アークスと艦娘の日々   作:たかしc

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4話

 

周りもかなり暗くなり、鎮守府の今へ戻ってきた二人

今度は大が響にこの世界の事を聞く事になった

 

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響「それじゃ、今度はこっちの世界の情報かな」

 

大「すまないが、よろしく頼む」

 

響「了解だよ、司令官」

 

大「ぶふぉっ」

 

 

大は飲んでいたお茶を噴出しそうになった

確かに司令官になったとは言え、いきなりその呼び方である

流石の大もコレには焦る

 

響「おかしかったかい?」

 

大「すまん、おかしくは無いんだが出来れば響には名前で呼んで欲しい」

 

響「そ、そうかい?それならそうするよ大さん」

 

大「悪い、それで頼む」

 

 

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大が質問したのは以下の事である

 

・あの黒いモノは何なのか

・ここは何という場所なのか

・他にも同じ様に戦っている人は居るのか

 

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・あの黒いモノは何なのか

・ここは何という場所なのか

 

 

響「アレは深海棲艦って言うんだ、この日本の敵と言う認識だね」

 

大「日本?」

 

響「そうか、大さんは日本と言うのを知らなかったんだね 地図があるけと見てみるかい?」

 

大「地図(マップ)か良ければ見せてもらおう」

 

 

大は地図を開き眺める

大体、今の日本と変わらなかった 大は東京エリアにも行った事があるので違和感はなかった

 

 

大「ふむ、オレの知っている日本とソックリだな ok次は深海棲艦の事を聞きたい」

 

響「了解だよ、深海棲艦って言うのは・・・」

 

 

響の話曰く、深海棲艦は今から10年位前に突然現れた人類の敵である事

通常兵器では攻撃は通じず、日本は甚大な被害を追った様だった

基本的には海に居て、一定の周期で上陸して来るそうだ

ただ、陸の上では海よりも機動力が落ちるようで深海棲艦が上陸してきたら逃げて対処してきたようだった

 

コレに対して、日本に機転が訪れる

 

 

響「それは艦娘、私達の事だね」

 

大「ふむ、響を見ても普通の女の子にしか見えないのだが・・・あの装備を見る限りではそうじゃないみたいだな」

 

 

現在、響の艤装は修理中であるので現在はセーラー服を着た少女である

ただ、その身体能力は一般人よりも高い

ただその力は人には向けられず、深海棲艦に対して向けるものと言う事

 

 

響「あの装備は艤装と言って、深海棲艦に唯一攻撃が通る武器の事だね」

 

大「なるほど日本の唯一の武器と言う訳か、その艤装と言うのは誰でも持てるのか?」

 

響「ううん、艦娘だけが扱えるんだ 艦娘って言うのは女性の姿で現れ 司令官の元で戦うと言うのが私達なんだ」

 

 

司令官の元で無いと、その性能は著しく落ちる様だ

その中で深海棲艦と2体同時に相手にしていた響は凄いなと大は思った

 

 

大「なるほど、概ね理解できたかな オレみたいな素人が司令官なんて務まるのか?」

 

響「えーと・・・それは今から説明するね」

 

 

響は暗い顔をして次の話をする

 

 

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・他にも同じ様に戦っている人は居るのか

 

 

響「それじゃ、次の質問だね」

 

大「あぁ、他にも同じ様に戦ってる艦娘は居るのかい?」

 

響「たくさんね、私と同じ艦娘だって居る位なんだ」

 

大「同じ・・・か(クローンみたいだが、いや辞めておこう)」

 

響「艦娘は同じ鎮守府には2人同時に居られないんだ」

 

大「そうなのか、鎮守府って言うのはココ以外にもあるのか?」

 

響「うん、ココ以外にもね」

 

 

響曰く、全部で11箇所の鎮守府があるようだ

第一鎮守府が一番練度(レベル)が高く第十鎮守府が一番弱いとの事

しかし一番強いと言われている鎮守府でもその差は僅差らしい

深海棲艦がおとなしい時に演習を行ったり、倒した深海棲艦の数で成果を判断するようだ

ここで、ふと疑問に思うことがあった

 

大「11箇所の鎮守府なのに第十までしか順位が無いって言うのは何故だ?」

 

響「それは幾つかあるんだけど、まずこの鎮守府に司令官が居なかったって事」

 

大「それはオレが司令官になったから大丈夫なんじゃないか?」

 

響「うん、そっちは大丈夫なんだけど 次が問題なんだ・・・」

 

 

響は首を左右に振り俯いて一枚の写真を大に渡す

写真に写っていたのは響であった

 

しかし翌々見てみると、目の前の響と違う点が幾つかあった

・先ほど付けていた、艤装と違い腰に魚雷?の様なものが付いている

・写真の響は艤装が3~4割程大きい

・そして周りに艦娘がたくさん居ること

 

響「コレはね本来の私の艤装形なんだ、つまりこんな貧相な艤装をしている艦娘は欠陥として扱われるんだ・・・」

 

