蒼穹のハイスクールD×D   作:獣耳が大好きな新月

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平和〜しゅらば〜2

side弥羽

放課後になり帰る準備を始めると机の中に何かが入ってた。

「何だ?これ?」

手紙の封を切って中を開ける。

『真壁君へ

今日の放課後体育館裏に来てください』

漫画のようなラブレターだなと思った。

「何見てるの弥羽君?」

「遠見か、ラブレターを貰ったからどうしようと思ってさ」

すると遠見はラブレター!と驚きの声を上げる。

遠見に関係があるのか?

そう思って聞こうとしたが遠見は急いで何処かに行ってしまった。

「何だったんだ?」

そう思いながらも体育館裏に行く。

 

体育館裏に行くとそこには見たことのない子がいた。

「君がこの手紙を?」

「はっ、はい!」

そう言うと目の前の少女は深呼吸してからオレに

「真壁君!好きです付き合ってください!」

告白してきた。

オレは、その子にー。

 

side紫亜

真矢ちゃんから弥羽くんがラブレターを貰ってたと聞いて尾行してたけど、まさか告白の現場に居合わせるなんて!!

弥羽くんは少し戸惑った後

「ごめんな、君とは付き合えない」

と言った。

「別に君の事が嫌いだからじゃない。ただ、オレは誰とも付き合う気はないんだ」

「……そう、なんだ」

「でも、嬉しかった。ありがとう」

そうだ。弥羽くんの同化現象は日に日に悪化している。

それなのに誰かと付き合ったらその人は悲しい思いをする。

弥羽くんのことだ、それを避けるために誰かと付き合うなんてことはしないんだろうな。

一緒に聞いてた小猫ちゃんも悲しそうな顔をした。

私たちは、告白すらしてないのに実質、振られたも同然だ。

そして、女の子が泣きながら去っていくのを見てから弥羽くんも移動しようとして倒れた。

「……!弥羽君!」

「弥羽君!」

小猫ちゃんと私が急いで駆けつける。

 

容体を真矢ちゃんに見せたところ同化現象によるものだって言ってたけどそれってやっぱり

「弥羽くんがいなくなるのも近いって事だよね」

弥羽くんの寝ているベッドの近くでそう呟く。

保健室で寝させてもらうように暗示をかけさせて貰ったけど、

「ねぇ、弥羽くん。私の、私たちの思いはどうすればいいの?」

だって、私たちはあなたのことを好きなんだよ?好きになってしまったんだよ?

それなのに、弥羽くんははぐらかしたりするだけで

 

side弥羽

目をさますと保健室のベッドで寝ていた。

起き上がろうとして違和感に気がつく。

「そっか、右目が見えてないのか」

左目の視力が低下してたからこれはちょっと厳しいな。

まぁ、目が見えなくなっても大丈夫だけど。

するといつの間にか誰かが後ろに居た。

「ねぇ!君が真壁一騎なの?」

「いや、オレは真壁弥羽だ」

そう言うと後ろの少年はオレの目の前に移動したと思う。

さっきから視力の低下が激しい!

「ヘェ〜!じゃあ、君がミールの器なんだね!」

蒼士が言ってた通りだと目の前の人物はオレに言った。

「お前!蒼士を知ってるのか!」

「うん。ところでさ!君に聞きたいことがあるんだけど」

「何だ?」

「空が綺麗だって思ったこと……ない?」

「……前は綺麗だと思った」

「ヘェ〜、じゃあ今は!」

「見えないんだ、その空が」

そう言うと目の前の人物は察したらしく弱々しい声でごめんねと言った後オレに

「ねぇ!君のミールと俺のミールを同化させてくれないかな?」

と言った。

「それは無理だ。オレのミールを何で同化したいかは知らないけどそれはオレのミールが無くなるってことだろ?」

「そうだよ。じゃあさ、俺たちに協力してくれない?」

「協力?」

そうオレが聞くと目の前の人物は明るい声でオレに

「人外たちを滅ぼすのをさ」

と告げた。




短くてすみません。
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