魔法少女リリカルなのはNEXUS   作:ノアJAM

2 / 22
ここから、本編を開始します。

それでは、第一話「絆と魔法」お楽しみください。


絆と魔法

 ミッドチルダ・時空管理局機動六課隊舎前

 

(来た……やっとこの日が‼)

 

 俺は例の「自作自演」のおかげで、今こうして機動六課に配属された。

 

 まず俺は、初日という事もあって、部隊長に挨拶することにした。

 

 

 

 俺は部隊長室の扉をノックする。中から「どうぞ」の声が聞こえ、中に入った。

 

「失礼します。本日付で、機動六課・ウルティメイト隊隊長及び、特別戦技教導官に配属・任命されました姫矢一輝です。よろしくお願いします」

 

「こちらこそ。機動六課課長及び部隊長の八神はやてです」

 

 部隊長「八神はやて」……確か十九歳だったか?そんで、隣の二人は……。

 

「あなたがあの姫矢一輝一等陸尉ですね。私は隊のスターズ分隊隊長の高町なのは一等空尉です。で、こちらが」

 

「ライトニング隊隊長、フェイト・テスタロッサ・ハラオウン執務官です」

 

 この二人が「高町なのは」と「フェイト・T・ハラオウン」か。何だよ…機動六課って、可愛い子ばっかじゃん。気合い入るねぇ、全く。

 

「よろしく‼俺の事は、一輝でいいよ。俺、堅苦しいのがどうも苦手で」

 

 そう、俺は堅っ苦しい雰囲気が大の苦手。おまけにデスクワークも大嫌いと来てる。

 

 でも、これで現場に出られる……戦う事が出来る……楽しみだぜ。

 

「そんなんじゃ部隊として機能しなくなっちゃいますよぉ‼ちゃんとしてください、姫矢特別教導官‼」

 

 どこからか声が聞こえた。でも辺りを見回しても、なのはちゃんとフェイトちゃん、はやてちゃんしかいない。

 

「今、喋ったの……誰?」

 

 俺は三人に聞いてみた。すると、俺の目の前にやけに小さい人間が現れた。

 

「うおわぁ‼何⁉何この小さいの⁉しかも浮いてるし、怖っ‼」

 

「誰が小さいですかぁ‼……って、私か」

 

 しっかし、本当に小さいなぁ。正に手の平サイズ?まぁ、俺もこのサイズになれなくはないけど……何か、コレと一緒にされるのは嫌だな。

 

「ああ、この子はリインフォースⅡ(ツヴァイ)。私の家族なんよ」

 

 ツヴァイ……いつかのアイツを思う出すな。はぁ、あれからもう五万年か。

 

「へぇ、じゃあ改めて。…姫矢一輝だ。よろしくな、リイン。俺の事は一輝でいいよ」

 

「はい‼よろしくです一輝さん‼」

 

 おいおい、さっきの「ちゃんとしろ」発言はどこ行ったんだ?切り替え早すぎだろこのオチビちゃんは。

 

「ほな、一通り互いの挨拶も済んだ事やし、ロビーに待たせてる皆のとこに行こか」

 

 なんとなくだが、この隊なら上手くやっていけると思う。俺はそう思った。

 

 

 

 同隊舎・ロビー

 

(…やっぱ堅い)

 

 俺は、機動六課設立の挨拶をするはやての隣に立っている。

 

「機動六課課長、及び部隊長の八神はやてです。……平和と法の守護者、時空管理局に新たに設立されたこの隊で、皆が育って行ってくれる事を願っています。強く実力のある指揮官陣、若く可能性に溢れたフォワード陣、各部門トップクラスのサポートメンバーにバックヤードスタッフ。皆一丸となって事件に立ち向かっていけたらと思います。……とま、堅く長い挨拶は嫌われるんで、特に全局員中最強のウルティメイト隊隊長に」

 

 ……なぜそこで俺を見る?そしてなぜ他の皆は笑ってる?

 

「以上、部隊長の八神はやてでした」

 

 この後、指揮官陣一人一人の手短な挨拶を終え、無事に設立の挨拶を終えた。

 

 

 

 設立挨拶を終えた俺は、とりあえずフォワード陣が訓練している訓練場に向かう事にした。

 

 するとそこには先客がいた。一人は長いピンクの髪をポニーテールにしている美人。ライトニング隊副隊長の「シグナム」。もう一人は、見た目はただの子供だが、スターズ隊副隊長の……「ヴィータ」だっけ。シグナムについては、「姐さん」を付けて呼んでいる。俺はシグナム姐さんとは以前に会った事がある。とりあえず、同じ隊に知り合いがいるという事で、比較的早く溶け込めそうだ。

 

「久しぶりですね、シグナム姐さん」

 

「ああ、一輝か。一年と少し振りか」

 

「ですね。あん時は確か……俺が陸士部隊の統括隊長で、姐さんは……何だっけ?」

 

「過去の事は気にしない主義ではなかったのか?…そういえば、あの時の私への指示、動きやすかったぞ」

 

「あーーー、あはは……あれは正直言うと、指示出すのが面倒で、姐さんの戦闘スタイル見たら、(届くとこまで近づいて斬れ)が一番かなって」

 

「確かにそうだな。……それより、コイツの紹介は必要か?」

 

「いや、一応分かってるんですけど……改めて」

 

 俺は、シグナム姐さんとヴィータに個人的に自己紹介する。

 

「姫矢一輝一等陸尉、本日より機動六課・ウルティメイト隊隊長及び、特別教導官として配属となりました。よろしくお願いします」

 

「シグナム二等空尉だ。よろしく頼む」

 

「ヴィータ二等空尉。よろしくな、一輝」

 

 とりあえず、今日から機動六課として、新たなスタートだ。




続投しました。「絆と魔法」いかがでしたでしょうか。
今回は第一話という事で、メインキャラのなのはたちとの出会いを書きました。

さて、次回からフォワード陣の登場と、ウルトラマンの登場です。

次回、第二話「悪魔の訓練」
お楽しみに
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。