問題児と大嘘憑きと吸血鬼が異世界から来るそうですよ!? 作:天崎
反坂は背に暦、忍と女性店員を乗せながら下を眺めていた。
「(あ~楽しそうだな。ぶっちゃけ俺は関係無いし、面倒だな……)」
酒飲みて~などぼやいていると眼下に楽しそうに食事をする十六夜とリリやがしゃと酒を飲み、濡鴉に文句を言われる悟を見付ける。
反坂はため息を吐き、
「なあ、お前ら」
「何じゃ?見付けたか?」
「もう付き合い切れないから俺は降りる」
……は?と三人が疑問府を浮かべると同時に反坂は人化する。
ユルリと降りていく反坂に対して、突然空中に投げ出された三人は悲鳴を上げながら落下するのだった。
◆◆◆◆◆
「___天が呼ぶッ!!
地が呼ぶッ!!
人が呼ぶッ!!
少し落ち着けと人は言うッ!!」
開会式に白夜叉は派手に登場するのだった。
◆◆◆◆◆
「「ぎゃぁぁぁあぁぁ!?」」
リリと別れた十六夜のすぐ傍に悲鳴を上げて暦、忍、女性店員が降ってきた。
十六夜は呆れたかんじに見つつ手をさしのべる。
「………何やってんだお前ら?」
「………反坂に空中で放り出された」
手を取りながら立ち上がる暦。
その後、二人は女性店員をからかうのだった。
◆◆◆◆◆
『訂正しな、その言葉』
「何?」
『サラちゃんは君達みたいに愚かじゃないって言ってるんだよ』
球磨川は現在、“二翼”の長、グリフィスと睨みあっていた。
始まりは“ノーネーム”に対する侮蔑の言葉をリリがグリフィスに訂正と謝罪を申し入れたことだ。
更にグリフィスはサラに対してまで侮蔑の言葉を言った。
安心院と露店を回っていた球磨川はたまたまそれを見掛け、割って入ったのだ。
「おい小僧!!誰がおr
グリフィスの取り巻きの男の言葉はそれ以上続かなかった。
球磨川が取り巻きの男を螺子で地面に貼り付けにしたのだ。
「な!?」
ほとんど一瞬の出来事に男は困惑して絶句した。
「貴様!!」
もう一人の取り巻きが球磨川に襲い掛かると背後から何者かが酒瓶で殴る。
殴られた護衛は気絶した。
「ギャーギャーギャーギャーやかましいんだよ!!発情期かコノヤロー!!」
殴ったのは頬を赤めて多少酒臭い悟だった。
悟は酒瓶を適当に放り投げると前に出る。
「何だが知らねぇけど喧嘩なら混ぜろ」
『別に喧嘩じゃないさ。僕はただ訂正を求めているだけだよ。同士に対する侮辱のね』
「そうか。なら俺は球磨川につくぜ」
悟は球磨川の隣に立ち、グリフィスの方を向く。
『もう一度だけ言うよ』
「『訂正しろ!!』」
二人はグリフィスを睨み、刀と螺子を突き付け言う。
「………フン」
グリフィスはそれを前にしても余裕の態度だった。
「そう言えば、もう一匹___馬鹿な真似をして誇りを折った者がいたな」
「『?』」
「有翼の幻獣にt
グリフィスの言葉は最後まで続かなかった。
悟がグリフィスを蹴り飛ばしたのだ。
「ご託はいいんだよ!!訂正する気がないんならさっさと変化しろ!!」
『そうだね。完膚無きまでに潰して後悔させて上げるよ』
立ち上がったグリフィスは姿を激変させる。
[このグリフィス=グライフを怒らせたことを後悔しろ!!“鷲獅子”と“龍馬”の力を持つ、最高血統の混血の力を思い知れ!!]
雄叫びと共に、稲妻と旋風が吹き乱れる。
しかし、二人は変化と同時に飛び込んでいた。
「くたばれ!!クズ馬!!」
その様子を安心院は後ろから眺めていた。
隣にはリリもいる。
「(さて、そろそろ“止め”時かな?)」
安心院は三人を止めると称して、グリフィスに手痛い一撃を食らわせようとした時、
球磨川、悟とグリフィスが激突するその時、
「はい、そこまで」
___三人は、第三者によって同時に敗北した。
今回はここまでです。
悟は少々酒が入ったテンションです。
安心院さんは止めると称して球磨川さんと悟には軽い一撃を、グリフィスには重い一撃を与えるつもりでした。
それでは質問、感想待っています。