問題児と大嘘憑きと吸血鬼が異世界から来るそうですよ!?   作:天崎

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今回から五巻ですが最初の50ページくらい変える要素がないのでカットです。

というわけでカット部分は「前回の三つの出来事」で。




降臨、蒼海の覇者
狩猟


前回の三つの出来事!!

 

一、“ノーネーム”本拠にてレティシアはメイド姿ではしゃいでいるところをぺストに目撃されるのだった!!

 

二、黒ウサギは白夜叉に拉致され、連れ回され、“迦陵ちゃん”と出会うのだった。

 

三、白夜叉から開放された黒ウサギは蛟劉と十六夜に会いに行くのだった!!

 

 

◆◆◆◆◆

 

 

球磨川、暦、反坂とガロロは狩猟ゲームを終え、地下都市に足を運んでいた。

安心院は球磨川の中の教室、忍は暦の影の中で眠っていた。

狩猟にガロロの提案で参加せず、暇だったのだ。

 

『いや~皐君って人化でも結構やるんだね』

 

「ぬらりひょんのじーさんに護身術とか言われて叩き込まれたからな。まぁ近接戦とか面倒だし、これの方が得意だけどな~」

 

反坂はボウガンを担ぎながら適当に言う。

反坂は一反木綿という本質が人化状態に影響しているのかかなり身軽だった。

 

「それにしてもフェイス・レスは凄かったな。僕らの五倍はあったんじゃないか?」

 

『そうだね。フェイスちゃんは確かに凄かったよ。でも君は吸血鬼性を上げた状態ではなかったし』

 

球磨川の言う通り、暦は狩猟の際に吸血鬼性は上げてなかった。

ガロロがゲームにルールとは別の制約を付けていたのだ。

暦は吸血鬼性を上げない、球磨川は【戯】を使わない、反坂は変化をしない、安心院と忍は参加しないというかんじだった。

三人はそれに納得して狩猟をしていた。

ガロロは開会式の準備があると言って去っていった。

三人は露店を眺め、

 

『それじゃあ食べ歩きといこうか』

 

「そうだね」

「そうじゃな」

 

いつの間にか安心院と忍が現れていた。

三人は特に気にしなかった。

この程度のことは慣れてきているのだった。

 

「さて、まずはあの林檎パイといこうか球磨川君?」

 

『君に従うよ。付き合うしかないみたいだからね』

 

そう言って二人は露店の方に行った。

残りの三人は何にするかと周囲を見渡す。

 

「忍。何がいい?」

 

「お前様……聞くまでもないじゃろ。儂はドーn……ギャ!?」

 

言い掛けた忍の額に拳ほどの何かが高速で激突する。

 

「忍!?」

 

暦は頭を押さえる忍に近付く。

近付くと言ってもそこまで離れてはいないが。

忍に衝突したのは目を回した、拳ほどの大きさの精霊だった。

 

「これって怪異?…いや精霊の類いか?」

 

「どっちも似たようなものじゃがな」

 

「食べるか?」

 

「そうしよう!!」

 

「たべちゃダメ!!」

 

割りと本気で身の危険を察知した精霊は、シルクで編まれた赤紫の服を正して立ち上がった。

そして、忍の額に第二第三の衝撃が襲う。

 

「ぎゃあ!?」

 

「ぴぎゃあ!?」

 

「ふぎゃあ!?」

 

「ざまぁあ♪」

 

ズビシッ!!と最後の一声は悪意を込めた飛び蹴りで襲い掛かる。

幼女姿の忍は堪らず後ろにひっくり返る。

 

「同じ精霊が四人?」

 

暦が数を数える。

騒いだ精霊達は何事もなかったかのように飛び去っていった。

忍は起き上がると反坂を捕まえる。

 

「あいつらを必ず捕まえるのじゃ!!お前様!!一反木綿の小僧!!手伝うのじゃ!!」

 

「え~俺はそこのビールが………分かったよ」

 

反坂は反論しようとするが睨まれ大人しく従うのだった。

反坂は一反木綿になり、暦と忍を乗せ、さっきの精霊を追い掛けるのだった。

途中で“サウザンドアイズ”の女性店員とも合流し、反坂は延々と付き合わされるのだった。

 

 




今回から五巻です!!

安心院さんと球磨川さんは別行動になったので巻き込まれずに済みました。

それでは質問、感想待っています。
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