問題児と大嘘憑きと吸血鬼が異世界から来るそうですよ!?   作:天崎

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今回からサーカス編もとい黒ウサギ消失編開始です。
といっても最初は無関係のゲームですが。




番外編「乙」
そうだ、町に行こう


{そうだ、町に行こう。五人より}

 

「あ…あ……あの問題児たちはまったくもー!!」

 

今日も黒ウサギの叫びが響くのだった。

まぁ彼らも約束を破ったのだから仕方がない。

ちなみに狐川は畑仕事を手伝い。

反坂はまだ寝ているのだろう。

 

 

◆◆◆◆◆

 

 

一方、問題児たちは街を歩いていた。

 

「行けども行けども知らない街並。相変わらずムダに広いなこの箱庭ってヤツは」

 

「そうかい?」

 

『安心院さんの感覚じゃ広くないかも知れないけど僕たちにとっては広いよ』

 

「見た事ないものばっかで慣れないしな」

 

「まぁいいさ。すぐに飽きちまう様な所じゃ来た意味がねぇ!!」

 

割りと楽しめに歩いていた。

忍は暦の影で眠っている。

 

『十六夜君は随分楽しんでるみたいだね』

 

「楽しまなきゃ損だろ」

 

「サーカス来てるみたいで賑やかだな」

 

「それにしても君達まで来ることなかったんだよ?」

 

彼らが黒ウサギとの畑を手伝う約束を破って街に来ていたのは安心院が街の方に面白そうな気配を感じたからだ。

 

「お前が何か感じたなら確実に面白そうだからついてきてるだけだ」

 

「どいてどいてー!!」

 

そんなことを話していると一人の少女が十六夜達の間を走り抜けた。

 

「何だ!?」

 

「待てやクソガキー!!」

 

その少女をエプロンをつけた男が追いかけていた。

男と少女が口論をしていると男が少女を殴ろうとする。

そこに十六夜が紙クズを投げて、男を吹き飛ばした。

暦は溜め息を吐く。

 

「ああすまん。ゴミ箱と間違えた」

 

「おいおい十六夜君。ゴミにゴミをぶつけてどうするんだい?ちゃんとゴミ箱に入れなきゃ」

 

『そうだよ。箱庭でもマナーは守っておこうよ。じゃないとゴミがかわいそうだろ?』

 

「いやきっとゴミはゴミ同士仲良くやって行けるさ」

 

「お前ら……」

 

何ごともなかったかのように立ち去ろうとする問題児たち。

 

「それに早く逃げないと……」

 

「背後に何かいるんだよなあ」

 

「見ーつーけーまーしーたー」

 

彼らの背後には黒ウサギが鬼の形相で立っていた。

 

 

◆◆◆◆◆

 

 

その後、問題児たちは黒ウサギから長々と説教されるのだった。

もちろん真面目に聞いてなどいないが。

 

「いつどこでどんなギフトゲームが始まるかもわかりません!!なので避けて通れるような揉め事はなるべく……」

 

「あのさぁ黒ウサギ」

 

黒ウサギの言葉を遮り、十六夜が指をさしながら言う。

十六夜が指をさした方を見るとブチギレた男が立っていた。

 

「実はもう揉めちゃってたりして」

 

 

◆◆◆◆◆

 

 

男の名はカラッチ・トーロというらしく肉屋と称して悪質なゲームを挑んでくるらしい。

もちろん口論になるのだが、カラッチは黒ウサギが月の兎と気付くとゲームを挑んできた。

黒ウサギは問題児に挑発に乗るなと言うのだが………

 

「そのゲーム受けて立とうじゃねーか!!」

 

あっさり受けた。

あまりのあっさりさに黒ウサギも驚愕する。

 

「いやいやあの!!待ってください。今の流れおかしくないですか!?私の話聞いてました!?」

 

「「『「挑発に乗るなとは言ってたがケンカを買うなとは言われてないので」』」」

 

「なんて強引な屁理屈!!」

 

問題児は声を揃えて答えるのだった。

 

 

「ふん!!やっぱりだな!!てめーらみてぇに群れてるガキ共が一番身の程ってやつを知らねぇ」

 

「うるせぇハンバーガー。さっさと開始の宣誓をしろよ!!」

 

「まあ待て。ゲームステージの用意が先だ」

 

直後辺り一体の姿が変わるのだった。

 

 

◆◆◆◆◆

 

 

{ギフトゲーム名“ラビュリントス”

 

 ・プレイヤー

  逆廻十六夜

  球磨川禊

  安心院なじみ

  阿良々木暦

  忍野忍

 

 ・クリア条件

  ステージの謎を解き迷宮を突破

  又はステージ内に潜むホストを打倒

 

 ・敗北条件

  降参もしくは、

  プレイヤーが上記の勝利条件を満たせなくなった場合}

 

 




今回はここまでです。

次から肉屋のゲーム開始です。

それでは質問、感想待っています。
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