黒さんのコミュニティに向かって歩いていると、逆廻さんが話かけてきた。
「おい、ちょっと世界の果てまで行かないか?」
世界の果てって静かで寝やすそうだなぁ。よし行くか。
「いいですよ。早く行って寝ましょう。」
「おまえ、黒ウサギと話してる時からそればっかだな。」
あらあら、逆廻さんから若干あきれられてしまいました。これもきっと、寝不足のせいだろう。
「それじゃ行くぞ。」
「はい、いつでも。」
うなずくと、十六夜はものすごい速度で消えてしまった。
「うあぁ、早いですね。ぼちぼち行きますか。」
そういうと、真も何かを唱え消えてしまった。
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「ここが世界の果てか」
「思ってたより普通ですね。」
「いや、そうでもないみたいだぞ。」
逆廻さん視線の向こうには大きな、本当に大きな滝が流れていた。もとの世界にも大きな滝はあるがここまで長く太いものはないだろう。「これは世界の果てにあるべきである」と思わせるほど、神秘的で壮大な光景だったが、一つ思ったのだ。
「これ、滝の音がうるさすぎて寝れないじゃないですか!」
「いや、知らねえよ。」
逆廻さんがあきれ気味にツッコんできた。いや、だって想像と違いすぎる。
「まぁ、寝れないことはないんですけど....。」
「だったらいうなよ!」
なんか、逆廻さんイライラしてますね。やっぱり寝不足なのでしょうか?まぁいいや寝よう。としたらまた邪魔が....
『人間よ試練を選べ』
ん?インゲンよ試練を選べ?何言ってんだか....ま、いいや寝よ。
『”力” ”知恵” ”勇気”のいずれかを示すことができたなら恩恵をくれてやろう。』
「誰にモノを言ってやがる。俺を試せるか試させてもらうぜ!」
(何か、逆廻さんが反応してる。逆廻さんってインゲンだったっけ?というかうるさい、寝れない。)
などと考えていると、変な奴を逆廻さんがぶっとばした。痛そうだなぁ。
「大したことないな。」
「いや、逆廻さんが強すぎるんだと思いますよ?」
とそこに黒さんが来た。ん?髪が赤い、人違いか?
「やっと見つけたのですよ!もう、一体どこまで来ているんですか!」
やはり、黒さんだった。なんで赤いんだろう?
「”世界の果て”まで来ているんですよ、っと。まぁそんなに怒るなよ。」
ふむ、これは寝る絶好のチャンス!ここは黒さんと逆廻さんを放置して寝るか。チャンスを逃すまいと、寝ようとした....その時、蛇神が起きた。
『まだ、試練は終わっていないぞ!小僧』
また寝るのを邪魔された。
「何をしたらこんなに怒らせることができるのですか?!」
「試してやるとかふざけたことを言ってきたから、俺を試すことができるか試させてもらっただけだ。まぁ、結果は残念だったがな。」
『調子に乗るなよ小僧、あの程度で我が倒れるか!』
寝不足で頭がおかしくなりそうだ。
『その心意気は買ってやる。それに免じ、この一撃を凌げば貴様の勝利としてやる。』
「寝言は寝て言え、勝負は勝者を決めて終わるんじゃない敗者を決めて終わるんだよ。」
そうだ、こいつらを黙らせれば寝れるじゃないか!
『その戯言が貴様の最後だ!』
「はっ、しゃらくs「”
その言葉と共に、世界の果てが崩れ始めた。