魔法少女リリカルなのはNEXUS   作:ノアJAM

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更新が大変遅くなりました。申し訳ありません。

それでは、どうぞ


伝説-ティガ-

(なんとか間に合ったか……)

 

「おい、そこの巨人‼とりあえず、加勢するぜ」

 

 俺はアームドネクサスを輝かせ、青の戦士「ジュネッスブルー」にチェンジして、ゴルザに「ジュネッスバインド」を放って動きを止める。

 

 その間に巨人=ティガは立ち上がり、両腕を腰に当てて前に突き出し、手首をクロスさせてそのまま横に広げ、L字型に腕を組んだ。すると、ティガの腕から光線が放たれた。「ゼペリオン光線」だ。

 

「うおぁ‼危ねっ‼」

 

 ゼペリオン光線は俺のすぐ横を通ってゴルザに到達し、ゴルザは爆散した。

 

「よう、お前ウルトラマンティガだよな。礼を言わせてくれ、街を守ってくれてありがとぉぉぉぉ‼」

 

 俺はティガに礼を言おうとしたら……殴られた。

 

「……」

 

「何しやがる⁉…イッテェ」

 

「……」

 

 ティガは答えない。その対応に俺は

 

「お前がその気なら……俺だってなぁ‼」

 

 二回殴った。これはもう、戦いじゃなく、ウルトラマンの戦いでもない。

 

 ただのガキの喧嘩だ。

 

 

 

 殴り疲れたのか、ティガは地面に崩れ落ち、徐々に人間の姿に戻っていく。

 

 俺は変身を解き、その人間の元に向かった。たどり着いた俺は驚いた。

 

「は?……子供?」

 

 ティガの正体が、子供だったからだ。

 

 ティガに変身していた子供を抱きかかえて、なのはちゃんの所へ戻った俺は……

 

「お前は何をやっている⁉」

 

「心はガキじゃねぇか」

 

「今のでポイント下がっちゃったわよ」

 

「……フッ」

 

 まず、ヴォルケンリッターに言われ、

 

「一輝さん、今のはやりすぎですよ」

 

「兄さんの苦労が分かる気がします」

 

「僕、一輝さんに憧れてたのに…」

 

「すごく、残念です」

 

 フォワードにもボロクソに……そして

 

「一輝……酷い」

 

「隊長として……いや、大人として失格やな」

 

「少し、頭冷やそうか」

 

 隊長三人にも言われて、俺の心はどうなることやら……

 

「仕方ねぇだろ、コイツがいきなり殴りかかってきたんだから。やられたらやり返すのが俺のモットーなんでね」

 

 その瞬間、全員デバイスを俺に向けて構えていた。

 

「ご……ごめんなさい」

 

『問答無用‼』

 

 全員の砲撃・斬撃・打撃が俺の身体に……届かなかった。

 

「待ってください‼……僕が悪かったんです、僕が周りをよく見てなかったから……本当に、ごめんなさい‼」

 

 目を覚ましたティガ少年が俺を救ってくれた……助かったぁ。

 

「君、名前は?私は、高町なのは」

 

「僕は……レキです。それと、一緒にいたその子はヴィヴィオ。僕の妹です。あの、助けていただいて、本当にありがとうございます」

 

 こいつ、礼儀正しいな。いや、正しすぎるだろ……

 

「俺は、姫矢一輝。お前と同じと言えば分かるか?レキ」

 

「……やっぱりあなたでしたか。よろしくお願いします、姫矢さん」

 

「一輝でいいさ」

 

「はい、一輝さん」

 

(俺とレキは、互いの事を感じ取ったみたいだ。同じウルトラマンだからこそなんだろうか)

 

 無事にレキとヴィヴィオを保護した俺たちは、二人を聖王教会に預け、隊舎に戻った。

 

 

 

 その夜、俺が自室で休んでいると、誰かが扉をノックした。

 

「はいはーい」

 

『一輝くん。私、なのはだよ」

 

「おう……入りなよ」

 

 俺の部屋になのはちゃんが訪ねてきた。

 

「ゴメンね、こんな時間に」

 

「別にいいさ…それで、どうかした?」

 

「うん……保護したあの子たちの事なんだけど」

 

「レキとヴィヴィオか」

 

「そのレキくんの事で。というか、あのウルトラマンの事で、フェイトちゃんとはやてちゃんの三人で話してたんだけど、一輝くんなら、何か知ってるんじゃないかって」

 

「なるほどね。……あのウルトラマンの名前はティガ。別の世界のウルトラマンティガとなら、前に一緒に戦った事がある。3000万年前の眠りから目覚めた光の巨人とかなんとか」

 

「3000万年……あのカプセルもそんな事を…」

 

「カプセル?」

 

「あの子たちを保護した時に持っていたんだけど、話の意味が色々大きくて…」

 

 カプセル……何か引っかかる。

 

「そのカプセル、今どこにある?」

 

「確か……本局の管理部に移送したはず」

 

「………………ちょこーっと、そのカプセル見てくるわ」

 

「え⁉今から?」

 

「そう、だって気になるし」

 

「でもいきなりだよ‼」

 

「考える前に動く。生き残るにはこれが一番‼」

 

 俺はそそくさと本局に向かった。

 

「待って‼私も行く‼」

 

 こうして、俺となのはちゃんで本局に向かった。

 

 

 

「これからどうするの?管理部に直接カプセル見せてくれって言うつもり?」

 

「いや、手は考えてあるさ」

 

 俺となのはちゃんは、ある部門に向かった。

 

 俺の古巣、「本局査察部」に。

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