~二日目~
朝目覚まし時計が鳴る。現在の時刻は朝の七時だ。
小鳥のさえずる音以外はまだ静けさがあり月があと四日で落ちてくるとはおもえないほどだった。
「おはよう、かあさん」
「おはよう、ツッ君。
朝ごはん出来てるわよ」
俺以外の皆はもう起きている。
ランボにイーピン・ビアンキにふうたそして俺の家庭教師のリボーン皆ちゃんと朝早く起きるのだ。
まぁ皆かあさんの料理好きだからな。
「うん、わかった先に顔洗ってくるよ」
洗顔をし、髪がたを整える。
「はぁ、頑張ってもいつもはねるんだよな」
いつものことなのでこれはしょうがないと割り切っている部分もあるけどやはり気になる。
「リボーンに、朝ごはん取られるのもやだしさっさと戻るか」
今日の朝食は目玉焼きにサラダ、ご飯に味噌汁だ。
リボーンは毎日といってもいいほどに俺のおかずを奪っていく。
「今日こそは取られないようにしなきゃ」
そんなことを思い席に着く。
「この目玉焼きは全部ランボさんのだもんね」
ランボは自分の目玉焼きを食べ終わると、自分以外の目玉焼きに手を出そうとした。
「これはイーピンの、ランボダメ!!」
ランボが伸ばした箸をイーピンが箸ではさむ様にして受け止める。
行儀が悪いけどうちでは毎日のことだ。
それにしてもイーピンもランボも幼い子供のくせに箸の使い方結構うまいんだよな。
なんて俺が少し関心していると
「が、っがまん・・・できないんだもんね」
「目玉焼き、よこせツナ」
俺は自分の席を立ちランボが届かない高さまで皿を持ち上げた。
ランボはとてもくやしそうにしていた。
「うぅぅぅ、がまん・・・しないもんね」
そういってランボは自分のアフロから十年バズーカを取り出し中に入る。
十年バズーカは未来の自分と今の自分を五分間だけ入れ替えるボビーノファミリーに伝わる兵器だ。
「考えたな、ランボ。10年後は俺より背高いもんな」
あのランボが十年経ったらこんなにカッコよくなるんだよな。
まぁ、ビアンキがいる前で十年バズーカを使ったのはちょっと失敗だったと思うけど・・・。
「ロメオ・・・待ちなさい。
ポイズンクッキング」
「若きボンゴレ、自分は逃げます」
「待ちなさい、ロメオ」
はぁ、なぜにうちはこんなに騒がしんだろう。
朝ごはんぐらいゆっくり食えないのか・・・。
「隙やりだぞ、ツナ」
リボーンはレオンをラジコンのヘリみたいなものにするとそれに捕まって俺の目玉焼きを奪っていったんだ。
「ま、待て。
リボーン」
俺はリボーンを追いかける
月があと四日で落ちてくるっていうのに俺のうちでの様子は本当にいつもの変わらないんだ。
そういえば、さっき大人らんぼ、ビアンキに追いかけられたけどきっと未来の医学なら助かるよね?
俺が未来で医療施設に力を入れていた理由がわかった気がしたんだ。
~家にて~
「はぁ、どうなるんだろうね。
リボーン」
今日の並盛中は急遽休みになった。
一般の生徒は知らないようだけど、どうやら雲雀さんが何かしたみたいなんだ。
「その割にはツナだいぶ落ち着いているんだな」
「まぁね、解決策も見つかりそうだし」
「その落ち着き用、以前のお前からは予想もしなかったぞ、大分組織のボスとしてよくなったな」
「だから、俺はマフィアなんかにならないって言ってんだろ」
未来の俺はどうやらボンゴレファミリーを継いだようだけど、俺はそんなのごめんだよ。
「まだ、そんなこといってんのか」
「・・・」
このやり取りも数えるのがばからしいぐらいやったな。
絶対に継ぎたくないんだけどな
とほほ・・・。
「まぁ、いい。
そんで解決策っているのは何なんだ?」
「リボーンも知ってると思うけど。超炎リング転送システムで月をもう一度元の場所に戻せばいいと思うんだ」
「あんな、物量どうにかできるのか?」
・・・最初にお前言ったよな
俺に何とかしろって。
まぁこいつあんまし焦ってなかったしわかってたのかな?
「うん、この鎖あるだろ
これに七つのリングをはめれば炎圧も足りると思う」
「そうか、俺はてっきりお前が月を持って行くんじゃねぇかと思ったぞ」
俺・・・人間だよな。
宇宙て空気なかったような。
「り・・・リボーンふざけるな」
「冗談だぞ」
虹の代理戦争以来リボーンの俺に対する態度が少し変わった気がするんだ。
以前のリボーンなら導いてくれるような態度だったのに、最近では俺自身に決断をゆだねるんだ。
まぁ・・・相変わらずからかわれるんだけどね。
「・・・」
「そうか、じゃ後は超炎リング転送システムを待つだけだな、でもこの時代で作れるのか?」
俺も其処を危惧しているんだけど白蘭ならなんとかしてくれるとおもうんだ正一君だっているし。
「そうだと思う」
ところがそんな思いとは裏腹になって・・・。
コンコン
窓が叩かれた音がして俺たちは窓を見たんだ。
そこには
「てへ、ごめん正ちゃんが作れないって」
からかう様な顔でこちらを向いている白蘭がいたんだ。