偽典の聖杯戦争   作:tuki21

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第29話:三日目① キャスター、アサシンの動向

 三日目、早朝。春日居(かすがい)市旧地区、如月(きさらぎ)邸、中庭。

 春日居市で行われている、偽りの聖杯戦争。

 七騎のサーヴァントが召喚され、本格的な聖杯戦争が開始されて、三日目の朝がやってきた。

 いまだ脱落者はいないものの、人ならざる者の影はこの街に深く根ざし、さらに外様の魔術師たちも、今からでも聖杯戦争に参加できないかと、虎視眈々とマスターを狙う。

 蟲毒の様なこの街の空気を、心地よさげに感じる男が一人。

 ひどく平凡な男だった。

 中肉中背、傷らしいものはなく、黒髪は清潔に切り揃えられ、目鼻立ちも普通。外見は二十代から四十代のどこにも見えるし、着ている服も黒のシングルスーツと白いワイシャツ、黒ネクタイ、ネクタイには銀色のネクタイピン。ネクタイピンだけが辛うじて特徴といえば特徴か。

 のっぺりとした無貌の男。顔のない案山子の風情。

 彼こそはキャスターのマスターだった。

 

「三日目、か。聖杯にサーヴァントの魂が帰還していないことから、まだどこのサーヴァントも脱落していない」

 

 朝の空気を全身に感じつつ、男は呟く。その背後に巨大な影。

 大の大人が三人は背に乗れそうな巨大な四足獣。

 ライオンの頭、山羊の胴体、毒蛇の尻尾を持つ魔獣。あるいは、山羊、蛇それぞれの頭部を持つ三つ首の異形とも、その怪物は伝えられていた。

 ギリシャ神話にその姿が記されている。

 キマイラ。それがこの怪物の名前。

 人間一人を――たとえ魔術師でも――屠るには十分すぎる暴力を持つ怪物が背後にいても、男は全く気にしない。

 キマイラの方も近くに人間がいても警戒するでもなく、襲い掛かるでもなく、四肢をたたんで座り込んだ。

 男は何も言わず、座ったキマイラの背中に腰を下ろした。

 人間が背の上に乗っても、キマイラは何も言わない。自身も臥せって目を閉じた。

 怪物の背に乗って、男は考える。

 

「どう見ても脱落、消滅したように見えたライダーもまだ脱落していないということか。だとすれば、サーヴァントの気配も発さず、姿を隠してるライダーの危険度が最上位」

 

 そこで男はちらりと己の左手の甲に目をやった。そこには上下さかさまにした盾のような痣が浮かんでいた。ただしその痣は一画のみ色が浮かんでおり、それ以外は痕があるだけだった。

 男の左胸に刻まれたキャスター用の令呪とは別の、バーサーカー用の令呪だった。

 

「すでにバーサーカーは手中に収めた。ならば敵ではない。キャスターの宝具のことを考えれば、全体的に戦力の大幅な増強が見込めるな」

 

 キャスターの宝具、母の愛は尽きることなし(グレート・マザー)は“父親”が強ければ強いほどより多くの子供を産める。バーサーカーは申し分ない。

 

「神話の時代でも、そうして多くの怪物を生み出したのだろうかな」

「人聞きの悪い。妾とて夫は選ぶ」

 

 独りごちた男の台詞に、答えが返ってきた。

 振り返れば、そこに一糸まとわぬ女が一人。

 恐ろしく扇情的な女だった。

 血を固めたような赤い瞳、赤い唇。ウェーブがかった黒髪、豊満な胸、引き締まった腰、突き出た尻は世の芸術家が再現を諦め筆を折るかと思わせる完璧さで、視線を外せぬ妖艶さ、同時に頭を垂れたくなる神秘さが内包されている。

 朝の冷たい空気の中その裸身を晒すは男のサーヴァント、キャスターだった。

 

「それは失礼。所でバーサーカーは?」

「おうさ。さすがは人理に名を刻む英霊。妾を()()()のも、妾に()()()()()もの、十二分に耐えてくれたわ。特に、抵抗のつもりか、放たれる炎は今までとはまた違った趣向で楽しめたわ」

「宝具で趣味と実益を兼ねているのだから、まったくもって効率的だな」

 

 ()()()なキャスターに、男は苦笑を返した。

 

「それでどうだ? 元気な子供たちを産めそうか?」

「勿論だ。今夜にでも、妾の自慢の子らをお披露目できそうだぞ」

「それは楽しみだ」

 

 朝の冷えた空気を全身に浴びながら、男は酷薄に笑った。

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆

 

 

 

 

 

