問題児と大嘘憑きと吸血鬼が異世界から来るそうですよ!? 作:天崎
____“アンダーウッド”・川辺の放牧場。
球磨川、安心院、暦、忍、黒ウサギは騎馬と水着を選びに来ていた。
とはいえ、安心院と忍はさっさと水着を選び、騎馬も気にいったのに決めていた。
黒ウサギだけ、ぺストやリリ達の当日の手伝い用の水着を選んでいた。
十六夜と狐川はグリーの見舞いに、反坂はどこかを飲み歩いてるのだろう。
四人は“ヒッポカンプの騎手”の契約書類を見ていた。
{ギフトゲーム____ヒッポカンプの騎手____
・参加者資格
一、水上を駆けることが出来る幻獣と騎手(飛行は不可)。
二、騎手・騎馬を川辺からサポートをする者を三人まで選出可。
三、本部で海馬を貸し入れる場合、コミュニティの女性は水着必着。
・禁止事項
一、騎馬へ危害を加える行為は全て禁止。
二、水中に落ちた者は落馬扱いで失格とする。
・勝利条件
一、“アンダーウッド”から激流を遡り、海樹の果実を収穫。
二、最速で駆け抜けた者が優勝。
宣誓 上記を尊重し、誇りと御旗の下、各コミュニティはギフトゲームに参加します。
“龍角を持つ鷲獅子”連盟 印}
「騎手は忍でいいとして人数オーバーしてないか?」
『いや、それなら大丈夫だよ。安心院さんはディーンと同じギフト扱いみたいだから』
「僕がちゃんと交渉して許可をとったからね」
どう交渉したかは聞かない方がいいとして暦はそれ以上は聞かなかった。
黒ウサギを待っている間どうするかとなっていると悟達を見付ける。
「お~球磨川。お前らもちょうど来ていたか」
『そうだよ。もう終わったけどね。ところでその人は誰だい?』
球磨川は護衛の他に見知らぬ女性が悟の後ろにいることに気付き尋ねる。
「こいつは河童の河澄だ。こいつがいた方が面白そうだから呼んだ」
「河澄です。よろしく」
河澄はウインクをしながら言う。
「そう言えば他の奴等はどこにいった?」
『ジン君は交渉、十六夜君と狐川ちゃんは見舞いだったよね?』
「確かそうだったはずだ」
「でも皐君だけは行方不明だね」
『露天巡りでもしてると思うよ』
「まぁあいつはそうだな」
悟は苦笑しながら同意する。
そこで思い出したように言う。
「そう言えば聞いたか?“ヒッポカンプの騎手”で“二翼”が優勝した場合。あのクズ馬が“階層支配者”になるらしいぜ?」
『それは本当かい?』
「俺もさっき、仮面の女から聞いたばっかりだからな……」
仮面の女とはフェイス・レスだろう。
「どうやら叩き潰す理由がまた出来たみたいだね。球磨川君?」
『そうだね』
安心院の言葉に頷く球磨川。
「そう言えば俺らがクズ馬に勝った場合に貰う物についてだが……最終順位が高い方が7割でいいな?」
『いいよ。ゲームなんだから君達とも勝ち負けはつけないとね』
球磨川は悟の出した条件に乗るのだった。
◆◆◆◆◆
球磨川達と別れた後、濡鴉は悟に尋ねる。
「どうやら“ノーネーム”は連盟旗を作るらしいけど私達はどうするんですか?」
「“百鬼夜行”はあくまで中立の傭兵コミュニティだからな。親父が動く気ない時は連盟に加わるわけには行かねぇよ。まぁ俺が継いだら話は別だけどな」
悟は笑いながら答えるのだった。
安心院さんと忍は水着を選ぶのは速そうなので黒ウサギが選ぶよりだいぶ速く終わってます。
“ノーネーム”の参加メンバーを先に言うと
騎手、忍野忍
サポート、十六夜
球磨川(安心院)
暦
というかんじです。
それでは質問、感想待っています。