目を開けると、澄みわたる綺麗な青空が半分欠けていた。周りを見てもすごくぼろぼろな景色が広がっている。きっとこれは寝不足のせいで幻を見ているのだろう。よし、寝よう。
現実逃避気味に寝ようとすると声が聞こえた。
「おい、起きてすぐ寝ようとするんじゃねえよ。」
逆廻さんだ、この状況についてきいてみようかな?
「あの、逆廻さんこれはいったい?」
「お前覚えてねぇのかよ。これまたお決まりの展開だな。」
「何ですかお決まりの展開って。というか本当に覚えていないのですか?真さん」
確かにお決まりだなぁと思っていると、黒さんがツッコんできた。これまた、お決まりのセリフだなぁ。
「あ、黒さんも居たのですね。で、これはいったい?」
「はい。これは........
黒さんは今回の出来事を簡潔にわかりやすく説明してくれた。
「はぁ、またやっちゃいましたかぁ...」
「またとは?」
「寝不足になると暴走をしてしまうんです。元居た世界でも一度なったことがあって大変だったんですよ。」
今回ほどではないが、クレーターが4つできた。何をどうしたらそうなるのか......。やはり、寝不足はよくない。
「どうやって止めたのですか!?」
まあ、確かに気になるよね。
「通りすがりの女性が一撃入れて止めてくれたらしいです。」
あれは本当に助かった、名前も告げず行ってしまったので探すこともできない。お礼言いたいなぁ。
「へぇ、俺もそいつに一度会ってみたいな。」
逆廻さんが目を輝かせて言ってくる。めんどくさそうだから話題をそらすか。
「もうこの話は終わりにして、ぼろぼろなこの風景を直しますか。」
そう言って真はギフトを使う。
「”
すると、一瞬で元に戻った。
「やっぱりすごいなそのギフト。」
「いや、逆廻さんの方がすごいですよ。」
互いに笑みを浮かべながら言葉を交わしていると黒さんが言ってきた。
「では御二人様、先に言っている飛鳥様達に合流しましょう。」
「ちょっと待て黒ウサギ、俺たちに隠してることがあるだろう?」
すると、逆廻さんが黒さんに何やら気になる質問をしている。
「何ですか?隠し事って?」
「なんのことですか?黒ウサギは隠し事なんてしていませんよ?」
黒さんが挙動不審になる。怪しい。
「じゃあ聞くぞ?なぜ俺らをここに呼び出した?」
「そ、それは皆様にオモシロオカシク過ごしていただこうと思いまして。」
その答えを十六夜は否定する。
「違うな、黒ウサギ今のお前には焦りや動揺が見える。これは俺の勘だがお前のコミュニティは崖っぷちで優秀な人材がどうしても必要だった、だいたいあたってるだろ?俺がコミュニティに入るのを拒否したときの焦りようも納得がいく。」
十六夜が具体的な内容を予想する。
「マジですか?黒さん。」
「はぁ、正解です。よくわかりましたね。」
黒ウサギは残念そうに認める。
「で、だ、黒ウサギ、内容によっちゃ協力もやぶさかじゃねぇんだが。」
「本当ですか!?」
黒ウサギは十六夜の提案に喜ぶ。
「ああ、面白かったらな。」
「真さんは?」
「安眠を保証されるなら。」
二人の反応を見て、黒ウサギは話し出す。
「では、話します。黒ウサギのコミュニティは..........
話がなかなか進まない。