 その土地は、痩せて貧しかった。

 頬に感じるのは風と砂の感触。痩せて乾いた土地は生きていくのに難しく、それでいながら他国や他の神を奉じる集団の脅威にさらされていた。

 そんな中、彼女は常に血にまみれていた。

 ただ一人、敵地に潜入する。彼女が極めた業の前には障壁は意味をなさない。物質透過の業で壁に潜み、壁の中を移動する。

 標的のすぐ近くに音もなく忍び寄り、背後から心臓を一突き。

 抜き手の一撃は標的の着物も皮膚も、筋肉も骨も臓器も、一切を傷つけず()()()と侵入し、心臓を握り潰す。

 そうして、彼女は敵を排除し続けた。

 殺すべき対象を、殺すべき時に殺す。

 彼女の気持ちが伝わってくる気がした。

 

 一人殺せば、脅威が遠のいて、平和と安寧が近づいてくる。

 

 暗殺が終わった後、そう呟いていたのを聞いた。

 胸が締め付けられるようだった。

 ただ一人血に塗れて帰ってきて、それで望んだものが名声などではなくて、ただ安寧の中で見られる子供たちの笑顔だった。

 強さを求めていることが、その態度から分かった。

 強くなりたかったのだろうと、自然と感じられた。

 強くなって、敵を殺して、国から脅威を退けて、そうすれば、平和と安寧に近づくと、彼女は本気で信じていた―――――。 

 

 

 それなのに、終わりは突然訪れた。

 いつもと同じ、血と死にまみれる彼女。

 いつもと違うのは、その血が彼女の同胞の物であることだった。

 その事実に気づいて()()()とした。体もないのに、不思議とそういう感覚はあった。

 なぜこんなことを! 彼女を取り囲む人々はそう問いただした。

 当然の疑問だ。()()()()彼女は暗殺教団の長、ハサン・サッバーハとして活動していた。其れなのになぜ、同胞たる者たちを殺さなければならなかったのか。

 それも、彼女の時代を受け継ぐ存在、ハサン・サッバーハの候補生たちを。

 問いただす――というよりも糾弾だ――声に、彼女は平然と答えた。

 

「――――――(わたし)の後に続く者が、己よりも弱くあっていいはずがない。己さえも殺せぬものに平和と安寧を手にすることができようはずもない。故に、己は次のハサンにふさわしくないものを排除した。次だ、次の候補生を呼べ。己を殺せるものがここにあるならば、次代も安心できよう」

 

 どこまでも物静かな声。その声音が彼女の理性を証明し、極めて正気であることも自明の理となっていた。

 落ち着いた声音はそのままに、彼女は、そのころは完全だった髑髏の仮面で場の皆を見据える。

 

「――――己を殺せるものはいるか?」

 

 

 そこから先の凄惨な記憶は見るに堪えなかったし、語るべきものもなかった。

 自らの信念を貫き、同胞の血にその手を染めたハサン・サッバーハは、ついに討ち取られた。

 

「――――――見事だ」

 

 心臓を貫かれた彼女は、戦いの余波で半分に割れた髑髏仮面の奥から、己を殺す者の顔を見た。

 

「――――――次のハサン・サッバーハは、お前だ」

 

 そうして彼女はこと切れた。

 平和と安寧を求め、力のない者たちの笑顔を報酬としていた女暗殺者は、その信念に従って行動した結果、多くの同胞に血でその身を濡らし、本当の名を亡くし、ハサン・サッバーハの名前さえも剥奪された。

 歴史から抹消された女暗殺者の、それが顛末。

 次のハサンを見つけられたことに誇らしさを感じていただろう。死に際には笑みさえ浮かんでいた。

 その姿が心に焼き付いて離れない。

 理由は分かると思う。

 ただ生きたいだけの『個』だった自分と違い、己の命の使い時を見極め、次の世代をより強くするための礎になろうとしていたアサシンに、ほのかな憧れを抱いたのだ。

 

 

 春日居市旧地区、町はずれの廃工場。

 その工場はバブルがはじけた影響で経営難に陥り、それでも何とかやってきたが、近年起こった世界的な不況によってついに経営が立ちいかなくなり、倒産。解体費用もないため放置された場所だった。

 廃棄されたため、中には壊れた機械や鉄骨の材料も討ち捨てられており、怪我の原因になる物も多かったため、立ち入り禁止となっている。

 そんな、薄汚れた場所で、ニヒトと己に名をつけたホムンクルスは目覚めた。

 ところどころ穴が開いた天上から、朝日が零れ落ちる。陽光に照らされて埃が舞う光景は、ただ横になって見上げるだけなら少しだけ幻想的だと、そんな場違いなことを思った。

 

「ここは……」

 

 記憶に連続性がない。セイバーのマスターと戦い、重傷を負ってアサシンに救出された。そこまでは覚えている。が、そこで自分の意識は途切れた。

 

「それに、今のは……、アサシンの過去……?」

 

