初投稿です。 拙い文章ですがよろしくお願いします。
~プロローグ~ 問題児と不良
「おい、テメェいてえじゃねえか」
路地裏にて、1人の少年が複数の不良に絡まれていた。
少年はなすすべもなくガタガタと震えているばかりだった。
「まじうけるwww こいつ、もらしてるべwww」
一人の不良がそう笑い出すとその場の不良が笑い出す。
「汚物は川で洗濯しねぇとな、っても川が近くにねえからそこの用水路で洗濯だぁ!」
1人の不良が下卑た笑みを浮べながらそう言うと残りの不良たちが少年を抱えて用水路の中に投げ入れる。
バシャンッ と大きな音を立てて不快な臭いを撒き散らしながら少年が必死にもがく。
「もうやめてくれ! 泳げないんだ! 助けてくれ!」
そんな少年の懇願も虚しく不良たちは自らのスマフォを出し動画を撮影している。
路地裏の用水路には、バシャバシャともがく音と不良たちの下卑た笑いがこだましている。
そんな時、どこからか俺もまぜろや! と言う叫び声が聞こえた。
不良たちの1人が声の発信源を察し慌てふためく。
「お、おい! やべえよ!」
1人の不良が慌てて、仲間に逃げろと促そうとするが時既に遅し。
石ころが不良たちに襲いかかる、なんだただの石かと思うかもしれないがその速度が洒落にならない。
石ころは第三宇宙速度で不良達に飛来した。
狙ったのかたまたまなのか、石ころは不良たちを通り過ぎ開けたスペースに着弾した。
「や、やべぇ! てめぇら、逃げろ! 十六夜だ! 逆廻十六夜がきやがった!」
不良達は慌ててその場を後にしようと逃げ惑う、少年はその光景に呆気に取られながら、助けが来たと内心安堵していた。
「オラぁ! まだまだ行くぞコラァ!」
その言葉と共に無数の石が至るところに着弾する、 第三宇宙速度を伴って。
不良達は、蟻の子をちらすように一目散に逃げたしたのであった。
少年が何とか用水路から這出ると、後から人が歩いてくる気配がした。
振り向くとそこにはどこかの高校の制服に身を包み金髪に炎のようなマークが特徴的ヘッドホンを首からかけた少年が歩いてきた。
「た、助けてくれてありがとうございます!」
少年が御礼を言った時、少年の視界は急に空を見ていた。
「ヤハハハハ、テメェらが面白そうなことしてたから混ぜて貰おうと思ったんだがな」
少年は、その言葉を聞いて友人との会話を思い出す。
曰く、金髪にヘッドホンをしたやつには気をつけろと、傍若無人、自分勝手、快楽主義者、三拍子揃った悪魔だと。
少年は思った、逃げなきゃ殺られると。
「おいてめぇ、いいことをひとつ教えてやる、俺の座右の銘は、『強きを挫き、弱きも挫く』だ!」
少年は、その言葉を聞き一目散に逃げたした。
「はぁ、つまんねぇなあ」
少年、逆廻十六夜はため息を吐きながらひとりごちた。
学園都市に行けば面白いことがきっと見つかると義母に言われ学園都市の高校を受験し余裕で合格をしたのだが入学して早1ヶ月近くたつが未だに面白いことにありつけていない。
「どっかで、面白いことねぇかな」
そうつぶきやきながら、日課の揉め事探しを再開する。 現在の時刻は正午を回っている、小腹が空いたと思いながら先に飯にするかと考える。
十六夜は、コンビニを探して歩き出すのであった。
一応続けるつもりです。
良かったらまたお付き合いください。