それでは、どうぞ。
俺がヘリポートに着くと、既になのはちゃんとフェイトちゃん、それとフォワード4人がヘリに乗り込んでいた。
「悪い、遅れた」
俺がヘリに乗り込むと同時に、ヘリパイロットの「ヴァイス陸曹」が……
「久しぶりっすねぇ、一輝さん。アンタで最後だ、飛ばしますよ‼」
移送ヘリ「JF704」が現場へと向かう中で、俺はフェイトちゃんから、作戦内容の説明を聞いていた。
「いきなりハードな初出動だけど、皆で頑張ろう。……さて、今回の作戦は、今日の訓練のテーマだった巨大生物との戦闘。現場には主に、私となのは、それに一輝が行きます。周辺住民の避難は地上本部の方たちがやってくれてるから」
「じゃあ、私たちは何をすれば……」
ティアナが質問をする。
「皆には、一輝の姿を見ておいてほしいんだ」
…………は?と、俺は思わず思った。
「ちょい待て、それじゃ何か?こいつらは、俺が戦うのを見てろっての?」
「うん、仲間の力をちゃんと知っておかないと、かえって危ないかもしれないからね」
「分かったよ。ただし、ビビるなよ」
丁度良く現場に着いた俺は、出現した巨大生物を見て、目を疑った。
「あれは……ゴルゴレム?」
「知ってるの?一輝くん」
「知ってるも何も、俺が元いた世界の奴だ。アレも俺が倒したはずなのに……」
考えても仕方ない。俺はヘリを飛び降り、エボルトラスターを引き抜いた。
「うおぉぉぉぉぉぉぉぉ‼」
俺は光に包まれ、光の巨人になった。
ゴルゴレムは市街地に向かっている。その目的はただ一つ。「人間を喰らうため」だ。そんなことをさせないために、俺は光になる。今の俺は、銀色の巨人「ウルトラマンネクサス・アンファンス」となって、ゴルゴレムの前に立った。
ネクサスに変身した俺は、「アームドネクサス」を輝かせ、赤の鎧(ジュネッス)を纏った。
すると、ゴルゴレムは戦闘態勢に入ったのか、その巨体を半透明にさせる。
その体は、中距離砲撃支援を行うなのはちゃんたちの魔法をすり抜けた。
ゴルゴレムは、自身の存在を別位相に移動させることで、攻撃を回避していたらしい。
「こいつは俺が倒す、皆は手を出すなよ……最小限の被害で食い止めるからな」
俺はエネルギーをアームドネクサスに集め、天に掲げる。ゴルゴレムを戦闘亜空間「メタフィールド」に閉じ込めた俺は、奴の頭を掴み、思い切り地面に叩き付ける。
ゴルゴレムが怯んでいるうちに、必殺光線「オーバーレイ・シュトローム」を発射した。
直撃したゴルゴレムが原子分解すると同時にメタフィールドは消滅した。
ゴルゴレムを倒した俺は、ネクサスから人間の姿に戻り、ヴァイスさんの迎えのヘリに乗り込んだ。
俺の戦いを見ていたフォワード4人はあ然としていた。
「……?どうした?ハトがスペシウム光線食らったみたいな顔して」
「「「「(この人、次元が違う)」」」」
これは、隊舎に戻ってから聞いた話だが、俺がネクサスに変身した瞬間、4人全員が俺に勝てる気が失せたらしい。
この世界には、ミッドチルダのような「管理世界」と、地球のような「管理外世界」が存在する。
その「管理外世界」の一つ「超古代遺跡惑星ルルイエ」に、1人の男が立っていた。男の名は「ジェイル・スカリエッティ」。広域指名手配されている次元犯罪者であり、生命操作に関する天才科学者である。
そのスカリエッティが、ルルイエに数多くある遺跡の中に自身の研究施設を造っていた。施設内に4体の巨人の石像がある。石像それぞれに、「ティガ」「カミーラ」「ダーラム」「ヒュドラ」と名付けた。
「ククククク……これで私は、何者にも負けない力を手に入れた。……誰が来ようと、私を止めることは出来ない、そうだ…たとえ君でもね。……姫矢一輝」
「初出動」いかがでしたでしょうか?
今回から、二人目のウルトラマンを出すことにしました。
まだ名前のみの登場ですが、もう少し進んだら、本格的に登場しますのでお楽しみに。
次回、「その力は誰のために」
登場ウルトラマン ウルトラマンネクサス
登場怪獣 ゲオザーグ
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それでは、この辺で失礼します。