 喉が渇いた。かすれた声は老人のようにしわがれていた。

 おぼろげな意識で、それでも記憶をたどる。

 そう、サーヴァントとマスターは魔術的なパスが通じている。だからマスターがサーヴァントの生前を、夢という形で見ることがあっても不思議ではない。魔術的に繋がっているのだから。

 今のがそれだったのだろうと、漠然と理解した。

 胸の奥からこみあげてくるものがあった。

 夢の中、事の始まりから終わりまでを見て、結果として見れば内乱の張本人として討たれたその姿を見て、胸が締め付けられそうだった。

 後悔はなかっただろうと、そう思う。それは、聖杯に願うことが、己にハサンの名を取り戻すことではなく、亡くしてしまった本名が知りたいということからもうかがえる。

 彼女はハサン・サッバーハでなくなったことを後悔していない。その孤高の姿に胸を締め付けられる思いがした。

 生きたい、ではなく、死にたくなかっただけの自分にとって、使命を胸に秘め、最後まで生き抜いたアサシンはとても眩しかった。

 

「アサシン」

 

 かけられる言葉はないかもしれない。過去を盗み見たという負い目もある。

 だが顔は見たかった。だから己のサーヴァントの名を呼んだ。

 だが、アサシンは現れなかった。

 

「アサシン……?」

 

 不安と焦りが浮かんでくるのを、深呼吸で落ち着ける。

 改めて状況を確認する。

 自分の服は特に着替えられていないが、とっさに糸を使っての傷口の縫合はそのままだ。アサシンが細心の注意を払って自分をここまで運んできてくれたことがうかがえる。

 ここがどこか分からないが、朽ち具合から廃墟。一般人がみだりに立ち入るような場所ではなさそうだ。

 自分の身体は今、ぼろぼろのソファに粗末なシーツを駆けただけの簡素なベッドの上に寝かされていた。怪我人を寝かせるにははなはだ不衛生な場所だが、まさか病院に駆け込むわけにもいくまい。

 瀕死のマスター一人を抱えて、潜伏できそうな場所を探してこうして一夜を明かせたのだ、それだけで上等だろう。

 

「アサシン、どこですか?」

 

 もう一度、サーヴァントの名を呼ぶ。だが返事はない。気配を感じないのはアサシンクラスなのだから当然として、呼んで返事がなかったことなど今まで一度もなかったはずなのに。

 

「う……」

 

 体がだるい。軽く身体検査をしてみたが、どうやら熱を出しているようだ。

 魔術回路は正常。傷の方は、治癒魔術を使えば時間はかかるが何とかなるだろう。

 気掛かりなのは人避けの結界を張っていないことだが、それこそ自分がいなければどうにもなるまい。アサシンは超常的な存在だが魔術師ではないのだから。

 いずれにせよ、今日は動けない。口惜しいが今夜の聖杯戦争は静観するしかない。

 

「――――――マスター」 

 

 ニヒトの耳に、落ち着いた女の声がかかった。

 

「アサシン……」

 

 相変わらずかすれた声で、ニヒトはベッド代わりのソファから立ち上がった。

 そのとたんによろめいた。負傷による体力の低下は深刻なようだ。

 そっと、寄り添うようにアサシンがニヒトを支えた。アサシンは左腕を使ってニヒトの身体を支えた。その右腕全体を使って、器用に抱えているのは包帯などの医療品、缶詰などのすぐに食べられる食料品、そしていくつかの飲料水だった。

 

「それは?」

「――――――マスターの包帯と、食料です。盗んできました。誰にも見られていませんのでご安心を」

 

 さも当たり前のように、アサシンは言った。ニヒトはサーヴァントの窃盗を咎めなかった。

 

「――――――食べられますか?」

「いただきましょう。ところで、この場所は?」

「――――――意識を失ったマスターを運び込め、かつ人気のない場所はここくらいしかありませんでした。探し求め、さほど時間がたたぬうちにこの場所を発見できたのは行幸でした」

「ですが結界は張っていませんね」

「――――――申し訳ありません」

「責めていません。むしろ、無様に昏倒してしまったこの身を嘲笑いたいくらいです」

 

 立っているのがやっとだったニヒトはベッド代わりのソファに腰を下ろした。まずは喉の渇きを癒すため、アサシンが調達してくれたミネラルウォーターの封を開けた。

 喉に流し込む水がこんなにもうまいものだとは思わなかった。

 

「それよりこれからですが、まずはこの場所に結界を張ろうと思います。この場所は人気はありませんがサーヴァント相手には紙の家と同じ。とはいえ防御ではなく索敵に重きを置きます。侵入者があれば魔術的な警報を鳴らし、こちらが速やかに迎撃、または逃亡ができるように。手伝ってくれますか?」

「――――――承知いたしました」

 

