・・?」
隣を歩きながら眉を顰めて問い返してくる妹に、俺は大会参加者たちが宿泊するホテルのロビーにカートを押して入ろうとしながら不思議に思って聞き返していた。
「『やはり』・・・? バスの中にも俺と同じ眼の持ち主が混ざってでもいたのか?」
だとしたら厄介なことになるかもしれないと警戒感を強めた上での言葉だったが、幸いなことに杞憂だったようで深雪は小さく頭を振って否定してくれた。
「いいえ、おそらくですが違うかと思われます。そこまで明確な意図がある発言とは思えませんでしたし、多分彼女なりの勘か何かによる物だと思われますが、それ以上詳しく分析するにはお兄様のお力が必要です。今のわたしには些か・・・」
「・・・ああ、そう言えば彼女も元はアレだったからな。俺とは違う視点で気づいたとしても不思議じゃないのか。・・・だったら情報も共有しておいた方がいい場面も出てくる可能性が否定できなくなってしまったな」
「情報?」
深雪が不思議そうな表情で首をかしげながら、上目遣いに問いかけてくる。
並の男ならこの仕草だけで落とせてしまいそうな美貌というのは兄として自慢である一方、将来的な不安としては困ったところでもありなかなかに厄介な問題だとつくづく思う。
それはともかく、普段から俺を過大評価しがちな妹だが、それは逆に俺にも出来ないことがあると承知の上で言ってきている言葉でもあり、俺の能力を正確に分析できているからこその『十師族が一家、四葉の次期後継者』としての見解で、俺の力があの時あの場所でどのようにして役立てられるか役立てられないかを正当に評価できていると言うことでもある。
平たく言ってしまえば、俺が本来持つ能力だけだと、あの事故現場から引き出せる情報の限界を把握していると言うことだ。
「あの自動車の飛び方は不自然だったからね。調べてみたら案の定だった。魔法の痕跡があったよ」
「私には何も見えませんでしたが・・・・・・」
深雪の言葉にさもありなんと頷き返しつつ、俺はイタズラ心から妹に対してからかうような口調の言葉と共に『ある物』を取り出して彼女の前に掲げてみせる。
「だろうな。・・・だが、こうすれば分かる様になるんじゃないかな?」
「それは・・・リトマス試験紙、でしょうか?」
「正解」
俺は自分の掲げ持った、薄っぺらい紙切れをヒラヒラさせながら笑いかける。
「小学校時代に歴史の授業で見たことがある気がしますけど・・・ですが、それは一体何がお分かりになる物なのでしょうか? 意地悪しないで早く深雪にも教えてください」
「もちろんそのつもりだよ。――尤も、この紙の形状自体には意味は無いんだけどね。単に韻を踏んだだけというのと、持ってるのを見つかったときに言い訳しやすいように敢えて子供っぽい玩具の形にしてみただけで」
そう、あくまで性能重視の採用基準で俺が決めた形なのだ。
断じて、何処かのバカに影響されたからではないと断言しておきたい。
「これにはね、その場にとどまっているサイオンを、毎秒同じ量ずつ吸引して色が変わっていくようインプットされた簡易魔法式が組み込まれた紙なんだよ。
交通規制している間、これを現場に落としておいて片付け際に拾ってきたら案の定だったというわけだ」
妹の驚く顔が見れたことに軽い満足感を味わいながら、俺は改めて紙の色を見て確かめる。
その色は真っ赤を超えて、血のように黒が混じった紅になりかけている。これは車の運転手である魔法師の放つサイオン量が、レッドゾーンに達する寸前まで押し上げられていたことを意味している。間違いようもなく、薬物か魔法的ドーピングが施された状態だった事を示す雄弁な証だ。
・・・・・・フォア・リーブス・テクノロジー本社にある技術開発部門まで、完成した『例の物』を届けに行った数日前のことだが、俺は生徒会室で中条先輩に飛行魔法式が実用化できない理由について説明する一環として魔法式のプロセスを語っていたことを思い出す。
終了条件が充足されていない魔法式は、時間経過による自然消滅まで対象エイドスに止まり続ける性質を持っていて、新たな魔法で先行魔法の効力を打ち消したとしても、それは二度が消したと言うだけで前に掛けた魔法式が消滅するわけではない。効力が失わせられるだけなのである。
これは、その応用だ。
一度使った魔法は二度がけしても消すことはできず、ただ対象に止まるサイオン量が増えるだけ。あの場合に限って言えば上手く偽装するために弱い魔法を連続使用しているから、結果として生じる被害と効果の大きさに反して場に止まるサイオン量は極めて少なく、直ぐにも消滅してしまう。
証拠隠滅の手法としては花丸をくれてやりたいレベルだが・・・・・・まだ甘いな。時代の変化に乗り切れていない。
超簡易魔法式の効能を十分に理解しないまま旧来のやり方をとってしまったのが『敵』の意図を悟らせた最大の失敗要因だ。
「どんなに弱い魔法であっても、一度世界を改変した魔法は使い終わっただけで直ぐにも消滅するなんてことはありえない。火を消しても煙は残るように、しばらくの間は現実世界に消えた魔法の残滓が漂い続ける。
ならば、超簡易魔法式を可能にした『魔法式を保存する機能』によって、消え去るまでの間ずっと同じ量しか吸引できない紙を作り、術者が居た場所に置いておけばどうなるか?
