小鳥がさえずり雲一つない青空。
どうもみなさん、初めまして! 私は気づいたら転生していました。
あ、けして痛い子ではないのであしからず。
どうして気づいたかというと、私の兄があの作品の主人公だからです。
しかも、私は双子の妹なのだそうですよ!
神様や女神さまにあった記憶はないんですけど、変ですよね~。
とまぁ、そんなことが突然起きてかなり驚きましたよ、うん。
転生なんて二次創作限定のゆめ物語だと思ってましたからね、自分がなるまでは。
(え?えーと・・・・目の前には知らない天井)
目を覚ましてからぱちくりさせながら言うわたし。
これは言うべきかな?と思って口を開いた。
「うぃうぁうぁいうぇんうぉううぁ(知らない天井です)」
あれ?いま可愛らしい声がひびいた気がするんだけど。
てか、うまく喋れてないんだけど!?
ていうか、ここはどこなのさー!
「あら、目が覚めたのね」
「うぁ?(え?)」
その時に女のひとの声が聞こえた。
首を動かして確認しようとしたんだけど、まだ首がすわってないから動けないでいた。
「明香、おはよう♪」
首を動かすのをあきらめて天井を見つめていると、きれいな女性がわたしのことをのぞき込んできた。
(えっと、もしかしてこのひとがわたしの母・・・・なのかな?)
そう思いながらじーっと見つめていると、その女性は微笑んでわたしを抱き上げてくれました。
そしてすぐに視線をわたしがいた場所へと向けると。
「明久もおはよう♪」
「あぅ」
女性の声に反応するように返事をする赤子。
えっ、えっと・・・このこが明久なの!?
ということはここは吉井家なのーーーー!!?
「ぅ~」
「あうう」
「ふふ・・・つぐみちゃんは本当に明久のことが好きね」
驚いていると本来の赤ちゃんより小さめな赤ちゃんが明久の隣にいて、抱き着いているように見えた。
え、これってどういうこと?
てか、明久が”バカとテストと召喚獣”の主人公だということはわかっているけど。
こんな子いたかな?・・・・まあ、いいか。
うーん、これってわたしは姉なのかな?それとも妹なのかな?
後からわかったんだけど、どうやらわたしは双子の妹らしいです。
じゃあ、明久のとなりにいるこは明久のお嫁さんになるのかな。
だったらふたりをくっつけるのを頑張ろう!
問題はわたしたちのお姉さんだね、どう説得するべきかなぁ。
なんとか説得できるように頑張らないといけないよねェ。
~~~~
しばらくして母はわたしをベッドにおろして部屋を出ていきました。
ここで、声が聞こえてきたのです。
どこからかわからないから泣きそうになっていると。
《すみません、怖がらせてしまいましたね。 わたしは女神アテネと申します
実はあなたに伝えないといけないことがあって、きました》
《えっと、それってどういうことですか? この生になるまえには出会ってなかったですよね?》
不安になりながら問いかけると女神さんは苦笑を浮かべていた。
《あなたの場合は他の神が面白半分でしたから出会えなかったんですよ。 それで代理にわたしが》
《そうだったんですか》
女神さんの言葉を聞いてその神とやらに一発お見舞いしたいな~と思っていると。
《大丈夫です、しっかりサンドバッグにして殴ってから来ましたから》
《そ、そうですか》
素晴らしい笑顔でいわれているような気がする。
《それで伝えたいことなんですけど。 あなたには特典があるんです》
《特典? それって転生の?》
女神さまの言葉を聞いて聞き返すわたし。
《はい、特典その1は超直感です。 特典その2はあなたの好きなキャラの特徴が現れます。
特典その3は運動が得意なところですね。 後はのちのちわかるでしょう》
女神さまはそう言ってから声が聞こえなくなった。