 結界の設置は滞りなく終わった。

 アサシンの肩を借りて、ニヒトは結界を敷設し、ひとまず安心した。

 安心したら、やはり辛かったらしく、ニヒトは立っていられず、ソファに横になった。

 

「――――――マスター、お休みなさってください。今は眠り、体力の回復に努めるべきです」

 

 アサシンの言うことはもっともだった。簡単な食事をとり、横になったニヒトを眠気が襲った。

 その眠気に抗って、ニヒトは口を開いた。

 

「すみません、アサシン」

「――――――何を謝ることが? むしろ詫びるなら己の方。この身のふがいなさゆえに、マスターにこのような手傷を負わせてしまった」

「相手は最優のセイバーです。君の責任じゃない。むしろ、セイバーを相手によく持ちこたえてくれた。だから、謝りたいのはそこではありません。

 私は、君の過去を見てしまった。君がなぜハサン・サッバーハの名を剥奪されたのか、その現場を」

 

 アサシンは沈黙した。起こっただろうか? 無遠慮に己の過去を覗かれるのは気分のいいものではないだろう。

 しかし予想に反して、アサシンは優しく微笑んだ。

 

「え?」

「――――――問題ありません。マスター。その事実は己の誇り。己はハサンの名を剥奪されたことに無念はありません。むしろ、己の最期は良きものだったと思います。己の業を超える業を持つものが現れた。その者にこの命が断たれた。ならばこの身は、次なる世代の安寧のための礎になれた。そう思うのです」

 

 アサシンの声音に、己を誇る色はない。ただ淡々と、自らの成したことに対する自負があった。

 

「……眩しいですね」

「――――――何がです?」

「君がです。私はただ死にたくないだけ。自分が生きる意味を、使命を持っていない。信念をもって生を真っ当で来た君を、眩しく思う」

「――――――ありがとうございます」

 

 その感謝の言葉が届いていたのかどうかは分からない。やはりまだ無理があったのか、ニヒトの身体から力が失われていく。

 

「――――――眠って下さい、マスター。どうか自分の体をいたわって下さい」

「……そうします」

 

 ソファに横になったニヒトの身体からこわばりが取れていく。いくらも待たぬうちに、規則正しい寝息が聞こえてきた。

 

「――――――――――――」

 

 無言で、アサシンは姿を消す。霊体化したが、ニヒトのそばに仕えているのだ。

 

 

「――――――マスター」

 

 霊体化したまま、アサシンは主に声をかける。

 聞こえていないことは分かっていた。其れでもアサシンは言葉を紡ぐ。

 

「――――――ひとつ、隠し事をしました。貴方が己の生前を夢として見たのと同じように、己もまた、貴方の過去を垣間見ているのです」

 

 パスを通じてサーヴァントの生前をマスターが見るならば、同じくマスターの過去をサーヴァントが夢という形で見ることもある。

 アサシンもまたその例にもれず、彼女の生前をニヒトが知ったように、ニヒトの過去を――生きたいという原初の願いを――垣間見ていたのだった。

 

「――――――使命もないのなら、生きる積極的な理由もないのなら、それでもいいと思います。それは、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 なおも何か言いかけたアサシンだったが、自嘲気味に笑って口を閉ざしてしまった。

 

「――――――出過ぎた真似でした」

 

 召喚された時に言っていた。マスターは、自分が不良品として処分された理由を知りたいと。

 自分にも願いがある。ハサン・サッバーハを受け継ぐ前の己の名前。もう亡くしてしまった本当の名前。

 互いに自分のことなのに、知ることができないことを願いに託している。

 その符号こそが自分が召喚された理由だろう。ならば、この“縁”を大切にするのも悪くない。

 そして思考を切り替える。勿論考えることは聖杯戦争について。

 敵マスターの所在。夜のうちにもう一度祠堂(しどう)邸に行ってみたが、またしてももぬけの殻だった。

 だが明らかに戦闘があったと思しい痕跡があった。ならば今現在、祠堂邸を利用している人物がマスターだ。これからも自分の目で偵察に行くことは変わらぬが、宝具による罠を仕掛けておくことも忘れない。

 他のマスターの所在地は不明。ただし、一人は死んでいる。

 初日の港での戦いの際に、罠として仕掛けておいた宝具が発動しているのは感覚としてわかっている。

 気になるのは、やはり如月邸。

 以前は要塞のように魔術的に固められてしまったので侵入を断念したが、宝具を駆使すれば侵入は可能だ。

 マスターの所在を掴み、可能ならば宝具をもって暗殺する。

 できるはずだ。生前からそうしてきたのだから。

 霊体化したまま、アサシンはニヒトを見る。

 眠っている。間違いない。

 結界は機能している。短時間、この場所を離れるのならば問題はあるまい。

 やれるだろう。アサシンはそう判断した。

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