問題児と大嘘憑きと吸血鬼が異世界から来るそうですよ!? 作:天崎
いつも通りノリと勢いの次回予告です。
後日談というより、安心院さんの相談室、兼次回予告
「さて、それじゃあサブタイ通りに僕が相談に乗るよ」
「遂に次回予告がついでに!?」
椅子に座る安心院とその後ろで叫ぶ黒ウサギ。
「ちなみにこの場では時系列は無視だよ」
「そもそもどこですかここは……」
二人がそんなことを話していると扉が開かれた。
というより扉が吹き飛ばされた。
そして悟と狐川が入ってきた。
「俺の」「私の」
「「出番はぁぁぁ!?」」
「それが相談かい?とりあえず回答しておくと悟君はそもそも前回の次回予告で無いと言われてたよね?」
「でも少しは合っていいだろ!?」
安心院は無視して狐川の方を見る。
「狐川ちゃんは単純に運が悪かったね。くじ運はそもそもとして人数が既に過多とも言えるところに加える余裕は無かったからね」
「安心院さん………何やら別の視点が入ってる気がしますが……」
「気にしない気にしない。まぁ、最初と最後に出番があっただけいいだろ?」
「納得がいかないです!!」
「とりあえず終わったことだし諦めてね?」
崩れ落ちる狐川。
その肩に手を乗せようとする悟だが……その前に蹴りを入れられる。
ギリギリでガードはしたが。
「いきなり何だよ!?」
「気安く触れるな……」
「お前……俺だけにキツイよな………」
「そりゃあんた嫌いなタイプだし」
「だからっていきなり蹴りはねぇだろ……」
「そもそも同情してるんじゃないわよ。この出番無し!!」
「結構気にしてるんだがら言うな!!」
延々と言い合いを続ける二人だった。
安心院はそれを無視して次に進める。
「いいんですか放っておいて?」
「いいよ別に。今回出番が少ないのは僕もだし」
次に入って来たのは反坂だった。
「皐君が相談とは珍しいね。それで相談は何だい?」
「えーとな……この頃、俺がバトルすること多くね?」
「そんなことはないよ?」
「即答かよ……」
「君は二、三度しか戦ってないだろ?」
「いや、俺は本来は一反木綿だし……俺が直接戦うのはおかしいだろ………」
「要約すると……無駄に動かせるなということかな?」
「ま~そんなことだな」
「認めないでください!!」
スパンと黒ウサギが反坂をハリセンで叩く。
たいして効いてないようで微動だにしてないが。
「俺って人を乗せて飛んでるのが本来の役目だろ?人化状態で戦うのはおかしいだろ」
「君は少しは鍛えてるんじゃなかったかい?」
「昔、ぬらりひょんのじーさんに護身術くらい身につけろって強引に特訓させられたからな。それもじーさん直々に」
「それなら結構な実力だよね。ただサボりたいのがサボれるわけ無いだろ?」
「………それもそうだな~まっしょうがねぇか~じゃーな」
そう言って部屋を出ていく反坂。
あっさり引いたあたり、ただの暇潰しだったのだろう。
「次が最後ですね」
「次の人、入っていいよ」
次に入ってきたのは暦だった。
「僕は一応メインなのに出番が少なくないか!?今回もほぼ無かったし」
「活躍が無いだけで出番はあるだろ?」
「一緒だろ!!というかそっちが重要だよな!?」
「しょうがないだろ?君は特にスキルあるわけじゃないし、吸血鬼性があるとはいえ、それは忍ちゃんの方がかなり上だし」
「はっきりと言うなよ……」
「回答としては実力不足なのと戦闘面で広がりにくいからじゃないかな?」
「………」
吸血鬼性があるとはいえ少し前まで普通の高校生だった人間が箱庭の強者を相手するにはキツイものがあるのだ。
部屋の角で沈み込んで嘆く暦だった。
とはいえ近い内に活躍はあるだろう。
「これで今回の相談室は終了だよ」
「これで終わりでいいのでしょうか……」
「いいんだよ。それじゃあ次回予告は下だよ」
◆◆◆◆◆
『次の舞台は北みたいだね。ところで暦君は何で暗くなっているのかな?』
「何時もの事じゃから気にしんでよいぞ」
『そうかい。北で召集会が開かれるようだね』
「魔王連盟が議題のようだぜ」
「俺も“百鬼夜行”を率いて見に行くぜ」
「総大将に隠れてだから若頭に賛同しているメンバーだけですがね」
「人数としては数十人くらいですね」
「数は関係無い!!ここで功績立てて親父に俺を認めさせるのが目的だからな!!」
「数十人と言っても小妖怪含めてるから戦力になるのは十数人だろ」
「黙ってろ皐!!」
『というわけで次回から連盟旗編が始まるよ』
___to be continue
いつも通りノリと勢いで滅茶苦茶な次回予告でした。
暦に関しては蛇神撫子にボコられる実力なので少し実力的に足りない部分があります。
それでも一応活躍はありますので心配は無く。
次回から六巻です。
連盟旗編で話が大きく動き始めるところでもあります。
それでは質問、感想待っています。