考えるまでもない、与えた影響は紙に付いた色という名の正確無比な判別装置で正当に評価させることが可能になる。一つ一つは弱い魔法でも、すべての場所に一定距離をとって置いておいたこの紙をすべて合わせるととんでもない高レベルの技術で魔法が行使されていたことが分かってくるし、これだけの魔法が使える技量の持ち主がなぜこんな特攻まがいの正気を失ったような手法でその身を犠牲に捧げてきたのかなども含めて多角的に分析する材料になるんだよ」
「・・・・・・・・・」
深雪は可愛らしく口と目で三つの丸を形作ってポカンとしている。無理もない、正直自分もこのやり方は詐欺のようだと感じはしたのだし、魔法は所詮『世界を騙す詐欺の技術でしかない』と主張したところで今はまだ受け入れられる魔法師がそれ程多くなっているとも思えん時代だからな。
尤も、百年二百年後にはそれも変わっているだろうなとも今では思っているのだが。
超簡易魔法式は世の有り様を変えた。良い方にも悪い方にも大きな変革をもたらしてしまった。進み始めた世界を止めることは誰にもできない。魔法による奇跡の騙しは期間限定で、制限時間が過ぎれば世界は元の姿を取り戻してしまう一時の甘い夢でしかない。
世の中すべてを変えられるのは、いつの時代もすべての人間が共有できる一般化の技術だけだ。現代魔法の登場により魔法師社会が構築される時でさえ機械による補助と魔法師の量産化が必要不可欠だったのと同じように。
あのときは魔法の才能を先天的に持っていなければ参加できない新たな世界の構築だったが、今の時代にもたらされた変化はすべての人に恩恵を受けられる機会と資格が与えられてしまっている。もう特権階級の時代に逆行することは誰もできない。させてもらえない。
たった一人で激流の前に立ちはだかり、流れに逆らい続けたところで自分以外の周囲すべてが流れてゆけば、取り残されるか追いかけるかのどちらかしか選べる道がなくなるだけなのだから。
「あー、うー・・・・・・重、いよぉ~・・・。眠、いよぉ~・・・・・・(ふらふらふら~)」
――そうこう話している内に、世の中を変えた変革者の片割れが眼を眠そうに細めてフラフラしながらホテルから出てきて、また別の荷物を持ってホテルの中へと運び入れていた。
ふむ。
「・・・普段から眠そうな目をしている奴だと思っていたのだが・・・実際にはアレでも一応起きているときの目の開き方だったんだな。今のアレだと見えているのかいないのか皆目識別方法がわからない」
「あの、お兄様? 冷静に分析してらっしゃるところ無粋なのは承知しておりますが・・・お手伝いしてあげられた方が宜しいのではないかと深雪は愚考致します。雫の身はともかくとしても、持ち運んでいる機材は大会勝利に欠かせない貴重品ばかりですし、その、お値段の方も些か値が張る物ばかりではないかと・・・・・・」
もっともな心配をしてくれる妹の聡明さに俺は頬を緩ませながら、優しく頭に片手を置いて答えてあげる。
「大丈夫だよ、深雪。雫は絶対に落としたりしないから」
「何故でしょう? あんなにフラフラして、前も碌に見ていないようにしか思えませんのに・・・」
「怒られるのが怖いからだそうだ。よくは分からないが、いつ頃からか眠かろうとフラフラしていようと関係なく貴重品を持ち運んでいるときに持ち物を落とさない習性が身についたらしいのでな。こういう時には重宝している。
非力だが、落とさないためには半ば以上眠りながらでも正確無比なリスクコントロールで落とさずに運べる物だけ選別して手伝ってくれる。
あれでも雫は、お前が思っているよりずっと成長しているんだ。友達として偶には信じて任せてやりなさい」
「・・・・・・・・・」
たとえ年頃の妹に鬱陶しがられようとも、兄としての責任感から兄らしい説教をしてみたつもりだったのだが。
どういう訳か今日は妹からの見上げる視線が妙に寒々しい気がしたのだった。
つづく
おまけ
エリカ「お、来た来た。やっほー、司波くん。深雪ー」
美月「こんにちは、深雪さん」
深雪「エリカ!? ・・・それに、美月まで・・・貴女たち何故ここに・・・」
エリカ「来ちゃった♪」
深雪「そういうボケはいいですから。それより早く事情を説明しなさい」
エリカ「は~い。ちぇっ、深雪ってばつれないなーもう」
説明中。
深雪「なるほど。事情は理解したのだけれど・・・・・・派手ね。悪いことは言わないから早めに着替えてTPOに合わせた方がいいと思うわよ?」
エリカ「えーっ、そーかなー?」
雫「あー、うー・・・眠、い・・・(半ば以上寝落ちしている)」
エリカ「あ、雫も来たわ。やっほーっ。しーずくー♪」
雫「あー・・・、うー・・・?」
エリカ「ねぇねぇ、雫。アンタ今回の大会中はどんな服着て過ごすつもりなのよ? 達也くんを誘惑しちゃえるようなエッチィ寝間着とか持ってきてたりするんじゃないの?」
美月「ちょ、ちょっとエリカちゃん! こんな時間にこんな場所でなんてこと言っちゃってるの!? もう少し恥じらいを持とうよー!(>_<)」
雫「あー・・・、うー・・・?(寝ぼけながら)
えっ、と・・・ピンク、のネグリ、ジェ・・・?」
三人の年頃少女たち『女の子としての恥じらいは!?』
*父から女の子のパジャマはこれと教わって疑いもなく信じてしまったアホの子主人公
達也「・・・・・・(で、出られん・・・)」
*空気読んで席外したら戻れなくなってしまった薄幸の原作主人公。
???「・・・・・・(キラリーン☆)」
*暗闇から達也を見つめる青い瞳をした星の人。