レジアス・ゲイズは、俺の目の前で闇の巨人「ダークファウスト」となった。
「今度こそ貴様を殺す。貴様の光は、あのお方が継ぐだろう」
「もうお前は、レジアス・ゲイズじゃあない。ただの操り人形だ。お前をこんな風にしたのは誰だ?……まあ、ある程度予想はついてるがな。奴の人形として生きるくらいなら、せめて俺の手で倒してやる」
俺はエボルトラスターを天に掲げ、ウルトラマンネクサスに変身した。
ネクサスの状態で俺はなのはちゃんとアコースさんに言う。
「じゃあ、なのはちゃん、アコースさん打ち合わせ通りにな」
俺は赤の鎧「ジュネッス」を纏い、メタフィールドを展開してファウストを閉じ込めた。
ネクサスとファウストがメタフィールドに消えてから、なのははバリアジャケットを装着した。
「じゃあ、一輝クンの言った通りに僕が壁の盲点を探るから、なのはちゃんはそこを撃ち抜く。いいね」
「はい‼……行くよ、レイジングハート」
(All right my master)
一輝の立てた作戦は、まずダークファウストをメタフィールドに閉じ込める。その間にアコースがこの建物の破壊可能箇所を探り、なのはの砲撃魔法で壁に穴を開けて脱出する。
この過程を3分以内に成功させる。3分を過ぎると、メタフィールドを維持出来なくなるのだ。
(早く見つけないと、一輝クンの身体は……)
(一輝くんだから、大丈夫だとは思うけど……絶対に、皆の所に帰るんだ。一輝くんと一緒に)
メタフィールドを展開した俺は、ファウストを徐々に追い込んでいった。
(さっさと倒して、皆の所に帰るんだ。俺を迎えてくれた、大切な仲間の所に)
「何だ?…貴様のその強さ、その源は一体何だというのだ⁉」
「別に、理由なんかねぇよ」
俺の答えは、決まってるさ
「俺は……この力を手にした時から、人の涙を見たくねぇから…人々の笑顔や居場所を守るためにこの力を使う‼…それが分からねぇテメェは、絶対に俺には勝てねぇんだよ‼」
俺はファウストに止めの一撃「クロスレイ・シュトローム」を放ち、ダークファウストは消滅した。
「わ……ワシは……力を…ぐわぁぁぁぁぁぁ‼」
(ほう……やはり君は素晴らしい)
ファウストを倒した俺の頭に声が響く。その声の主は地上に立っていた。
「誰だ?テメェは」
「随分な挨拶だな。数万年ぶりの再会だというのに。もっと感動的にしてくないかな?」
「……」
「では、改めて自己紹介を。私は、ジェイル・スカリエッティ、君にはこう名乗った方がいいかな。…………我が名は、ダーク……ザギ」
ダークザギ……やっぱりまだ生きてたか。だが、いつもの奴なら、今この場で決着をつけたがるはずだ。…となると
「ああ…お前か。本当に久しぶりだな。今のその姿を見る限り、まだ本調子じゃないみたいだなザギ」
「確かにそうだ。だから闇を手に入れる手段を得た。だが、今はその時ではない。時が来たら、お前を招待しよう。その時にはあの少年も来てくれると嬉しいよ」
「ありがたいお誘いだが、俺はお前の事が苦手でね。悪いが、お断りだ」
「そうだろうね、昔からそうだった。だが私はどうしてもお前に来てほしいんだよ。だから、お前に闇をみせてやろう」
スカリエッティ=ダークザギの背後に、闇が現れ、そこから「ヤツ」が姿を見せた。
「まさか……そんな」
「うわぁぁぁぁぁぁ‼」
闇の巨人・ダークメフィストだった。
タイムリミット残り…………1分
次回「別離-ロスト・ソウル-」