大「欠陥・・・?何処がだよ、十分戦えてたじゃないか」

 

響「そんな事は無いんだ、本来ね駆逐艦は連装砲で敵を牽制して魚雷で大損害を与えるって言うのが一般的な戦いなんだけど、魚雷が私には付けられ無い」

 

 

響は語る、艤装が小さければ夜戦に突入しても碌に損害も与えられず魚雷も撃てない

昼戦では艤装の小ささが耐久力となっており、少しの被弾で小破や中破になる有様

そんな艦娘の何処に居場所があると思う?っと

気付けば、響は肩を震わせ大粒の涙を流しながら喋っていた

 

 

響「・・・だから・・・私はこの司令官も居ない、ぐす・・昔実験で立てられた第零鎮守府に一人で置かれたんだよ・・・うぅ・・・」

 

大「そうか、でもよ『今はオレと響の二人』だろ」

 

 

そう大は言い、響の頭を撫でる

すると響は大に抱き付き、大声で叫んだ

 

 

響「もう一人は嫌だよ・・・!!こんな艤装だけど精一杯やったんだよっ!!いつかココに司令官が来てくれるって本部は言ってた!!でも誰も来なかったし演習すら出来なかったっ!!」

 

大「・・・」

 

響「寂しかったよぉ・・・うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」

 

 

大は響が泣き止むまで、抱き止め頭を撫でてやった

今まで頑張ったな、大丈夫だ今度はオレが居るんだと励ます

 

10分程して響は泣き止み、疲れてしまったのか大の懐で眠ってしまった

よほど、我慢していたのだろう

 

大はバックパックから、マイルームのアイテムであるベーシックベットを取り出し設置

そこに響をそっと横に寝かせる、その顔はとても穏やかな顔をしていた

響から写真と共に受け取った資料を座布団の上に座り、すっかり冷たくなったお茶を飲みながら読む事にした

 

・鎮守府について

鎮守府では建造・開発・入渠を行う場所である

艦娘達はココで暮らし、深海棲艦との戦いに備え、演習や射撃の練習をする事が出来る

 

・艦娘・建造について

艦娘は建造で作る事が出来る、建造と言っても艤装を作り適正があり志願してきた女性に取り付けると言うものである

食事も人間と同等の物を食べ、傷は艤装が半分以上を吸収する為、素体が傷つく事はあまり無い

艦娘は艤装を付ける事により海の上を浮く事が出来る、体が海の上から離れると艤装の効果は無くなってしまい水中に沈んでしまう(潜水艦は例外とす)、実質轟沈である

※第零鎮守府にはこの機能は付けていない

 

・開発について

艤装の追加装備を作成する事が出来る、作成方法は燃料・弾薬・鋼材・ボーキサイトを任意の数で妖精に渡すと開発できる

尚、出来るものは毎回同じ数を入れても同じものは出来ない、研究を重ねたが何故こうなるのかは未だに分かっていない

※第零鎮守府にはこの機能は付けていない

 

・入渠について

艤装の修理は入渠により修理する事が可能である、損傷に応じ資材を消費する

現在、第一~第十鎮守府には、この設備を10箇所配置してある

資材は燃料・弾薬・鋼材・ボーキサイトの4種類に分かれている

※第零鎮守府にはこの機能を2箇所配置する事にする

 

・第零鎮守府について

第一~第十鎮守府の試験として開発された場所である

今は使われて居ないが、今後何か問題がある艦娘をココに収容する予定である

 

・資材について

本部から成績に応じて1日1回配給される

別途、深海棲艦を倒す事により配給される事もある

 

 

大「本当にプロトタイプとして作られたんだな・・・つーか収容ってアレすぎるだろう」

 

 

コレである程度は艦娘と鎮守府の事が分かった

この鎮守府には建造・開発が出来ない事

そう、ココは本当に鎮守府としての機能はほぼ無いと言う事

そしてそんな場所に響を送った本部に怒りを覚える大であった

 

周りを見ると、タブレットの様な物が置いてあった

見てみると『本日の資材配給 燃料5 弾薬5 鋼材5 ボーキサイト0』と映っていた

総資材の数を見てみると、燃料28 弾薬41 鋼材18 ボーキサイト85

コレはどの位と言うと

 

第十鎮守府ですら各資材が5000である事、総資材に関しては有り余っているのだろう事が分かる

時計を見てみると0時を過ぎていた、流石に今日は色々ありすぎたので眠くなってきた

今後の方針としては、資材を増やし響に少しでも楽な生活をさせてあげると言う事に決めた

 

方針も決まったところで、大も寝る事した

バックパックからフトンを取り出し、ちゃぶ台の横に敷いて寝る事にした

 

願わくば響の笑顔がこのまま続く様に明日も大は頑張ろう

そう思った1日だった

 

 

 





この鎮守府崖っぷち過ぎやしませんかね・・・
しかしその為のアークスです、やってやります次回から
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